必殺仕事人V激闘編
■更新事項(2002.03.03) タイトル部分のデザイン変更と更新事項欄を追加。
女は海
 TVサイズは1コーラス目を使用。
 おなじみ「彼氏と離ればなれの女性」ソングです。愛にはぐれた主人公は、彼の影を追ってさまよっています。
 『哀しみ色の…』でも触れましたが、京本政樹は『哀しみ色の…』を製作する際に、過去の必殺ソングを相当聴き込んだそうです。この『女は海』の主人公が「彼氏と離ればなれの女性」になったのも、彼が定番曲を数多く耳にしたためなのではないでしょうか。そう考えると納得ができます。
 ところで、下にあるとおり『女は海』は京本政樹が作詞と作曲と編曲を担当しています。加えてプロデューサーも兼ねているので、一人四役。必殺仕事人V激闘編のエンディングでは、作詞・作曲・編曲と組紐屋の竜役の計4回「京本政樹」のクレジットが入ります。後にも先にもこんなに名前が列挙された例はありません。
歌詞参照:必殺シリーズ オリジナル・サウンドラック全集16
作詞:京本政樹  作曲:京本政樹  編曲:京本政樹・大谷和夫  歌唱:鮎川いずみ
恋曼陀羅
 これも不幸なカップルソングです。
 万にひとつの確率の恋も万に九千九百九十九の確率でハッピーな結末を迎えないという、まるで必殺ソングらしい歌です。
歌詞参照:必殺シリーズ オリジナル・サウンドラック全集16
作詞:阿木曜子  作曲:宇崎竜童  編曲:柳田ヒロ  歌唱:梅沢富美男
愛した分だけ
 激闘編第1話にて、主水・竜・政・加代の前に現れた壱・弐・参が名乗りをあげるシーンで使用されたBGMの元になった歌です。
 この歌の主人公は、決して叶わぬ彼へ想いをつのらせる女性。でも、その想いと同等に彼に愛して欲しいという願望も抱いています。
 ちなみにこの歌が収録されている「ラブレーの15分」は京本政樹のファーストアルバムで、必殺シリーズと同じ朝日放送・松竹・京都映画系の現代劇『京都(秘)指令ザ・新撰組』の主題歌「I Can't Say…」も収録されています。
歌詞参照:ラブレーの15分
作詞:京本政樹  作曲:京本政樹  編曲:椎名和夫  歌唱:京本政樹

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