必殺仕業人各話紹介
■更新事項(2005.05.04) 必殺仕業人各話紹介第11話へのリンクを追加。
第10話 あんたこの宿命をどう思う
香具師の元締弥蔵の妾おとよに手を出そうとして殺したと自首した伊平。
伊平には、おゆうという婚約者がいた。
そのおゆうは現在行方不明で、伊平の息子太吉は弥蔵に預けられるらしい。
この不思議な状況に疑惑を感じた主水は、独自に探索を開始し弥蔵に疑いの目を向ける。

その頃又右衛門は、弥蔵を毛嫌いして身を寄せようとしない太吉と知り合い、太吉を預ることにした。
そしておゆうは、弥蔵の座敷牢に監禁されていた。

夜。伊平は牢内で勘助と牢名主に暗殺された。
銀次の目撃情報と伊平の遺言から、弥蔵がおとよを殺しその罪を伊平に着せたこと、勘助が弥蔵の命令で伊平を殺しに来たことを、主水は知らされる。
そして伊平の遺言には、恨みを晴らして欲しいとの最後の一文が。

殺す相手は弥蔵と勘助。早速殺しに取りかかる又右衛門と剣之介。
又右衛門は、標的の二人に両親を殺されながら、その後弥蔵の手で育てられたという過去があった。
思わぬ再会が元で、この日の殺しは失敗に終わる。

後日。失敗の責任を問われ又右衛門は、主水たちからマークされることに。
そんな中、又右衛門は、弥蔵と勘助に呼び出され、太吉を引き渡せだの外道仕事に加われだの今の仲間を教えろだの、無茶な要求ばかりを突きつけられる。
もちろんそんなもんにいちいち耳を貸さないやいとやさんですが。

弥蔵と勘助は、とうとう又右衛門の家にまで乗り込んできた。目的は又右衛門の抹殺。
又右衛門のピンチを救おうと飛び込む太吉に、襲いかかる弥蔵の匕首。
背中に刃物が刺さった太吉を介抱する又右衛門をよそに、弥蔵たちは家から退散。
又右衛門は、外道に成り下がっちまった弥蔵を殺す決意を固める。
(ここで、殺しのテーマBタイプ初使用)

【又右衛門の一言その1】
「政吉ってのはどうもピンと来ねぇ。又右衛門と呼んでいただきましょうか」
【又右衛門の一言その2】
「くそーっ!子供まで殺す外道に成り下がっちまったのか!」

【やいとやの占い】
神社にお参りするやいとや。
祈り終えた時に、供えたおみくじが傾いているのに気付き、それを直す。
結果は大吉。やいとや、いざ出陣。

【次回予告】
ひたすら求めた夢。哀しさも苦しさも、何もない今はただ執念。抜けだせぬこの道、人の世の裏通り。次週、必殺仕業人、御期待下さい。
【キャスト】
赤井剣之介/中村敦夫 やいとや又右衛門/大出俊 お歌/中尾ミエ 捨三/渡辺篤史 島忠助/美川陽一郎 出戻り銀次/鶴田忍 千勢/岸じゅんこ 勘助/山本清 伊平/伊吹新吾 太吉/宮ヶ原淳一 同心井口/浜田雄史 同心中井/滝譲二 おゆう/山口朱実 又右衛門の子供時代/多田和生 牢名主/並木稔 弥蔵/大滝秀治 せん/菅井きん りつ/白木万理 中村主水/藤田まこと

本放送日:76.03.19  脚本:村尾 昭  監督:蔵原惟繕 

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