必殺仕事人各話紹介
■更新事項(2007.10.06) 次回予告を追加。
第32話 隠技待伏せ斬り
親に権力があるばっかりに、それを笠に着て乱暴狼藉を働くバカ息子って奴は、いつの世にも居るようで…。

そのバカ息子たち高岩源次郎・大野兵馬・荒木貴三郎はお袖に乱暴しようとするが、お袖と揉み合っていた貴三郎に刀が刺さり、それからしばらくして貴三郎は死んでしまった。
残された源次郎と兵馬は、貴三郎の死をネタにお袖の姉染香を脅迫、それ以来染香を自分たちの金づるにまたはオモチャにして利用する。
そして再び源次郎と兵馬は、お袖に色欲の目を向けた。
お袖は二人に手込めにされた挙げ句殺害されてしまう。
染香は、お袖の恨みを晴らすため、六蔵に源次郎・兵馬殺しを依頼した。

それからしばらくして、源次郎と兵馬が町中で人足に斬りつけるという騒ぎを引き起こした。
この事件をきっかけに、早川様は以前から度重なる二人の所業を評定所に訴え出た。
結果二人は切腹させられたと奉行所に連絡が入るが…。

しかしその死に疑問を抱いた仕事人は、源次郎の墓を暴き空の棺桶を掘り起こした。
つまり源次郎は死んでいないことになる。おそらくは兵馬も貴三郎も…。
三人の居所をつかむため秀が高岩家の屋敷に潜入し、上月藩上屋敷に三人が匿われていることを突き止めた。

その上月藩にとって源次郎たち三人が厄介者に過ぎず、三人はすぐさま江戸から上月藩領へ追い払われてしまうことになった。
このまま三人が江戸から逃げられたら仕事がやりにくくなる。主水たちは白昼堂々の殺しに乗り出す。

【主水の一言】
「いっぺん死んだ人間がウロウロしているからこんなことになるんだ」

【次回予告】
藩を追われた腹いせに、人を斬り、火を放つ。ひとり息子を奪われた父親が、逃げ惑う人々のなかで、悪徳藩士に立ち向かっていく。『必殺仕事人』御期待下さい。
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 加代/鮎川いづみ おしま/三島ゆり子 涼/小林かおり 同心早川/早崎文司 美鈴/水本恵子 染香/有吉ひとみ お袖/尾崎弥枝 高岩源次郎/加藤大樹 大野兵馬/村上正次 荒木貴三郎/山本茂 長助/有光豊 権次/河野実 徳兵ヱ/日高久 高岩/邦保 老用人/北原将光 同心/宮川珠季 番頭/伊波一夫 仲間/暁新太郎、諸木淳郎 老商人/沖ときお 医者/藤川準 口入屋番頭/美鷹健児 大工/丸尾好広 左官/西川ヒデキ せん/菅井きん りつ/白木万理

本放送日:79.12.28  脚本:武末 勝  監督:松野宏軌 

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