2009年 8月30日(日) 
 参考: 小畔川の橋案内(地図)     Special Thanks : 小畔川通信(jetpapa)さん


 8月最後の土日、まだ学校が夏休みなので高速は遠慮して、近くでオイカワ釣りモードです。
 自作オイカワ用フライロッドをまた作ったので、仮組みのままテストに行きました。

 1尾釣れたので、「まあ、いいんでないの。」と2尾目を狙ってキャスト。
 ・・・バキッ!・・・折れました。

   

 自作した印籠継ぎの心材が折れてしまいました。・・・ショック。
 やはり、このオイカワフライロッド試作4号機の設計思想にはムリがあったようです。

 
・・・あの、ちょっと待って、4号機??

 あ、説明不足でスミマセン。順を追って説明しますと、

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 ■試作1号機 OIKAWA "Queen" CST 6' 10" 1pcs
  昔買った素性不明の渓流竿(振り出し 5本継 8尺)で製作
 
 前回のレポートの通り、これは最初の製作にしては面白い竿になりました。#0以下の調子です。

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 ■試作2号機 OIKAWA "Queen" CST 8' 0" 2pcs
  
カーボンへら竿(振り出し 3本継 9尺)で製作。 8'にカットし、さらに中間をカットして印籠継ぎを追加。トップをソリッドに変更
 
 1号機のようなアクションにならず#1程度の感じ。保留としてガイド装着せず、未完の状態。

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 ■試作3号機 OIKAWA "Queen" CST 8' 0" 3pcs
  
カーボンへら竿(並継 3本継 8尺)で製作
  全長、並継はそのまま、へらグリップを削り取りグリップを装着。トップをソリッドに変更
 
 なぜか、さらに番手が上がってしまい、#2程度の感じ。また保留。

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 そして今回の、

 ■試作4号機 OIKAWA "Queen" 
GST 7' 6" 2pcs グラス万能竿(振り出し 3本継 8尺)で製作
  グラスで重く、また元径が太いのでカーボンのパイプをグリップ側に継ぎ足し、さらに中間をカットして印籠継ぎを追加。
  この万能竿は最初からグラス(
G)のソリッドトップ(ST)。
 
 やはり、まだすこし重い感じですが、アクションはグラスなので柔らかになりました。

 印籠継ぎの心材は何を使うか悩みました。
 結局、竹を使いました。素材の選択としては間違っていなかったと思いますが重いロッドにはムリだったようです。


 ブランクを検討しに釣具屋に行って、ようやく「なぜ、1号機のような柔らかなアクションにならないのか?」がわかりました。
 へら竿も「硬調」「中硬」という調子があるんですね。2号、3号の竿はそういう表示がなかったので一般的な「硬調」を買ってしまったようです。
 カーボン含有率は「中硬」で90%程度で、1号機の渓流竿もその程度だと思われます。
 へら釣りはやったことがないので遠回りしてしまいました。(^_^;)


 印籠継ぎの心材については、また100円ショップで驚愕の素材を見つけてしまいました。
  
 グラスファイバーの1.8mの棒が2本で100円でした(^_^)
 これを削ってテーパーを付ければ、グラスソリットのロッドになってしまいます。(笑)

 印籠継ぎを直すか、次のブランク素材を用意するか、検討中。



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