No.9 | ブービーメーカー (kingfisher流ブービーフライ) |
皆さん、ご存知かと思いますが、「ブービーフライ」というのがあります。 フロートとして、発泡スチロールを付けたフライで、いろいろな使い方ができます。 リンクサイト 家元さんの「フライフィッシング裏千家」 や、ebiさんの「ebiのFlyFishing」 でも紹介されていますので、 使い方、釣り方などはそちらのサイトも参照して下さい。 今回は、シンキングのリトリーブ用パターンとして、kingfisher流ブービーフライ、名付けて「ブービーメーカー」を紹介します。 ●完成品 「おっ、バイスが変ったな」と気づいた方は常連の方ですな。そうなんです。DYNA-KINGを買いました(^.^) |
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マテリアル |
A. 発泡スチロールのボール これは直径10mmのもの。釣具屋や画材屋で売ってます。 なにかの梱包の緩衝材として使われている発泡スチロールから作っても十分です。 B. ポリフィルム(ポリ袋をカット) 本来のブービーフライは、フロート(発泡スチロール)の固定にストッキングを使いますが、その代わりとして、 色付きのポリフィルムを使います。フィルムといっても、ポリ袋、つまりスーパーの袋を切ったものです。 いろいろな袋から、色を選ぶことができるのがメリットです。 また、発泡スチロールの浮き袋として、水密シールの役目も果たします。 |
C.フックはTMC 900-BL #10 | |
D.ビーズ | |
タイイング |
1. 発泡スチロールのボールを半分にカット。さらに指で潰して扁平にする。 この工程はお好みです。別にカットしなくても、潰さなくてもOKです。 2. ビーズ、ポリフィルム、発泡スチロールの順にフックに通し、バイスにセット。 3. ポリフィルムをスチロールにかぶせて、スレッドで止めます。(スミマセン、ピンボケです。) 4. テールにマラブーなどを付けます。 5. ボディマテリアルを適当に付けて、完成。(下の例は、お馴染みボディウィングプロテクター) ●正面から見たところ。 ●上から見たところ |
コメント |
またまた「なんじゃ、これ」って感じですね。いつもスミマセン。 シンシキングで釣る場合に、底べったりから、フロート効果によって少しフライを浮かせるためのパターンです。 これならば、沈下の速いラインを使ってもフライが底を引きずることがありません。 ライン直結のティペットはやや短め。長くすると本当に浮いてしまいます、(そうゆう使い方もありますが) スチロールを扁平にするのは、フッキングを良くするためです。 ●ブービーフライの名前の由来は知りませんが、私の発想では、 「底(最下位)から、すぐ上だから?」なんて思いました。(^_^;) ということは、「ブービーメーカー」じゃ、底ずるずる? |