NO.2  ムートンのインジケーター
写真   

     
 マテリアル a. ソリッドトップ 
  竿の穂先補修やヘラ用のウキを作るためのプラスチックの細い棒です。
  0.8mmストレート (50cm2本入りで500円程度)
b. ムートン
  値段は忘れましたが、たしか数百円。
  写真右上の状態で、すでに20ケ程のインジケーターを作ってます。
  1つ買えば何年も使えます。  
c. スレッド 普通の太さのもの オレンジ
 タイイング  1. ソリッドトップは先端(片側)をサンドペーパーまたはナイフなどで尖らせる。
   ウキゴムが入りやすいようにするため。(市販品と同じ)  
 2. ソリッドトップを厚紙にはさみ、バイスで固定する。
   写真の厚紙は文房具のファイルの表紙を切ったもの。
 3. 先端から7、8mmの位置でスレッドを巻く。(写真左下 ビンボケですみません。)
 4. ムートンを適量切り取り、長さの中央をスレッドで巻く。
 5. パラシュートフライ同様に横方向に根元を巻く。(写真右下)
   ハーフヒッチで巻き止め、瞬間接着剤でスレッド部を固定する。
 6. ソリッドトップを外して、適当な長さでカット。カット側も尖らせる。
   完成(写真左上)。
 使うときに必要 d. ミニウキゴム φ0.7
  市販品のインジケーターにも付いている黒いゴム。12コ入り150円程度 
  ウキゴムはなくしやすいので、多めに買っておきましょう。安いですし。
e. Gink(ペースト状フロータント) 
これは必須です。
 コメント  私がフライフィッシングを始めたころ、加賀FAなどでみんなが使っているこのタイプの
 インジケーターはあまり市販されていませんでした。(加賀の売店にあることは後で知り
 ました。でも、ちょっと高いし、マテリアルがすこし違う。)

 そして、材料を揃えれば、安く、たくさん作れることを知りました。
 おそらく、最近フライフィッシングを始めた方もインジケーターには悩んでいると思い、
 フライではない、インジケーターの作り方ページにしました。

 インジケーターのポイントはなんと言っても浮力が長持ちすることですが、
 材料はこのムートンで決まりです。いろいろ試しましたが、ムートンにGinkを塗るのが
 一番だと思います。1日釣っても、これが2、3コあれば足ります。
 自作すると、大きさを自由に作れるのもメリットです。
 カラーはこのオレンジ(フレームカラー=炎色)だけで十分です。
 

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