金八先生マニアックス - 参考文献・挿入歌リスト第7シリーズ後半

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第7シリーズ後半

【第11話「鶴本直・決断の旅立ち」】

■LUX 〜救い　: artist : 城之内ミサ; album : 3年B組金八先生 — TV オリジナル・サウンドトラック; 鶴本直（上戸彩）が登場したシーンで流れた、第6シリーズでお馴染みだった直のテーマ曲。
■Je n'aime pas moi　: artist : 城之内ミサ; album : Dimanche~日曜日~; 同じく直の登場シーンで挿入。第6シリーズ終盤、直とミッチーの乱闘など重要な局面で流れた挿入歌でありながら、なぜかサントラには収録されなかった曲。フランス語。
■星座ガイドブック春夏編: author : 藤井旭; publisher : 誠文堂新光社; 警察に連行される父・栄輔（うじきつよし）を追おうとするしゅうが、机の引出しから昔の写真を取り出したときにその下にあった本。このとき挿入歌「Jupiter」が流れていたことから、それとの関連で宇宙っぽい本が置かれていたものと思われる。藤井さんは天文観測家であり著書も多数。
　■平原綾香／Jupiter: ≫5話

【第12話「事件続発3B混乱」】

■若きウェルテルの悩み: author : ゲーテ; publisher : 新潮社; 職員会議で本田先生（高畑淳子）が言った「ウェルテル効果」とは、ある自殺が引き金となって自殺が相次ぐこと。ゲーテの名著「若きウェルテルの悩み」にて主人公の自殺が反響を呼び、感化された若者の間に自殺が流行したことによる。ここでは高橋義孝訳の新潮文庫版をご紹介。
　■熊木杏里／私をたどる物語: ≫6話　金八（武田鉄矢）が乙女（星野真里）手作りの弁当を持ち丸山家へ向かうシーンで流れた。

【第13話「命とは何だろう…？金八先生、涙の授業」】

■いのちいっぱい　: artist : 相田みつを; publisher : ダイヤモンド社; 授業の題材となった詩「夢はでっかく根は深く」はここからの引用。故郷の風景写真を入れるなど人間・相田みつをの姿が立体的に見えてくる、著者生前最後の作品集。
■あなたの夢はなんですか？私の夢は大人になるまで生きることです。　: author : 池間哲郎; publisher : 致知出版社; 金八が「命の授業」の中でとりあげた本。スモーキー・マウンテンの例を引用した。アジア貧困地域の過酷な現状や、今日を必死で生きる子どもたちの姿に心を動かされる。池間さんはNGO沖縄アジアチャイルドサポート代表理事。
■日本一短い手紙「いのち」一筆啓上: editor : 福井県丸岡町; publisher : 角川書店; 「つらい時には命のこと考えるのに楽しい時には考えないのなぜだろう？」という少女の詩はここからの引用。『日本一短い「母」への手紙』で有名になった、福井県丸岡町の手紙コンクール「一筆啓上賞」の入賞作作品集。第9回は「いのち」をテーマに様々な想いが込められている。

【第14話「車掌がトラメガを捨てたワケ」】

■掃除当番: artist : 城之内ミサ; album : 3年B組金八先生第5シリーズオリジナル・サウンドトラック; 学校屋上で車掌（府金重哉）が坪井典子（上脇結友）に告白したシーンで流れたBGM。第5シリーズ・サントラの4曲目に収録されている。（情報提供：由良川さん、名無し草さん）
■マツケンサンバII: artist : 松平健; album : none; 車掌の力になろうと着ぐるみ姿で街へ連れ出したギャル組（安生有希：五十嵐奈生、小川比呂：末広ゆい、中木原智美：白石知世）が、踊りながら歌っていた曲。突如ブレイクし一大ブームを巻き起こしたことは記憶に新しい。
余談になるが、生で見たらマツケンすごすぎ。あまりの存在感にビックリうっとり。真島さんもオーラ出てた。
■You raise me up　: artist : SISSEL; album : My Heart; 車掌が放火犯を見つけ追跡するシーンで流れた透明感溢れるBGM。「あなたに支えられて僕は強くなる」という歌詞がピッタリ。多くのアーチストがカバーする名曲だが、これはノルウェーの美声シンガー、シセルのバージョン。15話でも挿入。　（情報提供：名無し草さん）

【第15話「給食費未払い3年の両親」】

■ニューコース問題集中3英語: editor : 学研; publisher : 学研; ハンスト中の狩野伸太郎（濱田岳）がプリングルズ他のお菓子に吸い寄せられるように近づいていった時、手にしていた参考書。おそらく英語。ちなみにプリングルズは番組のスポンサーであるP&Gの製品。
■地上の星: artist : 中島みゆき; album : 短篇集; 狩野鉄工での野外授業中に、金八が伸太郎の父・伸介（田口浩正）を「足立区の地上の星」と称えて生徒らに歌わせた曲。NHK・プロジェクトX主題歌。給食費未納と受信料不払いを引っ掛けた、とはさすがに勘ぐりすぎか。
　■SISSEL／You raise me up: ≫14話　一生懸命ビラを配るシマケン（筒井万央）が伸太郎の姿を見つけ微笑んだ、その時流れた曲。
　■熊木杏里／私をたどる物語: ≫6話　ラスト、稲葉舞子（黒川智花）がインターネットで覚醒剤について調べている場面で流れた曲。

【第17話「人命救助で入試に遅刻！」】

　■相田みつを／いきていてよかった: ≫1話　金八が受験心得として紹介した「ちからをいれてりきまない」はここからの引用。

【第18話「しゅうに迫る悪魔の影」】

■Evening falls: artist : ENYA; album : ウォーターマーク; ラスト、金八先生がしゅうの腕の包帯を取った場面で流れた曲。（情報提供：名無し草さん）

【第19話「しゅう最後の日、最後の授業」】

■生きる　: author : 谷川俊太郎; publisher : サンリオ; 金八がしゅうを優しく抱きしめ、語り聞かせた言葉。これは「詩集うつむく青年」に収録されている谷川俊太郎の「生きる」という詩。「いま、生きている」ことの素晴らしさ。
■アヴェ・マリア　: artist : Inessa Galante; album : アヴェ・マリア〜ガランテ衝撃のデビュー; しゅうが警察に逮捕、連行されるシーンで象徴的に流れた曲。様々な作曲家の「アヴェ・マリア」がある中、これはルネサンス期のイタリア宮廷音楽家・カッチーニ作曲のもの。イネッサ・ガランテはラトビア出身のソプラノ歌手。（情報提供：健さん、シュー☆さん、ぽんぽんさん）; ちなみに全くの余談だが、金八スタッフの多くがその製作に関わった2000年のドラマ「教習所物語」の中に、「阿部マリア」という役が存在した。演じていたのは、金八第5シリーズで米田真規子役、現在も舞台版金八のレギュラーである倉沢桃子さん。
　■水谷修／さらば、哀しみのドラッグ: ≫10話　覚醒剤の害についての授業の中で、金八が伝えた「ドラッグを使用してやめられた者はたった3割」はこの本からの引用。

【第20話「裏切られても生徒を信じる」】

　■イネッサ・ガランテ／アヴェ・マリア: ≫19話　冒頭、前回のラストシーンのリフレインで流れた曲。
　■伊藤多喜雄＆TAKIO BAND／TAKIO’S SOHRAN 2: ≫4話　伸太郎が工場でひとり文化祭のしゅうの姿を思い出していたシーンで流れた曲。
　■熊木杏里／私をたどる物語: ≫6話　金八と乾（森田順平）が屋台で酒を酌み交わし、ともに歩んだ25年間を振り返っていた場面で流れた挿入歌。

【第21話「揺れる金八、大揺れの3B」】

　■谷川俊太郎／生きる: ≫19話　しゅうに面会した金八が、再び朗読して聴かせた詩。「詩集うつむく青年」に収録。

【第22話「25年目の贈る言葉」】

■農民芸術概論綱要: author : 宮沢賢治; publisher : 新潮社; 「辞表は破きます」と告げた金八が生徒らへ続けて語った「求道すなわち道である」という言葉は、宮沢賢治のこの作品からの引用。新潮文庫の「宮沢賢治万華鏡」に収録されている。この作品からは第5シリーズ6話でも「世界がぜんたい幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」という部分を金八が引用している。
■桜中学校歌　: artist : 3年B組生徒一同; album : 3年B組金八先生オリジナル・サウンドトラック; ドラマ原作者の小山内さんが作詞、第1シリーズ音楽担当の瀬尾一三さんが作曲した桜中の校歌。「第4シリーズサウンドトラック」に、第4シリーズの生徒たちが歌ったものが収録されている。
　■熊木杏里／私をたどる物語: ≫6話　金八が自宅にて、乙女から「お母ちゃんとの約束、守ろ。」と励まされた場面で流れた挿入歌。
　■平原綾香／Jupiter: ≫5話　1000人を目標に嘆願署名を集めることを決意した3Bのバックに流れた挿入歌。
「漢字一文字の贈る言葉」のシーンではオルゴールバージョンが流れた。
　■長田弘／世界は一冊の本　■光村図書出版／国語3: ≫6話　生徒らが集めた嘆願署名が目標の1000人を超えたと判明した直後の授業で、「アンコールにお応えして」読まれた詩とそのときの教科書。
　■伊藤多喜雄＆TAKIO BAND／TAKIO’S SOHRAN 2: ≫4話　しゅうとの再会を信じてソーラン節を再び練習するシーン、そしてラストの渾身のソーラン節で流れた曲。
　■イネッサ・ガランテ／アヴェ・マリア: ≫19話　しゅうからの手紙を読み上げる場面で流れた曲。

【真の最終回スペシャル】

■JODAN JODAN: artist : 海援隊; album : 全曲集（POCH1441）; 教室に卒業生が集まったシーンで、机の中からでカビたパンを見つけて「絶対コイツ給食費払ってねぇよ！」と発言し一瞬にして場の空気を凍りつかせてしまった伸太郎が、リカバリーしようと振りつきで踊ってみせた曲。
■いのちの根　: author : 相田みつを; publisher : 文化出版局; 「たった一人の卒業式」の最後で金八が紹介した「なみだをこらえてかなしみにたえるとき…」という詩。詩集「にんげんだもの」に収録されている。
■キューティーハニー: artist : 倖田來未; album : キューティーハニーオリジナル・サウンドトラック; チャリティーランの途中で渋谷ギャル組（有希、比呂、智美）が陽気に口ずさんでいた曲。
　■SISSEL／You raise me up: ≫14話　新聞販売店のしゅうが昔を思い出すシーンで流れた曲。
　■熊木杏里／私をたどる物語: ≫6話　さくら食堂で康二郎がクラスメイトに謝ったシーン〜しゅうが母親の実家のある漁港へ向かったシーンで流れた挿入歌。
　■イネッサ・ガランテ／アヴェ・マリア: ≫19話　3Bの教室に逃げ込んだしゅうが、「最後の授業」を思い出しているときに流れていた曲。
　■谷川俊太郎／生きる: ≫19話　自信をなくしたしゅうに、みんなが朗読して聴かせた詩。「詩集うつむく青年」に収録。
　■桜中学校歌: ≫22話　「たった一人の卒業式」で歌われた。

　
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