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西牟婁郡白浜町
崎の湯
sakino-yu-spa.
 泉質 ナトリウム−塩化物泉  【泉質について】
 効能 【浴用】創傷、火傷、慢性湿疹、神経痛、リウマチ、冷え性等
【飲用】慢性消化器病
 営業時間 【4・5・6・9月】8:00〜18:00
【7・8月】7:00〜19:00
【10〜3月】8:00〜17:00
  水曜日(開いてる日もあり、要確認)
【0739−42−3016(白浜町観光協会)】
 料金 一律300円(3歳以上)
  10台
 内湯 なし
 露天 男3、女3
 その他 敷地内(駐車場)にトイレ
 無料備品 なし
 有料備品 忘れた
 休憩室 なし
 食事処 なし
 宿泊 不可
 レクリエーション なし
 コメント ●白浜町にある、由緒ある温泉。自然に侵食された、天然の岩風呂という大変珍しい温泉で、古に「湯崎七湯」と呼ばれた名泉のうち、そのままの形で今に残る唯一の温泉です。そういえばここは、以前は無料で入湯できましたが、さすがにこのご時勢、無料で管理ってのも難しく、ついに有料化されました。とはいえ、波が打ち寄せる豪快なロケーションで、大変に歴史のある温泉に浸かれるわけですから、300円ってのは妥当な金額ではないでしょうか。

●さて、ここにあるのは露天風呂のみ。脱衣所に屋根があるのみで、露天部分はホントに露天。雨でも降ればそのまんま降雨にさらされるという、まぁ考えてみれば当たり前の露天風呂。湯船は3つに分かれていて、一番外側にある湯船から10メートルほど先に海岸線があるので、波が強い日などには波が進入してきます。打ち寄せる波音に「ここまで入ってくるかも?」と、ややビクつきながらの入湯も乙なもの。ただしあまりに海水の流入が多くなると一番外の湯船は入湯できなくなります。

●石鹸やシャンプーを置いておらず、洗身・洗髪用のカランやシャワーもないので、入湯のみを楽しむ温泉と言えます。雰囲気的に、こんなところで泡を撒き散らしていると他の人に怒られると思います。

●脱衣所には屋根がありますが、脱衣所内のロッカー(というよりも扉付きの棚)はおおむね鍵が機能しておらず、貴重品の保管については料金所横の有料ロッカー(¥100、戻ってきません)に頼るか、車でお越しなら車内で管理、ってことになります。

●泉質は食塩泉で、肌にさらりと軽く絡みつく感じが非常に心地よい温泉ですね。塩泉ですから体が温まるのが早く、湯から上がった後もホカホカします。湯温も白浜温泉の例に違わず熱め。43℃ぐらいだと思います。ちなみに源泉(「みゆき2号」という名称がついてます)は86℃とかなり高温です。できれば半身浴で、白浜の陽を浴びながら湯から出たり入ったり、ゆっくり楽しみたいですね。一切濾過を行っていないので、源泉のエキスを存分に楽しめますよ。

●駐車場は10台ほどしか停められないので非常に混みやすく、土日祝や繁忙期には大混雑します。特にこの駐車場は、幅5m程の道路を50m程入った行き止まりの位置にあるので、入庫待ちの車と出庫した車とが狭い道路で壮絶な離合を繰り返していることがあります。ですから混みそうな日は他の有料駐車場に停めて歩いたほうが早いです。

湯を楽しんだ後は、崎の湯入口の手前にある温泉卵「反対たまご」を是非。「反対」「反対」とアピっているのでてっきり環境破壊とかに反対してんのかと思えば違います(考えすぎ)。何が反対なたまごなのかっていうと・・・まぁ調べたら分かることだから晒してみますか。

●えーっと、わかりにくく言うと白身と黄身が反対。これ、場所が反対なのではなくて、温泉卵としてしかるべき状態が逆っていうか、卵の不可逆性っつか蛋白質の凝固のシステムのトリックというか・・・うーむ余計ややこしいですね。お付き合いありがとうございますw要するに普通の半熟の温泉卵って、白身がある程度固まってて、黄身がトロリとしているでしょう。ところがこの「反対たまご」は白身がトロリとしていてほとんど固まってなくて、黄身が半熟程度に固まっているんです。イメージできましたか?殻を割ると、白身が殆ど固まっていないので(透明ではなく、白色にはなってます)、こぼれ出そうになるのをおもむろに軽く吸います。でも軽く固まっているので、こぼれそうな部分を吸い取ったらそのまま殻を剥いてゆきます。少しの間、それを繰り返すと黄身が出現。こちらは半熟卵ぐらいに固まっているので、要は白身をこぼさず吸い取れればOK。その間も殻を少しずつ剥きながら白身を吸う行為を続けます。そんなわけで最後はチュルンと残った黄身と白身を口に入れて終了。ちょっと大変そうでしょ?でもこれが楽しくて楽しくてしょーがないんですよね。食べる前はこの反対卵を画像に収める予定でしたが、「剥いて吸う」プロセスにあまりに一生懸命になりすぎて、撮るのを忘れていました。すみませんでした。
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 アドレス 和歌山県西牟婁郡白浜町1688
0739−42−3016(白浜町観光協会)

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