トップページ観光ウラオモテ温泉ミニカタログ>ホテル浦島「忘帰洞」ほか
大分離れているのに、全体が収まらないくらい大きなホテル。写真をたくさん使っていますが、なるべく軽く作っています。





東牟婁郡那智勝浦町
ホテル浦島 忘帰洞 ほか
hotel Urashima "bouki-dou"etc.
 泉質 含食塩-硫化水素泉(含硫黄-ナトリウム-塩化物泉)、
単純硫黄泉など9つの泉源あり 
【泉質について】
 効能 【浴用】慢性関節リウマチ、慢性筋肉リウマチ、神経痛、神経炎、慢性婦人病、糖尿病、創傷、虚弱児童、胃腸疾患など
【飲用】慢性便秘、糖尿病、神経痛、痛風、慢性関節リウマチ、慢性筋肉リウマチ、慢性気管支炎カタル、慢性消化器疾患など
※泉源の違いにより、温泉毎に効能も少し異なります。
 営業時間 12:00〜20:00
  無休
 料金 500円
(但し、日帰りの場合駐車料金や渡し舟の料金などが加算され、結局一人2000円くらいになる)
  500台以上(日帰りは3時間600円、宿泊者は無料。確認される。)
 温泉 忘帰洞 ●押しも押されぬ超メジャー温泉。洞窟内に温泉があります。今まで何度となくTVや雑誌等で紹介されていますね。
●2つに区切られており男女入れ替え制なので一日たてばもう一方にも入れます。
●泉質は含食塩-硫化水素泉と、純硫黄泉の二箇所から湧出。純硫黄泉の源泉を舐めてみましたが、しょっぱかった(笑)。色は黄色っぽく硫黄臭も強めで、温泉の雰囲気炸裂。僕は好きな臭いかなあ・・・。宝飾品などは変色する事があるので、外して入浴して下さい。そのような注意書きは各所にあります。
●かつては玄武洞と並び、「女湯が覗ける」温泉としても名を馳せていたらしいですが、現在それはかなり困難だそうです(たまたま一緒に湯船に入っていた人が教えてくれた)。塀の脇の湯舟は、実は水面下で繋がっていて、仕切りが無いところがあるそうです・・・(こっちの情報は知人談)。
【利用可能時間】
5:00〜10:00、11:00〜24:00
忘帰洞内部。
◆忘帰洞の左側部分。結構広い。
忘帰洞内部
◆忘帰洞の右側部分。
玄武洞 ●忘帰洞と並んでスゴイ温泉。先まで行くと、眼下に波が見えます。先の方は岩がゴツゴツしていますので足を切らないようご注意を。
●泉質は含食塩硫黄泉と書いてありました。忘帰洞と同じく一日毎の男女入れ替え制。一泊されるなら夜入って、翌朝にも行ってみて下さい。内湯の形など違いがあるので、別の温泉に入っているみたいで新鮮です。
●先っぽがタイトに締まっているので湯気が内部にこもり易く神秘的。「洞窟度」では忘帰洞より上と感じました。是非この閉塞感も楽しみましょう。
【利用可能時間】
5:00〜12:00、14:00〜24:00
玄武洞内部。
◆夜の玄武洞。神秘的。
男:
滝の湯

女:
ハマユウの湯
●滝の湯はそのまんま、滝があります。直径1.5mくらいの樽風呂が外(露天)に一つ、中に一つあります。右の写真では、浴室内の樽風呂が右端に黒く写ってます。
●僕の場合は夜中(2時頃)に入ったせいか、右の樽風呂はチンチンに沸いていて人間が入れるような熱さではありませんでした・・・。無理して入って耐えられず、大慌てで飛び出しましたが、かつての「たけし軍団」の苦労が偲ばれたひとときでした。
【利用可能時間】
24時間(清掃12:00〜14:00)
滝の湯内部。
◆滝が見えますか?露天も有り。
遥峰の湯
(山上館専用)
●山上館宿泊者にのみ入浴が許される、まさにエグゼクティブな温泉です。ちなみに「ようほうのゆ」と読みます。泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。ホテル内の他の温泉よりも硫黄臭がおだやか。湯まで上品なんかいな・・・。
●高級なのでタオル・バスタオルや髭剃りなんかがいくらでも使い放題。でぃたくや!少々持って帰られてもビクともしないんだろうなぁ。
●写真が汚いので見えにくいですが、眼下に那智勝浦町が見渡せます。夜景がとてもきれいでした。

◆山上館宿泊者専用。ハイソ。
男:
狼煙の湯

女:
天女の湯
●露天のみの展望温泉。「のろしのゆ」です。日の出前から開くので、時期によって営業時間が変わります。眼下に那智勝浦町を展望でき、開放感と景色の両方が楽しめます。
●ここから見える日の出がきれいだと評判で、前夜3時に就寝し6時に起きたのですが、僕が行ったときは曇っていました・・・。ホテルを出る頃にきれいサッパリ晴れ上がりゃぁがって!ガッデム!はぁはぁ・・・おっと失礼(^^ゞ前夜は宿泊客も「明日の日の出は〜」などとあちこちで話をしていますよ。フロントなどでも日の出時刻を表示。
●外を通って行かないといけないので、冬場はちょっと寒いです。少し着込んで行きましょう。
【利用可能時間】
5:30〜10:00、12:00〜22:00

◆見晴らしもいいです。
磯の湯 ●24時間●「ごんど館」にある温泉。こちらも極めてノーマルな温泉らしい。
【利用可能時間】
6:00〜13:00、15:00〜24:00
ごんど浴場 入浴可能。僕は入っていませんが、
入浴した方によれば「ごく普通の温泉」だとか。
【利用可能時間】
24時間(清掃10:00〜12:00)
 無料備品 ●ボディソープ●シャンプー●リンス●ドライヤー●くし
フロントで入浴料を支払う時、タオルを一枚貸してくれます。
宿泊者はフロントに言えばいくらでもタオルを貸してくれます。
 有料備品 特に無し
 休憩室 入浴のみの人は、ホテルのロビー等を利用する事になります
 食事処 選択に困るくらいあります(下の「店舗一覧」参照)
 宿泊 ●山上館(一泊二食¥20,000〜)
●本館(一泊二食¥12,000〜)
●ごんど館(一泊二食¥14,000〜)
●日の出亭(一泊二食¥14,000〜)
※上記はあくまで参考です。情報源によって格差があります。
それぞれ内容や人数などの条件により色々価格帯が異なりますので
浦島のサイトや旅行情報誌、旅行会社などで最新の情報を得て下さい。
とにかく宿泊予約の際、ストレートに予約を入れるのはやめた方がいいです
ネット予約、旅行情報誌(関西じゃ○ん等)参照で割引などの特典あり。
場合によっては一人あたり2000円以上の差が出ます。
 店舗一覧 【飲食】●寿司・一品料理「くまの」●うどん・そば「黒潮の味」●レストラン「青海」●喫茶「ひまわり」●バー「ロック」●夜食処うどん・そば「漁火」●ラーメン屋台●他、居酒屋など数件あり
【遊興】●カラオケバー「いこい島」●カラオケバー「ドリーム」●カラオケバー「ハッピー」●カラオケバー「シーガル」●カラオケボックス●麻雀ルーム●ピンポンルーム●ビリヤード●千畳敷プール(夏季のみ)●コンベンションパレス「籠宮」●ドーム型プール●ゲームコーナー(数件あり)●他
【購入】●売店(数件あり)●コンビニエンスストア(2件)●ディズニーショップ●物産販売所(数件あり)●他、売店等数件あり
◆要するに、もうナニがナンだかワケが分からないカオス状態って事です。同じような店がいくつもあるので、気付けば思っていたところと全然違う場所まで来てしまっているという事もしばしば。よ〜く考えると、この辺の「いつまでたっても把握できない、くやし〜!」感覚がリピーターを増やす要素となっている可能性もあります。迷路テイストが、ね。しかし正味な話、トッショリにはつらいぞ〜。
 コメント
【ホテル浦島】
●ホテル浦島と言えば和歌山でもっとも有名なホテルの一つですね。とにかくデカイ。あまりに広いので一晩では多分踏破できんでしょう。僕は大丈夫でしたが、同行した知人は翌日、筋肉痛で苦しんでいました。
●一番広く、料金の安い「本館」を始めとして、エグゼクティブな雰囲気漂う「山上館」、そしてきれいでそこそこ料金の安い「ごんど館」「日の出亭」。全668室、約3000名収容可能。満室になる事などあるのだろうか?う〜んバブリー。
●昼前から入浴のみの利用客が続々と到着。チェックインが14:00からなので、夕方前くらいまでは日帰り客がほとんど。但し巨大ホテルなので連泊する人も多いとか。
本館&山上館
◆本館と、上に見えるのが山上館。
●ホテル浦島へは直接、車で行けないので、専用駐車場に車を置くと(ちょっと距離がある)随時マイクロバスで船着場まで送迎してくれます。駐車場の場所は右上の案内所(船着場兼遊覧船乗り場の正面)で地図をくれて説明してくれます。
●ホテルは半島にあって直接行けないこともないんですが、ホテル脇の駐車場は一般客は使用できないみたいです。従業員や業者などが使っているんですね。狭いし。
●そんなわけでわざわざ亀の形をしたボートで半島に上陸。いやが上にも浮世を離れて浦島ワールドへという雰囲気が高まります。近付くにつれその巨大な建造物にちょっと圧倒されましょう。
ホテル浦島観光案内所。
◆こちらはホテル浦島の案内所。
浦島号
◆定員80名らしいです。
●山の頂上にあるのが「山上館」。場所も高いが料金も高い。まさにエグゼクティブ仕様のハイソなホテル。いや、ホテルと言うより旅館に近いか?ちょっとステイタスを感じます。
●ここには「スペースウオーカー」と呼ばれる超長いエスカレーターで上ります。階段だと500段くらいあるらしいです。窓も菱形。まあ実は裏手にちゃんとエレベーターもあるので、山上館に宿泊したらエレベーター主体で移動することになります。エレベーターだと、山上館は32〜36Fになっていました。高層ビルやがな・・・。
●山上館宿泊者は、浴衣が薄緑色なのですぐ分かりますよ。その他は青色。しかしそんなところでの差別化も必要なのか・・・。でもまあ、緑色を着てると気分はいいです・・・ん?なんでビンボーな僕が山上館に泊まれたのかって?ふふふ。真相は
【こちら】へ。
スペースウオーカー
◆これが三段階あるんです・・・
那智勝浦町
◆狼煙山から見た那智勝浦町
山上館客室
◆「山上館」のお部屋。
●中はとにかく広い!まさに巨大要塞。お年寄りなどは大変だろうな・・・。右の廊下は山上館基部(1F)から本館へ向かう廊下。100mくらいあると思われます。山の内部を通るトンネルですね。
●飲食店も数多くあって、居酒屋、カラオケ、パブ、ラーメン屋、喫茶店などが軒を連ねています。これはもう、一つの町と化しています。便利は便利なのですが、温泉街独特の雰囲気を楽しみたい方には、逆にうっとおしいかも。
●これだけ広い施設ですから、できればチェックインは早めにした方がいいです。夕方到着だと回りきれないかも。夕食を早めにとって、湯めぐりをしながら屋台村などで休憩しつつ回るのが、お金は多少かかりますがお勧め。そして翌日も時間にゆとりを持って、チェックアウト後にも色々見て回るのが良いでしょう。
山上館1F〜本館通路
◆何往復もしてると疲れます
本館ロビー
◆迷子にならないように。
メインストリート
◆この辺は屋台村。居酒屋など。
●フロントで色々情報を集める事もできますが、夕方くらいまで、観光案内専門のスタッフが本館入口付近でスタンバイ。丁寧にアドバイスしてくれます。時には迷子になった客の誘導もしてます。
●お土産屋さんもそこらの店より大きく、品揃えも豊富。右の写真のお店だけでなく、ホテル内のあちこちに大小のお土産屋さんや物産販売所が点在。夜11時頃に閉まる「コンビニエンスストア」まであります。ちゃんとした店構えのあるものばかりでなく、水産加工品や乾物などを屋台で売っている店などが廊下に軒を連ねており活気があります。
土産物屋
◆お土産屋もデカイ。これは一部。
フロント付近、観光案内スタッフ
◆右の人が観光案内してくれます
売店(フロント奥付近)
◆ラーメンや生ビールの売店。
 コメント
【温泉】
●特筆すべきはたった¥500で(駐車場の料金などでそれでは済まないけど)、山上館限定の「狼煙の湯」以外の6つの温泉を自由に入浴可能という事。飲食店やお土産屋さんを回りながら、一日遊んでいられますよ。もう温泉テーマパーク状態。こりゃホンマにお得です。ついでにタオルも一枚貸してくれます。また、全ての温泉に、ちゃぁんと「ボディソープ」「シャンプー」「リンス」が備え付けてあります。
●一日で全部の温泉を制覇するのは・・・止めておきましょう。「湯疲れ」と呼ばれる症状が出る事がありますから。これは温泉療養における好転反応の「湯あたり」とは別物です。そうならないためにも、ホテルに到着してすぐ、食後すぐの入浴やアルコールの残っている状態での入浴はなるべく避けましょう。
本館1F売店(深夜2時頃)
◆関係ないけど夜間はこんな感じ
忘帰洞内部
◆忘帰洞の内湯(?)
忘帰洞脱衣所
◆忘帰洞の脱衣所
●ここではスタンプラリーもやっていて、狼煙の湯以外の6つの温泉の全てを回ってスタンプを押すとフロントでお土産をくれます。3枚入りの絵葉書と入浴剤をくれました。スタンプが3つなら、どちらか一つだそうです。あ、ちなみに全てに入浴しなくても、スタンプは温泉の入口にあるのでスタンプだけ押して回る事も可能です。みんな結構それやってるみたいです。
●山上露天風呂のある狼煙山から玄武洞までは歩いて10分以上かかります。1キロくらいあるんじゃないか?でも途中に色んなお店があるし、廊下にしても出店なんかがあったりして、見るものがそれなりにあるので精神的にはそれほどしんどくないと思いますよ。
泉源が9つあるので、それぞれ少しずつ成分の違う温泉を楽しめるのもポイント。おおむね硫黄を含む食塩泉のようですが硫黄の強さなどが違います。僕の印象では玄武洞が一番硫黄臭が強い印象でした。
忘帰洞先端部
◆忘帰洞の右側部分の先っぽ
特別ゲスト
◆夜中2時頃、仮眠中の業者さん。お疲れ様です。画像を補正しているので、ホントはもっと暗いです。
忘帰洞洗い場
◆忘帰洞の洗い場。
 付近の観光 ◆那智の滝(車20分・・・落差133m、日本最大の落差の滝。)
◆熊野那智大社(車20分・・・熊野三山の一つ。荘厳。)
道の駅「紀宝町ウミガメ公園」(車20分)
◆道の駅「パーク七里美浜」(車25分)
喜代門の湯(車5分)
 アドレス 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦
0735-52-1011(代表)
http://www.cypress.ne.jp/urashima
0735-52-4111(予約センター)

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