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■車中泊(Pキャン)を快適に行うテクニック |
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●自車だけだと怖いかな |
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◆できれば他に車中泊車が数台居るほうが、自車しかいない状況よりも保守面で有利です。 ◆洗面所で歯を磨いたり、観光ガイド看板を見たりしてると他の人も安心して車外へ出てきたりします。 ◆車中泊してるっぽい人がいたら、トイレで会った際に挨拶でもしておけば、お互い気が楽に。 ◆見知らぬ者同士、互いに警戒しあう中「こんばんわ」の一声でもあれば、雰囲気が一変します。 ◆他の車も、あなたの車を気にしています。変に警戒されないようにするのも配慮のうちですね。 ◆他の車と仲良くなることも楽しみの一つです。でもあまり盛り上がりすぎないように・・・。 |
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●機動力を生かそう |
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◆やはり旅行予定前夜の現地入り→車中泊がベスト。朝イチから温泉とかにバンバン行けますよ。 ◆夜は到着時刻が深夜でも速やかにエンジン停止し静かに就寝準備すれば、問題ありません。 ◆観光地では早朝から観光客の車やバスが来ますので早めに出発するのが吉。目指せ一番風呂。 ◆入浴や食事の後、車で軽くお昼寝するのはとても気持ちが良いものです。体調面でも有利に。 |
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●快適なベッド化 |
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◆いかに広く平らなスペースを作るかはとても重要です。 ◆初めて車中泊をするなら、事前にシートアレンジを試してみて、シュミレーションすべきです。 ◆車内の出っ張りや布団類設置後の頭上高、シートの凸凹、隙間、ベルトのバックル位置等の確認を。 ◆フラット時シートの凹凸解消には、ダンボール・ウレタン・クッション等を凸凹に合せて(加工し)埋めます。 ◆その上に折り畳みマットや布団、銀マット等でフラットな状態を作ります。 ◆上級者は専用に加工したコンパネを使用しフラットベッド化します。 ◆1BOX車にはエアマットが便利。空気の出し入れ・設置片付けが面倒ですが、平らにはなります。 ◆ステーションワゴン系は完全フラット化が可能な車種が多いです。ただし背が低いのが難点。 ◆前席を使う場合は背もたれを目一杯倒し、ウレタン・ビーズクッション等を駆使してフラットに近づけます。 ◆安眠に寄与する枕。常用を持参できればベストですがコンパクトな昼寝枕があれば邪魔にならず快適。 ◆枕は、外したヘッドレストや、タオルを巻いたもの、衣類を入れた布袋で代用できます。 ◆慣れてくると、出発前からすでに寝室展開時を想定したマット・荷物の位置関係を取れるようになります。 ◆さらに慣れると、車内から一歩も出ずに(ドアの開閉なしで)セッティングを完了できるようになります。 |
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●【冬季編】寒さとの戦いですが和歌山はマシなほう |
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◆冬場はシュラフや毛布が必須。きちんと準備すれば真冬でもエアコン使用せず十分対応できます。 ◆さすがに羽毛布団一式に毛布セットは寝心地最強。でも場所を取ります。 ◆単独ならシュラフ+毛布+防寒ズボンで、零℃ぐらいまで大丈夫です。 ◆足先と腹部に使い捨てカイロを。トイレの回数も減らせます。寒いとトイレへ行くのが非常に辛いです。 ◆敷きマット・布団の下に銀マットを引いておくと車体下部からの冷気をかなり遮断してくれます。 ◆冬の早朝には寒さで強制的に目が覚めます。早朝から開いている温泉へ向かいましょう。 ◆寝不足になってるでしょうから、陽が高くなり気温が上昇してからお昼寝Pキャンすると気持ちいいです。 ◆上級者はサブバッテリを用意し電気毛布なども使用します。ただしバッテリの取扱にコツが要ります。 ◆意外と気になるのが結露。窓を閉め切ってると、えらいことになります。複数乗車だとなおさら。 ◆窓ガラスからの冷気遮断及び結露対策として窓にカーテンや銀マット・紙類を貼ると効果的です。 |
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●【夏季編】真夏はPキャンのオフシーズンかも |
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◆エアコンを掛けっぱなしにしないと寝られない状況が予想されるなら、車中泊は諦めます。 ◆普段の車中泊で浮かせた宿泊費相当分を、この時期にこそ、使いましょう。 ◆和歌山で真夏に車中泊するなら標高のある護摩壇山周辺がしやすいと思います。 ◆サブバッテリ等があれば、ミニ扇風機が活用できます。クリップ式のものが便利。 ◆夏場は暑ささえ何とかしのげれば、問題は虫。 ◆車内に電池式の虫除け器等が必須。虫は一旦車内に入ると、まず出て行ってくれません。 ◆虫は光にも寄ってきます。光を漏れにくくしておくのも重要。 ◆体には虫除けスプレーを。発汗で虫を誘引することもあるので事前に入浴するなど身体清潔も必要。 ◆涼しいからと川や湖に近いところに行くと「ブヨ」が朝夕に出現、咬まれるとめちゃくちゃ痛痒いです。 ◆この「ブヨ」、「ブユ」「ブト」等とも呼ばれますが、こいつにはなぜか普通の虫除けスプレーが効きません。 ◆ブヨ専用の虫除けもありますが、あまり売ってません。 ◆海沿いの道の駅にはトラックや他のPキャン車がたくさん来ます。不快指数も跳ね上がります。注意。 ◆網戸用の網だけをドアごと挟めば網戸代わりになりますが、保安面でやや不利になります。 ◆ジャグ等で水を多く持参していれば、泊地に到着後ボディに水を掛けて冷却し快適度を上げられます。 ◆市街地が近ければ、コイン洗車場で水を掛けるのがお手軽。 |
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●停車場所は |
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◆道の駅やPA/SAなど、事前にネット等で情報収集できれば、施設やP配置等を下調べしておきます。 ◆Pの出入り口付近、トイレ付近は何かと便利に思えますが車・人が往来するので落ち着きません。 ◆公衆電話、自販機付近は少し明るくていいのですが、当然、車や人も来ます。やはり落ち着きません。 ◆意外とチェックを忘れがちなのが各種案内看板。人が見に来ますので少し離れて駐車を。 ◆建物裏手などに静かなPを発見することも。できれば敷地内をぐるっと一回りしてみるのも吉。 ◆車の向きも大事。自車のガラス構成や、寝る際の人間の向き(どっちが頭側か)も考慮します。 ◆駐車場が平行とは限りません。傾斜している場合、寝る際に頭側が高くなるように停めます。 ◆まとめると「車・人の動線から少し外れた非傾斜地の、外灯のやや近く」でしょうか。 |
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●キャビンを最大限広く使います |
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◆フルフラットにしても長さが足らない場合、二列目足元の空間を荷物で埋めてマットを敷きます。 ◆キャビン後端から前席までの「キャビン長」を、自身の身長より長く取れればOK。 ◆足を伸ばせない状態での睡眠は辛いです。慣れないと、まず安眠できないと思います。仮眠レベル。 ◆不要なものは全て家に置いていきます。出発前に色んな収納スペースのチェックを。 ◆よく使うものは重ねやすい形状のカバン(ボストンバッグ等)に。重ねられる事は意外と重要です。 ◆シート下や荷室下の収納スペース、工具入れ等に、積極的に使わないものをまとめて収納します。 ◆雨具、傘、ペットボトル、潰せるジャグ等がそれに該当します。移動しないようなるべく固定します。 ◆最悪の場合、プラボックスなどに衣類や不用品を入れ車外に置くこともできますが、自己責任で。 ◆私は持ってませんが(購入予定?)、ルーフボックスがあれば大変便利だと思います。 ◆すぐに必要なもの以外は、可能な限りベッドスペースから出し助手席等に置きます。 ◆キャビンを寝室化すると、布団や衣類が場所を取りコマゴマしたものの置き場所や管理に困ります。 ◆携帯電話、懐中電灯等はS字フックでバーやヘッドレストに掛けておくとすぐ手に取れます。 ◆市販の背もたれ掛け多機能ポケットとかがあれば便利ですがシートアレンジにより使用不可の場合も。 ◆メガネ、腕時計、アクセ、コンタクトレンズ用品等、小さなものは紙コップに入れてドリンクホルダーへ。 ◆上記の小物を管理するために大きなカバンをキャビンに置くのはスペースの無駄遣いになります。 ◆ウチの場合、助手席にチャイルドシートを移動、その上と助手席足元空間に荷物を詰めます。 ◆子どもは一箇所で寝てくれませんし、寝返りしづらいと起きたりグズったりしてきます。 ◆寝るスペースを最大限広く平らに取ることが、安眠に繋がります。 |
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限られたスペースを有効に活用しましょう パートナーや家族と一緒に泊まるなら その人たちの協力や車中泊スキル向上も 快適性に大きく寄与します |
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