「和歌山人の鉄則集」●方言・話法編●
基礎チャート(1)−Ⅲ
◆設問の解答◆
1、「しんどう」 2、「どうに(どーに)」 3、「こだがわちょう」
4、「しゃあだく」 5、「でろでろせぶん」
◆解答の指針◆

1、実際に正式な書類に書かれていた事があります。書いたのは国家資格を持っているはずのあるお医者さん。しかもひらがなで。これを見て「振動」と勘違いしてビックリした輩もいます。誰だか忘れましたけどね。

2、「雑煮」は「おどうに」などとも言われます。早口の人は「どに」「おどに」としか言わない場合もあります。これらも正解とします。

3、「こだ」といえば東牟婁郡古座町〜古座川町辺りを指します。串本よりもまだ東、那智勝浦の西になります。「こだまでつりいってきた」と言う場合「古座(周辺のどこか)まで釣りに行ってきた」の意になります。要するに遠くまでわざわざ釣りに出掛けた、というニュアンスがつかめれば結構です。

4、あんまり言わないですが・・・もうネタの世界なので、楽しい会話のできるところでなら、言ってみて下さい。意思疎通の難しい人との会話には使わないように。本当に誤解される可能性あり。仲間の集まる模型屋さんなどが適当ですね。ガンダム系は結構ネタが豊富です。「ダクレロ」「旧ダク」「アッダム」「ダビ家」とかね。

5、上に同じく、こんな事意識しないとなかなか言えませんよね。それでいいんです。特にニセ和歌山人諸氏におかれましては、カタカナ語は無理に変換する必要ないです。かえって不自然になりますから。