おしえて№769 投稿者 ながこさん | |
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乱気流さん WEB検索では「側薬」以上の情報は得られなかったので、HP上のマッチ雑学事典で個々の薬品等について詳細な説明をされている「社団法人日本燐寸工業会」(神戸市中央区)に電話で問い合わせました。 当初、私自身は「側薬」とは薬品自体を指す言葉だと思い込んでいて、素人考えでは「ヤスリ紙」とでも呼ぶのかなぁ?何て勝手な想像をしていました。 問「ヤスリ紙と言って良いのか判りませんが、マッチ箱の赤りん・硫化アンチモン等が塗られた部分、マッチを擦り付ける部分を、専門用語では何と呼ぶのでしょうか?」 答「その部分を、現場では側薬(そくやく)と書いて『がわぐすり』と呼んでいます。」 「側薬」は、薬品自体を指すと言うよりも、その部分自体を指す言葉でした。 問い合わせ先URL:社団法人日本燐寸工業会 http://www.match.or.jp/knowledge/index.html ★,。・:*:・゜☆★,。・:*:・゜☆★,。・:*:・゜☆★,。・:*:・゜☆ 社団法人日本燐寸工業会の方。本当にありがとうございました。 Tsuneさん マッチの頭の部分は、「頭薬」と呼ばれ、成分は、塩素酸カリ(KCLO3) 、硫黄S) 、膠(C102H15IO39N31) 、硝子粉 、松脂 、硅薄土 、顔料・染料 からなっています。 一方、箱についている茶色い部分は、「横薬 」と呼ばれ、成分は、赤燐(P) 、硫化アンチモニー(Sb2S3) 、塩化ビニールエマルジョン からなります。 マッチに火がつく原理は、単なる摩擦熱ではなく、頭薬中の塩素酸カリ(酸化剤)と横薬中の赤燐(還元剤)が摩擦することにより、まず赤燐が発火し、この火が頭薬に燃え移ります。 これにより火がつくというわけです。 参考URL:株式会社日東社 http://www.nitto-sha.co.jp/japanese/how2fire.html のんきさん マッチの頭は、「頭薬」といい、頭薬を箱の側面に摩擦させる茶色の部分は「側薬」といいます。 燐寸文化研究所、燐寸百科より参照 。マッチの製造工程があります。 http://www.nostalgia.co.jp/matchlab/htmake.html (株)日本燐寸工業会HPにマッチの歴史もありますのでご覧下さい。 (上記乱気流さんと同じURLを紹介していただきました。) 土良君 日東社さんのページ (上記Tsuneさんと同じURLを紹介していただきました。)には「横薬」と書いてあります。 しかし、toolskさんのページ(http://www.toolsk.com/katei/minizatugaku.htm)では「側薬」という記述が見られます。 ちなみに、googleで検索してみたところ横薬+マッチでは9件 側薬+マッチでは22件でしたので、若干側薬のほうが一般的、ということではないでしょうか。 |
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会社によって多少呼び方に違いがあると言うことでしょうか?土良君の判定もナイスなアイデアでしたね。接戦を制したのは側薬だったようです。 | |
正答者の方々です。本当にありがとうございました。 | |
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