おしえて№823 投稿者 ゆーにゃさん | |
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keyさん 雨の匂いの元は2種類あると考えられています。 1.雨の降る前の匂い ペトリコールという物質。これは雨が降らない間に植物が土壌に発する油分で雨が降る直前、湿度が高くなると鉄分と反応してにおいがしはじめ、実際に雨が降り始めると油は流されて匂いも無くなってしまいます。 2.雨の降った後の匂い ジオスミンという物質。湿った土壌中の細菌が出す物質で、水が腐った下水ような匂いがします。 ちなみに、匂いは湿度が高いほど伝わりやすくなるそうです。 この雨の匂いの話は2年くらい前にフジテレビで放映してた 「 天気予報の恋人 出演:佐藤浩市 稲森いずみ」にもでてきました。 参考URL:「chez sugiのHP」 http://sugi.pobox.ne.jp/index.html :「?」 http://bramble.cis.ibaraki.ac.jp/take/drama/drama_00b.html おじゃ魔女しらみさん 昔、アリストテレスは「雨の匂い」を「虹の匂い」だ言ったそうです。 現在では、「ペトリコール」と「ジオスミン」と呼ばれる二つの匂いの発生源を捉えています。 【ペトリコール(ギリシア語で「石のエッセンス」の意)】 これは地中の粘土で、植物が土壌に発する油を含んでいます。 相対湿度が80%に達したとき、鉄分と反応して雨の匂いを発散させます。 これが雨が降る前の匂いです。雨が降り始めると油は流されて、匂いは無くなってしまいます。 その為、これは雨の少ない地域に限られた話です。 1960年代にオーストラリアの化学者達が発見しました。 【ジオスミン(大地の匂いの意)】 カビ臭の原因物質です。 土壌中のバクテリアや、水中の放線菌又は藍藻類のある種のものによって生産される物質で、 非常に微量でもかび臭を発散させます。 これが「虹の匂い」とされています。 都会の雨上がりの匂いは、下水の蒸発した匂いでしょうか(^^; 【参考】 『お天気となかよくなれる本世界気象博物誌』Gary Lockhart 著/グループW 訳 (原題『The Weather Companion』)ISBN 4-621-03663-7 TVドラマ「天気予報の恋人」の第一話 (ノベライズ版「天気予報の恋人」ISBN4-04-873235-8) たまさん あれは雨のにおいではなく、傘のにおいなのです。 みんな、むれているんです。 |
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