xyzzy覚え書き
xyzzy(Unicode対応テキストエディタ)をHTMLエディタ、テキストブラウザその他として使う方法の(自分用の)覚え書きです。自分が使う部分しかメモしてありません。また、ギリシャ語とは関係の無いものもあります。
xyzzy本体の紹介は、「xyzzyでギリシャ語」にあります。
html編集用。たとえば<blockquote>でしたら、対応するタグ(閉じるほう)を「</」まで書いただけで、自動的に「blockquote>」と補完されます。インデントも自動。
インストール
- YMTZ@webのhtml+-modeのページからhtml+-modeをもらってくる。
- 解凍してできたhtml+-mode.lを、site-lispフォルダ(xyzzyのフォルダの下のフォルダ)に入れる。
- xyzzyを起動。[Esc]キーを押し、次に[x]キーを押す。
- xyzzyの下のほう、一行分の横に細長いウィンドウに「M-x:」と表示されるので、「:」のあとに「byte-compile-file」と入力して[Enter]キーを押す。
- 「Byte compile file:」と表示されたら、「:」のあとに[~/site-lisp/html+-mode.l]と入力して[Enter]キーを押す。
- xyzzy.exeと同じフォルダにある.xyzzyファイル(「Windows風にする」でつくったもの)をテキストエディタで開く。
- すでに書いてある文字列の後に
(export 'ed::html+-mode "ed")
(autoload 'html+-mode "html+-mode" t)
(pushnew '("\\.s?html?$" . html+-mode) *auto-mode-alist* :test 'equal)
と追記して上書き保存する。
- 以降、xyzzyでhtmlファイルを開くと自動的にhtml+-modeになる。
IEのソースビューアにする、プレビュー機能をつけるなどは、YMTZ@webの解説へ。
ギリシャ語として入力した文書を、一括してHTMLの実体参照に変換するプラグイン。逆も可能。
インストール
- xyzzy研究室のHTML入力サポートのページからhtml-support.lをもらってくる([html-support.l]のリンク上で右クリック→[対象をファイルに保存])。
- 1.で保存したファイルはhtml-support.l.txtという名前になる。最後の.txtを削ってファイル名を変更する。
- html-support.lを、site-lispフォルダ(xyzzyのフォルダの下のフォルダ)に入れる(4.以下は省略可)。
- xyzzyを起動。[Esc]キーを押し、次に[x]キーを押す。
- xyzzyの下のほう、一行分の横に細長いウィンドウに「M-x:」と表示されるので、「:」のあとに「byte-compile-file」と入力して[Enter]キーを押す。
- 「Byte compile file:」と表示されたら、「:」のあとに[~/site-lisp/html-support.l]と入力して[Enter]キーを押す。
- xyzzy.exeと同じフォルダにある.xyzzyファイル(「Windows風にする」でつくったもの)をテキストエディタで開く。
- html+-modeも使っている場合は、すでに書いてある文字列の後に
(require "html-support")
(add-hook '*html+-mode-hook* 'ht:html-support-mode)
と追記して上書き保存する。
- xyzzy研究室〜ライブラリの説明書には「...」があるけれど、これは書かなくてよい。
- 上記の二行は、[.xyzzy]のどこに書いてもよい、ようだ。
使い方
- xyzzyを起動するとHTML入力サポートが使えるようになっている。
- キーボードをギリシャ語[Gr]にして、ふつうにギリシャ語を入力する。前もって入力しておいたファイルを開いてもよい。
- キーボードを日本語にもどす。でないと4.の作業を受け付けない。
- [Esc]キーを押し、次に[x]キーを押す。
- xyzzyの下のほう、一行分の横に細長いウィンドウに「M-x:」と表示されたら、「:」のあとに「ht:character-to-entity」と入力して[Enter]キーを押す。
- ギリシャ語が実体参照の文字コードに変換される。
xyzzyをテキストブラウザとして使うためのプラグイン。
インストール
- 解凍してできたwwwフォルダからbookmark.htmlを取り出し、これをetcフォルダ(xyzzyフォルダの中のフォルダ)に入れる。
- wwwフォルダを、フォルダごとsite-lispフォルダ(xyzzyのフォルダの中のフォルダ)に入れる。
- xyzzyを起動。[Esc]キーを押し、次に[x]キーを押す。
- xyzzyの下のほう、一行分の横に細長いウィンドウに「M-x:」と表示されたら、「:」のあとに「load-library」と入力して[Enter]キーを押す。
- 「Load library:」と表示されるので、「:」の後に「www/makefile」と入力して[Enter]キーを押す。
- 再度[Esc]キーを押し、次に[x]キーを押す。「M-x:」と表示されたら、「:」の後に「www-make-clean」と入力して[Enter]キーを押す。
- 再度[Esc]キーを押し、次に[x]キーを押す。「M-x:」と表示されたら、「:」の後に「www-make」と入力して[Enter]キーを押す。
- xyzzy.exeと同じフォルダにある.xyzzyファイル(「Windows風にする」でつくったもの)をテキストエディタで開く。
- すでにいろいろ書いてあるはずなので、その後に、解凍してできたsample.xyzzyの内容
(autoload 'www "www/www" t) ; 通常起動
(autoload 'www-open-url "www/www" t) ; URLを指定して起動
(autoload 'www-open-local-file "www/www" t) ; ローカルのファイルを指定して開く
(autoload 'www-open-current-buffer "www/www" t) ; 現在のバッファのファイルを開く
を追記して上書き保存する。
Internet Explorerのお気に入りをインポートする
- xyzzyを起動。
- [Esc]キーを押し、次に[x]キーを押す。
- 「M-x:」と表示されたら、「:」の後に「load-library」と入力して[Enter]キーを押す。
- 「Load-library:」と表示されるので、「:」の後に「www/import-favorites」と入力して[Enter]キーを押す。
- [Esc]キーを押し、次に[x]キーを押す。
- 「M-x:」と表示されたら、「:」の後に「www-import-favorites」と入力して[Enter]キーを押す。
起動
- xyzzyを起動。
- [Esc]キーを押し、次に[x]キーを押す。
- 「M-x:」と表示されたら、「:」の後に「www」と入力して[Enter]キーを押す。
最終更新日: 2003年1月10日 連絡先: suzuri@mbb.nifty.com