第11回 数詞

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10まで数える

 今回は数詞の勉強をした。と言ってもメインは否定辞の使い方で、数詞の表はざっと眺めただけだった。本当にあっさり。ああ、古典語勉強してるんだな、と何だか改めてそう思った。現代語の会話系の授業だと、数字や時刻の表現をみっちり練習する。旅行の時なんかに役に立つからだろう。でも、古典ギリシャ語にはそんな機会は無い。買い物のために勉強する言葉ではないのだ。

 基本的に数詞は変化しない。格変化するのは

 10以上の数の表現は、ちょっとドイツ語と似てる。「4と10」とか「6と10」とか、数をkaiで組み合わせて言うから、1から10までの基数詞を覚えれば当面は間に合いそうだった。30、40、50……は、1から9までの基数詞っぽい言葉にkontaがつく。200、300、400……はkosioiになる。20のeikosiと、100のhekatonはほかの数と形が違うので、これは注意。

 細かい数字なんてそうそう目にするものでもないし、これだけ(数詞表)覚えることにした。

 あとは、heisの変化は暗記udeisとかmedeisとか英語のno one、none、 nothingにあたる否定辞の中に入っているからだ。こんなのいちいち変化表を見てたら手間で手間でしょうがない。というか、やたら出てくるから訳読しているうちに嫌でも覚えてしまう。

heisの変化表

 序数詞と数副詞も

6(6
7(7
8(8

みたいに音が変わる言葉に注意すれば、「数詞かな?」くらいの見当はつく。

最終更新日: 2002年3月5日   連絡先: suzuri@mbb.nifty.com