![]() |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[時代設定を考える] 第1話「魔窟に潜む紅い風」の冒頭にて、 『慶応4年1月3日、鳥羽伏見の戦いに破れた将軍徳川慶喜は、榎本武揚の率いる軍艦開陽丸で江戸へ逃げ帰ったのです。1月4日に慶喜追討令が出て、薩長連合軍は官軍として江戸へ一気に攻め上ろうとしていました。"官軍の江戸総攻撃近し"の知らせに、市民は不安のどん底に叩き込まれたのです。』 というナレーションで幕を開ける必殺からくり人血風編。 その後、官軍となった薩長軍は回を追う毎に江戸に接近します。その行程を劇中の芥川隆行氏のナレーションから追ってみましょう。 第5話「死へ走る兄弟の紅い情念」…『官軍は江戸まで96里、桑名まで迫っていたのです。』 第6話「悲恋を葬る紅い涙」…『慶応4年2月10日、官軍の先鋒隊が名古屋を発し、5日後には討征軍も江戸へ向かって歩を進めていました。』 第7話「恨みに棹さす紅い精霊舟」…『慶応4年3月の初め、倒幕の軍が小田原あたりに差しかかっていた頃、品川宿は妙に静かでした。』 第8話「帰らぬ愛に泣く紅い旅」…今回はナレーションは無く、二度にわたりテロップがインサート。『慶応4年3月6日 山岡鉄太郎、益満休之助 西郷隆盛にあてた勝海舟の親書をもって江戸を出る』・『慶応4年3月9日 官軍先鋒は既に多摩川対岸に到着、そこに布陣する幕府軍は続々と撤収を開始しました。その混乱の中1人の女がまぎれ込み兵士たちの語り草となった と、物の本にありますがそれは多分あのおはつの事はなかったかと思われます。』 最終回「夜明けに散った紅い命」…『慶応4年4月、西郷吉之助と勝安房の会談により官軍は江戸城に無血入城しました。ところが江戸市中には依然として幕臣や彰義隊が居座り、あちこちで小競り合いが起こりました。業を煮やした京都政府は治安回復のため武力で幕府の残党を一掃しようとしたのです。そして今やまさに一触即発、世情の不安もいよいよ頂点に達します。』・『慶応4年5月15日、上野山の彰義隊に対し官軍の攻撃が火蓋を切りました。』 この世の終わりみたいな戦争を目にし、白濱屋一党は解散します。 この時代設定から必殺史上歴史的に一番新しい裏稼業だと思われがちですが、明治に入ってからも仕事人が(タイムスリップという手段を用いて)出現したり、仕事人を先祖に持つ4人の男女が昭和時代の京都で暴走族を始末したりしていたので、正確には江戸時代最後の裏稼業ということになります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() 当サイト内のどのページにリンクしていただいても構いません。左のバナーを御利用頂けると幸いです。 また相互リンクのお誘いや御意見・御感想などはメールでお願いします。 |