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[時代設定を考える] 必殺仕事人Vには「時代設定なんて必要なし!」なのかも知れません。 仕事人Vで初めて時期が判明するのは第25話「主水、源氏と平家に泣かされる」(初めて…とはいえラス前ですけど)。 この話は源氏が平家に勝利して600年目の出来事で、源氏が勝利をおさめた壇の浦の戦いがあった寿永4(1183)年が1年目なので、それから599年たった天明2(1782)年がこの話の発生時期です。 仕事人Vで次に時期が判明するのは第26話「主水、下町の玉三郎と出会う」(次に…とはいえ最終回ですけど)。 ゲストキャラクター弥七の命日が"壬申之歳七月拾九日"で、壬申之歳は江戸時代では宝暦2(1752)年、文化9(1812)年が該当します。 第25話が天明2年なので、それ以降になるこの話は文化9年の出来事になります。 第25話と第26話の間に30年も差がある…。 またチーム結成編であるスペシャル「必殺仕事人意外伝」は、下総のヤクザ抗争が終結する天保15(1844)年のエピソードで、仕事人Vの最終回である第26話よりも後になってしまいます。 ちなみに仕事人が利根川を下っているうちにタイムスリップしてしまった先は、明治9(1876)年のアメリカでした。 さらに時代設定を混乱させるのは、仕事人Vのメンバーによる映画「必殺!ブラウン館の怪物たち」。 14代将軍家茂が死去し慶喜が15代目に就任した頃に事件がスタートしますが、この将軍交代が慶応2(1866)年の出来事。つまり、この作品は意外伝よりもさらに後の物語なのです。 天保15(1844)年に結成して、天明2(1782)年と慶応2(1866)年を経て、文化9(1812)年に解散する仕事人たちの物語「必殺仕事人V」。やはり、この物語には時代設定は無用のようです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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