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第36話 合掌技地獄落し
日本橋の人形問屋京屋仁右ヱ門殺しの依頼が舞い込んだ。依頼人おせんの恋人清太郎が3年前に仁右ヱ門に殺されたらしい。 仕事を引き受けた主水は京屋へ向かうが、京屋は奢侈禁止令で京人形を販売できなくなり店じまいの真っ最中だった。 仁右ヱ門は、おせんに会って清太郎の作った人形を形見に差し上げたいと主水に言う。 また秀と左門も、内股に蓮の彫り物がある尼姿の依頼人おせんの行方を追うがなかなか見つからない。 尼の格好をして客を寺に連れ込み春を売るという歌比丘尼の中に、おせんがいるのは確かなのだが…。 そこで主水は歌比丘尼たちを一斉摘発して健康診断を実施、その結果おせんの探し出しに成功する。 仕事人に顔を知れ渡ったおせんに左門が接近、おせんから詳しい事情を聞き出した。 人形職人だった清太郎は、仁右ヱ門から15体の観音像作りを要請されるが、それに不審に思った。 清太郎は観音像作りを断るため京屋へ向かったきり行方知れずになり、その後死体となって発見された。 おせんは清太郎の死を仁右ヱ門の仕業だと勘づいた。 復讐を誓ったおせんは、清太郎が好きだった蓮の花を我が身に彫り、尼姿の夜鷹芳春尼に身を落とした…。 歌比丘尼たちは、寺を提供し身の安全を保証する代わりに稼ぎをふんだくる男天海に、怒りを覚えていた。 そんな歌比丘尼たちに尼御前恵泉尼は、天海の手から逃がれ体を売らずに生きていく方法を伝授する。 その方法とは、3年前に仁右ヱ門が作らせた15体の青銅観音像を盗み出して売りさばくというもの。 青銅観音像は実は純金製で、仁右ヱ門が奢侈禁止令対策として細工させたものだった。 観音像作りを断った清太郎を閉じ込め無理矢理に作らせたのだ。 歌比丘尼たちは、15ケ所に散った青銅観音像の窃盗に乗り出した。しかしみな編笠の侍に斬殺され観音像を奪われてしまう。 清太郎も歌比丘尼らと同じように二宮流居合いによって殺されていた。編笠の侍は清太郎をも殺していたことになる。 主水は、仁右ヱ門が恵泉尼や編笠の侍と組んで、歌比丘尼たちを観音像の回収役に利用していると推測する。 秀は編笠の侍を追跡し、京屋での仁右ヱ門・恵泉尼・編笠の侍こと天海の密談を目撃した。 主水は恵泉尼の素性を調べ、彼女が金銀地金卸し商徳兵ヱの女房だったことを突き止めた。店の純金を着服し観音像に封じ込めたのだ。 三悪人の悪行は露見した。京へ旅立つ一味を追って仕事人が出陣する。
【おしまの一言】
「なりませぬ、なりませぬ」 【主水の一言】 「人殺しはお前ェだろ!仏の仁右ヱ門が聞いて呆れらぁ。地獄へ落ちろ!」 【次回予告】 命を売るもの、命を買うもの、命講。娘の目を治すため、自らを売り渡した男が、仇討ちの身替わりとなって果たし合いの場に立つ。『必殺仕事人』御期待下さい。 【キャスト】
中村主水/藤田まこと 畷左門/伊吹吾郎 秀/三田村邦彦 加代/鮎川いずみ おしま/三島ゆり子 涼/小林かおり 同心早川/早崎文司 美鈴/水本恵子 天海/早川純一 仁右ヱ門/山本清 恵泉尼/原良子 春雪尼/田中綾 清太郎/小林芳宏 秋月尼/小野朝美 冬蓮尼/吉田哲子 徳兵ヱ/堀北幸夫 小検使/柴田昭彦 老医者/石原須磨男 若旦那/美鷹健児、松尾勝人、平井靖 比丘尼/富井伊都子、岩崎美也子、京あけみ 老婆/三星東美 芳春尼/吉沢京子 せん/菅井きん りつ/白木万理
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