好シーズンまっただ中でかつ人気釣り場だけに、この日の野田幸手園は大
混雑であった。ここへは冬に2度ほど来た事があり、今回で3度目だ。前の2回は 全くと言って良いほど釣れなく、正直なところ二度と来たくない釣り場と いう印象であった。ファミリクラブさんの例会にお呼ばれし、仕方なくとい った感じの釣行だった。 釣れないという先入観と当日の混雑ぶりから、相当な食い渋りで 満足なアタリも出ないだろうと予測した。どうせ釣れないなら、お気に入 りの六華仙13尺でのんびりと引きを楽しもうと思った。 エサはやや開きの良いダンゴを作り、タナはチョーチン、花春ムクの14号 をセットし、ハリスは40×50cmで更にオモリを10cm程とばしてエサ打ちを開始し た。
1投目からサワリがあり、5〜6投すると早くも浮子がつっかえて入らなく
なった。思ったより魚が濃く、かつ活性が高いようだ。13尺というタナの選
定も間違ってはいない感じ。ダンゴの底(夏)やスイミーを追い足して、徐々に重く粘るようにエサを 直して行き、ある程度浮子が馴染むようにしてようやく1枚目が釣れた。その 後もパタパタと3〜4枚釣れ、予想に反して簡単かと思われた。 ところがそんな状態は長く続かず、次第にアタリが減っていった。エサが締 まり過ぎかと思い、手水で軟らかくしたり、ボソを強くしようとしてスーパー ダンゴを追い足したり、逆に重くしたりと、次々とエサを手直しして行ったが、 意に反して状況は悪くなる一方だった。
エサを間違った方向へ手直し、それを修正しようとまた手直しし、かえって
状況を悪くして行くという失敗を時々やってしまう。この日も正にそれだった。直
さずに捨てて作り換える事も時に必要なのだが、貧乏性な私はなかなかエサを
捨てられない。納竿時間に近くなってようやくエサの感じがつかめた。重くてしっとり感の あるボソがこの日の正解だったようだ。そのエサを親指の先ぐらいの大きさで 針付けし、きっちり落とし込みで投げると、馴染み途中や馴染んだ直後にズボ ッと浮子が入り、これに合わせると簡単に釣れてきた。型も尺は優に越える良 型ばかりだった。なぜもっと早くそのタッチに到達しなかったのか悔やまれ た。 実はそのタッチのエサは普通なら作る事はなかった。最近流行のペレ宙が野 田幸手園では特に有効なようで、この日もそれをやる人々が40cmクラスの大型 を気持ち良さそうに絞っていた。私は半ばヤケクソで、竿はそのままでタナを 上げ、エサに新ペレとマッハを加えてボソにし、ペレ宙もどきをしてみたのだ。 しかしアタリはあったものの空振りばかりだし、浅ダナはこのところやってない ので感じがつかめず、すぐにチョーチンに戻してしまった。そしてそのエサを そのまま使い続けたら、意外にそれが良かったのだった。 右隣の友人の鈴木さんはコンスタントに釣れ続き、3フラシまで行き68枚 も釣った。終日12尺のチョーチンで両ダンゴ。エサ合わせがバッチリ成功し たのだろう。反対に私はそれに失敗し、なおかつ鈴木さんに寄せ負けしたのか もしれない。終盤になって良い感じになったものの26枚しか釣れなかった。 【データ】 竿:六華仙13尺 タナ:天々 浮子:花春ムク 14号(B 9cm) ミチイト: 0.8号 ハリス: 0.5号 上 40cm 下 50cm(オモリ10cmとばし) 針:上下 サスケ6号 エサ:ダンゴ 重いシットリ・ボソが良かった 釣果:26枚(9寸〜尺3寸 尺クラス主体) |
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