垣添祐樹のカヤウキ作り入門

垣添祐樹のカヤウキ作り入門





3.カッティング2・接着
 
 今回は前回の復習〜接着までです。少し長いですが、よろしくお願いいたします。

 まず、前回お話ししましたが、カヤを寸法にきれいに切ることが始まりです。
 そして、カットの深さを決めます。これは5mm以下〜5.7mm位までは1.2cm位、 それ以上は1.5cmより深く刃を入れる。

 また、カットは始めの十字カットでカットの工程の8割が決まります。
 その後のVカットは、始めにカットの形を覚えることを念頭に置き、カッターでのカット は刃入れ位という感じで、カットしすぎないことが大事。

 さらに、上の方はカットしすぎても調整できるが、下はそうはいかないので、自分は上を カットした後、様子をみながら少しずつカットしている。
 カットはVの形これが基本だ。

 あとはペーパをカット面に水平に凸凹をとる感じで行う。

 カットにおいて大事なことは、カット〜ペーパ掛け〜カット・・・、というように、カッ トとペーパ掛けを調整しながら何度も行うことが大事だ。

 次に仮巻きだが、(糸は自分は凧糸を1本に細くして使っている)、これはカヤの太さ・ カットの深さで全く違う。

 6mm以上のカヤは、1度で仮巻を決めようとせず、2.3.4・・・と段階を踏むように、 何度も仮巻の工程を行う。そして始めの内は、力を入れないで糸を巻き、上と同じ ように2.3.4・・・と段階を踏んで徐々に縛りをきつくする。
 最終的には、カット面が合わさるまで行う。

 上から見ると×の模様が出来る感じ。

 出来たら1日放置後、最終的な調整を行って接着に入る。この間に、ソリッドをカット面に 合わせて削る。
 感覚としては、ソリッドがスウっと入る感じだ。

 また、カットの深さより3mm〜5mm程深くソリッドを入れる方が、安定するしセンター も出しやすくなる。

 外に出す長さだが、小さいウキでトップ部は1cmほど、(塗料塗りで、楽にするには3c mほどを用意する)、下部はボディーより2.3cm長くしておく。

 そしていよいよ接着だ。

 自分は木工ボンドの普通タイプと速乾タイプを使っている。
 2日程置いて、じっくりセンターを出そうとするなら前者を。半日程で乾かそうと思うなら 後者を使えばよいと思う。

 接着方法だが、つまようじを用意して、始めに上部に接着剤を盛り、そこからようじでとり、 カット面・中綿に塗っていく。
 あせらず確実に行う。また、ボンドはケチらず2回ほど付ければ強度は安心だ。

 そして糸を巻く。
 この時はなるべく隙間がないようにしっかり巻き、上の方になってきたらさらに細かく巻く。
 この時に、ボンドが多ければしみ出てくるはずだ。8割ぐらい巻いた時点で、ソリッドを入れ てみて、ボンドが邪魔するようなら再びソリッドを入れて、上部だけ糸をまき直す。

 これを何度も繰り返し、最終的にウキが右左に回らなくなればOKだ。


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