垣添祐樹のカヤウキ作り入門

垣添祐樹のカヤウキ作り入門





8.中級編 その1
 
ヘラウキの理想とは何でしょうか?

たぶん魚を釣ることが最初に来ると思います。 これはどんな人にもいえるかと思います。

どんなに形が良くても、水を吸うようなウキでは意味がありません。
ただ、今回は少し思考を変えて「芸術作品」として成り立つ ようにしていきたいと思います。

その第一条件にくるのが、センター出しだと思います。
(この言葉は、ウキ作りの基本のすべてが濃縮されていると 自分は思っている。)
最初の内は無理矢理出すセンターでも、 徐々に自然な(本当の)センターを出せるよう鍛錬しましょう。

これを意識する頃には 、必然的に理想な素材・ウキが見えてくると思います。

次に自然なテーパ・きれいな合わせ目 がくると思います。
自然なテーパーの理想は、足・トップ部の付け根 付近が全く段差がないようにすることにつきると思います。

そのためには最初の「寸法取りの工程」 が非常に大事になってきます。

きれいな合わせ目にするには、ソリッドの削り方が第一条件にくる。
この工程も付け根がすべてで、ソリッドは付け根まで(ボディーに 入る部分)はしっかり削りそれ以降はなるべく元のソリッドのまま になるように残す。
こうなれば、合わせ目もきれいになる。
始めは難しいが、いずれ絶対に出来るようになると思う。

諦めないことが大事だ。

さてこの次に大事になってくるのが、塗料の工程だ。

これをきれいに行う理想は、専用の部屋を作り・空気清浄機を かけてホコリを完全に舞い上がらせないようにする。

また、湿度も40〜60%以下に保てるところが理想だ。

この条件をすべて揃えられる頃には 、芸術作品は元よりきっと釣ることにも事欠かないと思う。
(ひょっとしたらウキ師として有名になっているかもしれない。)

なお、偉そうに書きましたが、 この3つはまだまだ自分も未熟です。(^^:)


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