乗船して沖釣りへ。
ビギナーにおすすめターゲットの仕掛けと釣り方を
魚種別に簡単に紹介。



気軽に遊べる船釣りの入門魚。
初めて船釣りを体験するならば、この魚で決まり。
釣りどき
10 11 12
道具・仕掛け 短く、軽く、細いロッド(1.5〜1.8m オモリ負荷8〜15号)
小型スピニングリール(2〜3号のPEラインを100m巻けるもの)
仕掛けは全体の長さをズバリ60〜80cm。
釣り方 アンダースローで仕掛けを投入。
あとは「回転寿司」が廻るくらいのスピードで仕掛けを引きずる。
→少し止めて待つ→引きずる→待つ・・・を繰り返す。
一緒に釣れる魚たち メゴチ・ベラ類・トラギス・イイダコ・ホウボウイシモチ・カレイなど多彩
備考・トピックス エサ・・・アオイソメ・ゴカイ・ジャリメなど



一年中釣れる、釣り人にはとても優しく、ありがたい魚。
ビシ釣りは、片テンビンに3本バリ仕掛けの釣り方。
釣りどき
10 11 12
道具・仕掛け ビシアジ用ロッド(1.5m前後 オモリ負荷80〜120号 先調子)
小型両軸リール(4〜6号のPEラインを300m巻けるもの)
仕掛けは、片テンビンに3本バリ仕掛けが基本。地域によっては3本以上禁止されている。
ハリスの太さは中型で1.5号。30センチクラス以上が揃う時は2号。
サバが交じる時は3号。
釣り方 釣り方で大切なのはタナ取り。こまめにコマセを詰め替えることが重要。
1回コマセを振って1分、2回目のコマセを振って1分。これでアタリがなければ回収。
一緒に釣れる魚たち サバ・ソウダガツオなど
備考・トピックス ハリスが短いので投入は仕掛けから。
潮が速いときは仕掛けが底に着いてもすぐにコマセを振らず、
ミチイトが潮になじんでからタナを取ること。



一年中釣れる、釣り人にはとても優しく、ありがたい魚。
サビキ釣りは、たくさん針が付いた仕掛けで、幅広いタナがカバーできる釣り方。
釣りどき
10 11 12
道具・仕掛け イサキ・アジ用ロッド(2.1〜2.7m オモリ負荷20〜30号 胴調子)
中型両軸リール(4〜6号のPEラインを200m巻けるもの)
仕掛けはコマセカゴ下にクッションゴム。幹糸3号+ハリス1.5号+オモリ50号を基本。
釣り方 オモリが着底したら糸フケを取り、その位置でコマセを振る。
アタリがあったらすぐに上げず、
ゆっくりと針全部に掛けてやろうという気持ちで巻き上げる。
一緒に釣れる魚たち サバ・ソウダガツオなど
備考・トピックス まずは前方に軽くオモリを投げてから、仕掛けを下ろしていく。
オモリが着底したら素早く糸フケを取らないと仕掛けが絡んでしまう。



沖釣り人気No.1ターゲット。
ビギナーならずとも、誰でも夢を見る最初の1枚。容姿・釣趣・食味ともに文句なし。
釣りどき
10 11 12
道具・仕掛け マダイロッド(3.0〜3.5m オモリ負荷30〜50号 胴調子)
中型両軸リール(4号のPEラインを200〜300m巻けるもの)
仕掛けは、ミチイトPEライン4号。
弓型テンビン腕長45〜50cm。
コマセカゴLサイズの80号。
クッションゴム2mm径1m。
ハリスは小型主体の時は3号。大型の可能性が高い時は4号。6〜12m
(※釣行前に船長に確認してください)
一緒に釣れる魚たち 釣り場や時期によっては交じる魚は多彩。イサキ・イナダなど
備考・トピックス マダイを釣り上げるのに一番重要なのが仕掛けの扱い。
仕掛けは最低6メートル、長い場合は10メートル以上になる。この長ハリスをうまく扱って、
投入する最初の難関をクリアしなければ、マダイゲットにつながらない。



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