■淳和院跡 |
春日神社境内(佐井通四条上ル)には、淳和院の礎石と伝承されるものがあります。 淳和院址 右京四条二坊十一町〜十四町までの四町は、淳和天皇の離宮である淳和院(西院)でした。淳和院は淳和天皇が皇太弟時代から使っていた宮であり、当初は南池院と呼ばれていました。天皇は天長10年(833)に譲位するや、この南池院を淳和院と改称し、仙洞(上皇の御所=後院)と定めました。承和7年(840)に上皇は淳和院において崩御し、その後は太皇太后正子内親王が御所としました。
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