■ 源平武者揃番付
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源平武者揃番付

 番付表とは、相撲・歌舞伎などの人名を、位付けして一覧表にしたものです。「蒙御免」「為御覧」という大きな題字を中心に、東西に名前が並びます。
 相撲番付がよく知られています。この相撲番付をまねた番付を発行することが江戸庶民の間で流行し、明治時代まで続きました。たとえば全国の山・川・橋の大きさ、名所旧跡から、仇討物語、学者、武芸者などなど何にでも序列を付けて、相撲番付風の番付に仕立てて、発行されました。それらを「変わり番付」とか「見立て番付」といいます。
 上の写真も、「変わり番付」のひとつで、「源平武者揃」です。鎌倉方と京都方に分かれて、源平の武者の名前がずらっと並んでいます。いつの時代に刷られたものかわからないのは残念です。



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