■仁徳天皇を祀る神社 |
毎日のように大原野の里を歩いていたことがありました。勤め先の畑が大原野にあったのです。冬場の農閑期には体力づくりのために、近辺の大原野神社、花の寺(勝持寺)を目指して約3キロほどの散歩です。大原野は、小畑川と善峰川の谷によって囲まれた小塩山東麓にあたります。里山と呼ぶにふさわしい所です。 樫本神社 樫本神社は、大原野神社の境外摂社にあたり、仁徳天皇を祀っています。地元の言い伝えによれば、仁徳天皇崩御のあとに起こった朝廷内の争いに敗れた人たちが仁徳天皇の御霊を奉じてこの地に逃れ住みついたのが始まりということです(『大枝・大原野の里』京都市開発局 昭和51年)。また秦氏の氏神であるともいわれています。 |
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