おしえて№408 投稿者 なりさん
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家庭用の追い炊きの湯船っていつから使われてて世界的な使用分布はどういう範囲にあるのでしょう?私の知ってる限りでは韓国と台湾の家庭用のお風呂はシャワーでした…
ユニットバスはあっても「追い炊き」は見たことないんですよね。寒い日は湯船が恋しいでしゅ〜
さっちゃんから合わせて質問、外国ではよくサウナが使われていますが、浴槽でゆっくりはいる国と、サウナを使う国ってどうしてあるのかしら? |
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くろぅさん
なりさんとさっちゃんの疑問を両方いっしょくたにして回答します。
現在、おっしゃる通り入浴方法は世界各国で相違があります。しかし、古代からの入浴文化を調べてみるとだいたい入浴という行為は、宗教上の重要な儀式の前に身を清めるという重要な要素があったようです。日本の「禊ぎ」にしてもそうですが古代ギリシア・ローマ、その影響をうけたヨーロッパ、中東・イスラム文化圏でも金曜日の朝はお祈りの前に朝風呂に入る習慣があったようです。
これらが、現代の入浴様式にそれぞれ変化変遷してきたわけですが、基本的にどの国にもこの入浴方法しかないということはありません。サウナはフィンランド特有のものでしたが、蒸し風呂自体は世界各国にあります。古代から自然の蒸し風呂や温泉、公衆浴場という施設は日本を含め世界のいたるところで利用されていました。
さて、疑問の「家庭内の風呂の様式」ですが、調べた限りでは追い炊きをする方式の風呂釜は日本特有のようです。
もともと、家庭に風呂を置くのが当たり前(日本で)ようになったのはごく最近のことです。各家庭に風呂場が一般化したのは昭和30年代後半から40年代にかけてだと思われます。銭湯の減少から推察できます。かつて裕福な者以外は行水や銭湯でした。ヨーロッパ文化圏では公衆浴場が13世紀ころから減少し始め一部の裕福な者だけが共同浴場に行くだけで、入浴の習慣自体が衰退しました。これは19世紀になっても復活していません。入浴文化については日本が世界でも特異なものと理解したほうがよさそうです。欧米、アジア諸国、オセアニアとも入浴方法はバスタブにつかること自体が珍しいことでたいていはシャワーです。さっちゃんの言われる、外国ではサウナがよく使われるという事実は調べた限りではでてきません。北欧諸国では先ほど書きましたがフィンランド特有のサウナ文化があったため一般化しているのかもしれませんが家庭内にサウナを常設する習慣は特に他にはみあたりません。
日本にも蒸し風呂を家に持つという習慣が中世にはみられましたが、それは消滅して今のスタイルになっています。何でも取り入れる日本人の一部が趣味でサウナをおいているくらいでしょう。また、洗い場があるのも日本の特徴です。シャワー文化圏ではバスタブに石鹸をいれてつかったあと、シャワーでそれを軽く流す程度であがるらしい
です。
TAKEさん
おそらくは国土によって水質に差があることと水資源を豊富に使えるか使えないかが、お風呂文化を分ける大きな要因と思われます。水が少ししかなくて飲み水さえ節約するような土地柄では一気に数十リットルから数百リットルもの水を消費するような湯船は贅沢すぎて考えられないでしょうし、そのような立地条件では水源も限られていたはずで、そこからそれだけの水を汲むのも重労働すぎて、一部の王侯貴族の宮殿などなら人をこき使いまくってやれたでしょうが、一般には到底耐えられるものではなかったでしょう。
そこに天然の温泉が沸いていれば喜んで入ったでしょうが、湯船を使うお風呂と言うのは一般庶民にまで普及するものではなかったのです。(もっともそんな温泉なんて貴重なもの、支配階級が独占してたに決まってますけどね)同じく水の乏しい地域を起源とするイスラム文化圏で一部にあるお風呂も下から蒸気で蒸すというサウナに近いもので湯船は使いません。
ただし、灌漑技術が発達し上下水道が整備されていたローマなどの大都市では今の日本の健康ランドのような公衆浴場がありました。逆に大河を持ち水に不自由しないインドや東南アジアはもともと暑い国なのでわざわざ湯を沸かすよりそのまま川に飛び込んだ方が都合がいいのでしょう(でも死体の流れてくる河ってのは宗教的に崇高でもやっぱ怖いですよね)台湾は亜熱帯域なので水資源は豊富な筈ですが元々の文化圏が大陸文化である中国なので湯に浸かるという文化があまり発達していないままなのではないでしょうか?
Tsuneさん
家庭用の追い炊きの出来る浴槽ですが、これはかなり以前からあります。私の幼稚園時代だった頃、それは、うちにありました。(30年以上前)もっとも、今のようにガスでスイッチポンってな具合にはいかず、まきをくべて、「SB炭」なるものを燃料にしていました。ですから、風呂の中から、気軽に温度を上げたりとか、いう事は出来ません。基本的に、水でぬるめながら入るスタイルでした。どうしても温度が下がりすぎたときには家族を呼んで、「SB炭」を追加してもらったりしました。湯船に浸かるのか、シャワーで済ませるのか、はたまた、サウナなのかは、各国、各地方の生活習慣により違っているのではないでしょうか。
浜ちゃん
人が入れるような大きな鉄製の釜が作れるようになったのは、江戸時代のようで、それ以前は小さな鍋などで湯を沸かし、それをタライに入れて行水していたようです。それが、五右衛門風呂と呼ばれる大きな鉄釜を使った風呂になり、昭和30年代ぐらいまでは、それが主流でした。戦後、文化住宅というのが出来て、ユニット風呂にコンパクトなガス釜というのが使われ始めてのが、現在の追い炊きできる湯船の最初ではないかと思われます質問者は、このユニットバスをイメージしていますよね?釜の下で火を焚く五右衛門風呂はもちろん追い炊きのできる湯船なんですけど。。。。
のんきさん
なりさんの言っている追い炊き機能付浴槽とは、ボタンを押して自動で追い炊きされるものを指しているのでしょうか。日本人にとって、風呂という概念は「お湯につかる」ことを指します。
しかし、世界的に見ると、お湯にどっぷりつかるところは少数派で、サウナのような気体による入浴やシャワー浴が主流です。しかし、湯船にどっぷりつかる国はどこなのかと聞かれたら、インド、中国あたりまでしかわかりません。それも各家庭に追い炊き機能付の浴槽があるかについては、ごめんなさい、はっきり言って知りません。ですが、日本については少しわかります。日本には古くから五右衛門風呂というのがあって、かまどの上に鉄釜を据え、下から直火で沸かす風呂があります。全体を鋳鉄でつくった長州風呂と呼ばれているものと、湯桶の下に鉄釜を取り付けたものとがあり、入浴の時は、浮いている底板を踏み沈めて入りました。私は長州風呂に幼少の頃入った記憶があります。
この風呂は入っているうちに冷めて来るので、よく追い炊きをしてもらいました。人間が薪に火をつけてお湯を暖め直すのですが、いつからこの風呂が使われていたかは不明です。
次にさっちゃんの疑問、サウナについてですが、サウナと一口にいっても、湿った空気で全身を暖めるものと、高い温度の乾いた熱気を用いるもの、そして最近脚光を浴びている遠赤外線ヒーターを使ったものなどがありますが、ここでは2000年の歴史を持つ、熱気を用いる発汗風呂の発祥の地フィンランドの話をしましょう。
発汗風呂は非常に厳しい肉体労働、たとえば土地を耕すためには、まず樹木を燃やして土地を整備することから始めなければならなかったような、厳しい条件をもつ国々で用いられるようになりました。厳しい労働の後は手足を柔軟にしておき、再び次の仕事を始める前に体力を強化しておく必要があったのです。重労働がサウナの必要性を生み出し、森林が燃料を供給するという、二つの条件がフィンランドのサウナを発達させたと考えられます。
yutaさん
風習の問題も当然あるでしょうし、あと水の価値も関係あると思います。知り合いから聞いた話なのでなんとも言えませんが……。水が少ない国や地域だとやっぱりシャワーのほうがいいですよね。
てるりんさん
私の行った外国でも追い焚きの風呂は見てません。
日本人は世界1の風呂好き民族かもしれません。
気候が高温多湿で汗をかき易い。 清潔好きで毎日風呂に入る。
昔から水が豊富だった。 天然の温泉が多い。
などの理由から湯船にゆっくり入るのが好きなんでしょう。
かみっちさん
お風呂は古来中国から仏教と共に伝来したものですが、今や日本人だけに入浴習慣はあります。世界的には、湯船に入るのは珍しいようです。 |
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お風呂文化が意外と少ないのには改めて驚かされます。なりさんも日本での生活がなければ、何で日本人は湯船につかるんだろう?って不思議に思っていたのでしょうね。
それから私の質問も合わせて答えてくださってありがとね。フィンランドのサウナが過酷な労働から生まれたというところが分かって納得しました。 |
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正答者の方々( 9名)です。ありがとうございます。 |
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くろぅさん・TAKEさん・Tsuneさん・浜ちゃん・のんきさん・yutaさん・てるりんさん・かみっちさん |
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