おしえて№430 投稿者 のんきさん・瑞さん
 使い捨てカイロって出始めの頃はもんだり振ってから使ってましたけど、現在の物は開封するだけで暖かくなります。この違いはなぜですか?
 ずいぶん昔に買ったカイロを使ってみたら、ちゃんと使えました。
カイロに使用期限はあるのでしょうか?

乱気流さん

  使い捨てカイロは、鉄と酸素が結びつく時に発熱する原理を利用して、オガクズや活性炭に食塩水を染み込ませて適度の熱が出るように調整されています。単純に言えば「鉄粉」「活性炭等・食塩水」「酸素」の三つが結びつく時に発熱されるのです。
 
従来の使い捨てカイロは利用時に開封して空気に触れ酸化されるだけでは足りず、利用者本人が自らの手作業で揉んだり振ったりすることで内容物の「鉄粉」と「活性炭等・食塩水」が混合されてはじめて適度な発熱が確保されるってことでした。
 最近の貼るタイプ等の使い捨てカイロでは、既に製造時点で内容物の「鉄粉」と「活性炭等・食塩水」が混合済で固定されて出荷されているので、利用時には開封して「酸化」させるだけで発熱が開始されます。従来のモノが混合・固定されていないのは、内容物の密閉性確保(勝手に酸化するしない)等の技術的な問題です。
 通常有効期限は、製造から3年乃至4年程度に設定されていますが、あくまでも一定の持続時間・平均温度・最高温度等の規格条件の保持される期限を表しているだけですから、当然それ以降は或る程度の劣化は否めませんが、保存状態さえ良ければ使用に耐えうるものです。
Tsuneさん

  使い捨てカイロには、鉄粉と水、塩類、活性炭、保水材などが入っています。袋の中で鉄粉と水との化学反応(鉄が急速にさびる)により、熱が出て暖かくなります。このとき働きを良くするために、いろいろな工夫がされています。できるだけ早く暖かくするために、化学反応が早くなるよう鉄はかたまりではなく、粉にしてあります。また、水は保水材と一緒にいれて、べとつかないようになっています。塩類は化学反応を早めるために入れてあります。さらに、活性炭は空気をより多く取り入れるために、プラスチックの袋は、使いはじめるまでは空気を入れないようにする役割をしています。
 参考URL:日本博物館協会http://www.j-muse.or.jp/joyful/science/sa015.html  
また、下記URLにも情報があります。
参考URL:YHA−YHA−YHA
http://www.juno.dti.ne.jp/~tfn/wataru23.htm
 最初にもむのも、空気を入れて、よく混ぜ合わせるため。もしも、途中で使うのをやめたいなら、密閉性の高いものに入れて封をすれば、中の酸素を使いきったところで反応は止まります。それからまた出せば、もう一度使えます。
 昔の使い捨てカイロは現在のものより、性能(内容や、成分)が良くなかったため、早く鉄と空気を、反応させるために、振ったりもんだりしたようです。上記にも有るように、途中で封をすれば反応は止まり、取り出せばまた反応が始まるため、分割使用ができます。
 このことからも、一応、袋には使用期限が明記してありますが、包装さえしっかりしてあれば、それにかかわらず相当な期限使用できると思います。私も、先日、6年くらい前のものを使ってみましたが、問題なく発熱し、使うことが出来ました。
よりかさん

  使い捨てカイロが暖かくなるのは、中の鉄粉が酸化してさびていくからです。鉄と酸素と水が化学反応を起こすときに熱が出るため、暖かくなるというわけです。といっても、普通、釘がさぴるときに、「熱い」と感じることはありません。これは、長い時間をかけて、ゆっくりさびていくから。それを、短時間に急速にさぴる反応を起こさせれば「暖かい」と感じるカイロができます。まず、鉄が空気にふれる面積がなるべく多いほうが、早くさびるので鉄を細かい粉にしました。こうすれば、空気にふれる表面積がグッと大きくなります。水は保水剤といっしょに入れてあります。
 それから、反応を早めるために、塩も混ぜています。さらに、空気がたくさん入るように、酸素をくっつける働きを持った「活性炭」も入っています。これらの成分を、適当な割合で配合してあるのです。封を切ったらたくさん空気にふれるように、通気性のいい材料の袋になっています。最初にもむのも、空気を入れて、よく混ぜ合わせるためです。昔のものより今の物の方が性能がよくなり、もまなくてもよくなったのもではないでしょうか。カイロには使用期間が書いてある物もありますが、外の袋が破れてなければ(中身が酸化していなければ)十分使用できると思います。
てるりんさん

  使い捨てカイロは、鉄と酸素と水が化学反応を起こす時に熱が出る為に暖かくなります。 最初にもむのは空気を入れて良く混ぜ合わせる為です。 しかし、最近は通気性の良い材料の袋になっているので最初にもまなくてもたくさんの空気に触れるようになっています。 カイロの使用期限は袋に明記されていますが、私も期限切れのカイロを使った事があります。 あまりにも古い物は硬くなって暖かくなりません。
くろぅさん

  使い捨てカイロの原理は金属が酸化するときに発生する熱を応用したものです。酸化するというのはさびる/燃えるということと同じですが、反応速度が遅いと熱は感じないし、急激すぎると燃えてしまいます。それで、カイロの中味をわかりやすく言うと、表面積を多くして酸化しやすくした鉄粉と酸化させるための塩分、それと酸素の供給を多くするための活性炭が主成分として入っているのです。
 初期のものと今のものと原理は変わっていません。揉むというのはそれぞれを混ぜ合わせるのと、中の袋かなにかを破って外気に触れさせる意味があったのだと思います。開封すればそれだけで暖かくなるのは、最初の密封状態が昔と比較して完全になったためだと思います。酸素がなければ酸化は進みませんから、反応が終了する前にまた密封しておけばまた使えるようになります。
 ですから、手を触れずに保管しておいたものは、完全に空気(酸素)と遮断されていさえすれば半永久的に保存できると思います。
ぶひぃーさん

  使い捨てカイロは酸化鉄とその他いろいろを混ぜて、空気中の水分を加えることによって熱を出します。今は配合の都合で揉まなくても程よい温度になるようにされているのではないですか?水分さえ与えなければ一応使えますが、パッケージのすき間とかから入ったりするので早めに使い切ったほうがいいですよ。
のんきさん

  最初の疑問は私からなのでパスして、瑞さんの疑問にお答えします。使用期限は袋の外側に記載してあります。ずいぶん前に購入したカイロが使えたというけど、でもそれは使用期限までに開封したときの持続時間より短いし、温度も低いはずです。
 「使い捨て」って厳密に言うと禁句なのかな?そうするとポピュラーな言い方はどうなるんだろ?確かにホッカイロで通じちゃうのだけど..
正答者の方々( 10名)です。ありがとうございます。
乱気流さん・Tsuneさん・よりかさん・てるりんさん・くろぅさん・ぶひぃーさん・のんきさん・かみっちさん・ながこさん・JUNKさん



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