| おしえて№473 投稿者 かみっちさん | ||||||||||||||||
どちらも意味合いは同じですが(同義語です)、本来の意味を見ればわかります。 劇=はげしい。ひどいさま。きついさま。左側は、「虎+豕(いのしし)」の会意文字で、虎(トラ)と、いのししがはげしく戦うことを示す。劇はそれを音符とし、力(のち刀)を加えた字で、はげしく力をこめること。 激=はげしい。水が岩に当たってくだけるほど勢いが強いさま。感情がはげしく高ぶる。ことばや行いが異常にはげしいさま。右側は「白+放」の会意文字で、水が当たって白いしぶきを放つこと。激はそれを音符とし、水印を加えてその原義を明示したもの。 同義語ですが、字の解釈をすると劇は物理的にはげしく、激は人的にはげしいさまにマッチングするようです。 gooの国語辞典 http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/jp-top.cgi で「劇薬」を引くと以下の通りです 激しい薬理作用をもち、使用量をあやまると生命にかかわる薬物。厚生大臣により指定される。 集英社国語辞典によると「劇薬」は 毒薬に次ぐ毒性を持ち、使用量を誤ると生命に危険を及ぼす医薬品。 そして「劇」は (一) 1はなはだし。いそがしい。はげしい。 2しばい。 1は激に通ずる (二) 芝居。演劇。 と、ありました。 つまり劇=激しい作用のあるものということでしょうね。 劇薬に「劇」の字が使われるのは、劇的な効果のある薬という意味から来ていると思います。つまり、目覚しい、あるいは、非常に高い効果のある薬という意味です。 刺激が強いということではドラマは起きません。人の生き死にに直接関わるドラマチックな変化が起きる、という意味で、危険性をアピ−ルする意味もあって、劇的な薬、と言うことにしたのではないでしょうか。 漢和辞典で劇と激を調べると、同じ意味でしたが、激のほうがさんずいでもあり、より自然の激しさの表現かと思います。 国語辞典を見ますと、「劇」は、名詞で<はげしいもの、芝居>を意味し、「激」は接頭語で形容詞の前につき、<程度や勢いの強さが普通ではない>ことを意味します。以上のことから「毒」は名詞になるので、「激」と結びつくことができないのです。 劇には、「はげしい」や、「はなはだしい」という意味もあるからだと思います。 ドラマチックな解答じゃないんですが、「劇薬」の「劇」には「激しく、強い」という意味もあるそうです。 (『規制医薬品辞典』より) 劇のようにスンゴイ死に方するから。
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