| おしえて№573 投稿者 naruさん | ||||
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なみだには「涙」と「泣」があります。 眼球の外側上方にある涙腺から分泌されたナミダは、眼球の表面を斜めに横切り、目頭の上下にある涙点から再び体に戻ります。 一度、体外に出た体液が再び体内に戻るから、「涙」は「さんずい」に「戻る」なのです。 涙がでるほど漢字は正確です。 さて、もう一つの「泣」ですが、これは「水」が垂直に「立って」落ちることを表します。 目から溢れるいわゆるナミダです。 泣けてくるほど漢字は正確です。 なぜ溢れるか。それは目頭にある涙点での吸収が追いつかないからです。 感情の変動により涙腺から分泌されたナミダが、目頭での吸収能力を越えると「泣・ナミダ」が流れるわけです。 なおナミダがこぼれるのは目頭ですが、分泌は目の外側のほうですよ。 そくらさんの答えに救われました。 いきなりこんな話でなんですが、私は5年付き合っていた女性に最近浮気されていたことが分かり、人生のどん底でした。 恥ずかしい話ですけど、彼女を一生幸せにするために毎日必死で一人前になろうと努力していました。 泣いても泣いても涙がかれずにいました。知り合いに話しても「泣いても生産性ないからもう泣くな」と言われていました。 でもそくらさんの文章に救われました。ものすごく元気がでました。 泣きまくって、いつか忘れてまた笑い話になる日を信じて頑張ります。 そくらさん、あなたは勿論私のために書いた文章ではないけど、なぜか親近感を覚えます。 心がきれいな方なんでしょうね。本当にありがとうございました。 涙の腺は、三叉神経、交感神経、副交感神経の三つの支配を受けています。 そのために、うれしい時や悲しい時は、副交感神経が働いて薄い水っぽい涙が出ます。悔しい時や腹がたつ時は、交感神経が働き塩辛くしょっぱい涙が出ます。 涙って不思議ですよね。 詳しくは下記「目の辞典」のページへどうぞ。 http://www.ocular.net/jiten/jiten004.htm 何という哲学的、心理学的な問題でありましょう。 サルトルは、悲しい気持ちが盛り上がって涙が出る、という一般的な解釈は間違いだと、言いました。「涙が出るから悲しくなるのか」それとも「悲しいから涙が出るのか」。 残念ながら、回答はありません。それは、人の心理の複雑さにもよりますが、あまりに悲しい出来事に遭遇すると人は、そのことを認めたくないあまりに、一時的な記憶喪失にすらなります。 ということは、「悲しい」ことと「涙」とは、違う、ということなのです。「涙」が出る、というのは、涙腺がゆるみ、目の中のゴミを流し出そうとするように、「悲しみというゴミ」を少しでもゆるめようとする、生理的な合図であり、動物的な知恵なのです。 これは、これ以上、今の心理学、生理学、分子生化学でも分析不可能な筈です。ですから、「泣いてはいけません!!」とよく怒る人がいますが、違います。好きなだけ泣いた方がよい、そして、記憶喪失にならように気を付けなさい、と言ってやるべきです。人は「悲しいから泣くのではなく、涙によって悲しみの質を認識し、忘れる準備に入るのだ」とでも。悲劇を知らない人生ほど不幸な出来事はありません。 やはり、「涙」は美しいのです。 涙には、基礎分泌によるもの、刺激によるもののほかに、感情によるものがあります。うれしいときや悲しいときに出るあの涙です。基礎分泌や刺激による涙の成分と、感情による涙の成分には違いがあり、感情の涙には、ストレス反応により分泌されるホルモンの一種である副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が含まれている。 感情による涙を流した後、気分が良くなるのは、ストレス物質が涙の中に溶けだし流れ去るため。つまり、涙を流すということは、感情のたかぶりによって体内に生じたストレス物質を排出するための行為である。 自己防衛本能として残された体の反応なんですね。下記URLに更に詳しく書かれています。 参考URL:心象水彩の世界 http://s.rapha.ac/nou/namida.htm 本来の涙は「基礎分泌」と呼ばれ、その目的は、目の表面を乾燥から守ることと、目に栄養分を送ること、小さなゴミやバイ菌から目を守ることにあります。 たえず分泌されている涙と、泣いたときに出る涙はどこが違うのでしょうか。 1985年にアメリカのウィリアム・H・フレイ2世博士は、女の子を泣かせてその涙を採取し、その成分を分析して発表しました。その結果、泣いたときの涙にはACTHという物質が含まれていることが分かりました。このACTHとは、副腎皮質ホルモンの1種で、ストレスに反応して作られるものです。人間はストレスを感じると、それを何らかの方法で体外に排出しなければいけません。 それが「涙」なのです。 泣いたあとにすっきりとした気分になるのは、そのためです。人間は泣いて涙を流すことでストレスを発散しているのです。 参考URL:眼鏡かわら版 http://www.intacc.ne.jp/HP/oghr/back/036.html より抜粋 涙腺分泌機構の神経支配は極めて複雑ですが、一般に三叉神経、顔面神経、頭部交感神経が関与しているとされています。悲しいときに涙が出るというのは脊椎動物の中で人間に特有な現象です。物理的に言えば、感情によって神経系統が刺激されその作用で涙腺から涙が分泌されるのでしょうが、その正確なメカニズムは実はまだ解明されていません。お年寄りが泣いても涙が流れない(流れにくい)のは涙腺の萎縮に原因があると考えられます。 眼に異物が入った時のような反射性分泌と違って、残念ながら悲しい時などの涙については、まだ正確なメカニズムが解明されていないようです。過度のストレスに対する他者又は自分への救難信号、或いはストレス発散作用なんて如何でしょうか。 嘗て「悲しいから涙が出る」のではなく「涙が出るから悲しい」とする<ジェームズ=ランゲ説>も有り、未確定の為か現在でも同種の<顔面フィードバック仮説>等の実験がなされているようです。 参考図書:平凡社『世界大百科事典』 悲しいと、どうしてもストレスがたまります。 涙は、ストレスを分散する働きを持っているので 無意識のうちに涙を流して悲しみ+ストレスをしずめようとします★ ストレスがたまったら泣きましょう!(違。 そもそも涙は、目頭にある涙腺という分泌腺からつねに出ています。この量はごくわずかで、一日に0.6ccほどにすぎません。 悲しい時に限らず、嬉しい時や怒った時のように感情が高ぶったときにも涙が出てくることもあります。 このような激しい感情が起こると、体内の各器官の働きを調整している自律神経が興奮してしまい、涙腺のコントロールが緩んでしまうために普段より大量の涙が出てきます。 外傷を受けたとき、人間の体内には自然治癒力が働いて傷口を癒してくれます。心にも外傷を受けたとき、涙が流れることで自然治癒力が働くのだと思います。 悲しい時は泣いて、泣いて、泣いてしまえば、心の裂傷も涙で埋まることでしょう。 それはね。ビールを飲みすぎてベルトが締まらなくなるから悲しくなるんだよ。ビール腹の人は後悔の涙を流してるの。翌日には忘れてまた飲んでるけどね。こういうオトナにはなっちゃいけないのヨ。わかった?
涙で悲しみを洗い流す為です。 人間にとって水分と塩分を失う事は結構やばいです。そんな危険を冒してまで人のためにと涙がでるのでしょう・・… |
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15年前くらいに名画座で観た黒沢監督の映画「生きる」には泣かされて帰ってきました。 何といっても有名な「主人公がブランコに乗って歌う」シーンが最高なのですが、 「生きるという意味」を心の深いところで理解出来た瞬間に、涙が吹き出したことを思い出しました。 たまにはストレスが原因の涙じゃなくて、魂が喜ぶ映画で涙を流してみるのは如何でしょうか? |