おしえて№644 投稿者 matsumotoさん
  ロシア民謡「一週間」の歌詞を読んでみると、「市場で糸と麻を買う」「お風呂を焚く、入る」「友達が来て、送る」「糸巻きもせず、おしゃべり」という具合に、一週間でたったこれだけのことしかしていません。
ロシア人の生活って本当にこんなにのんびりとしているのでしょうか?
そくらちゃん

 ロシアは農業がさかんな国でした。農業者の暮らしは、自給自足ですが、現在の文化にあふれた生活から見ると、随分とノンビリしたものです。お風呂も、毎日はいる、などという贅沢は、実はほんの10年も前の出来事で、昔の日本でも銭湯を利用して1週間に1回しか入らなかった人はいっぱいいます。ですから、今の暮らしぶりで、ロシア人はのんきねぇ、と言うと、昔のロシア人は、今の私たちを見て、随分とせっかちねぇ、とギョッとするに違いありません。

 広い土地がらで、隣の家までは、何kmも離れているとすれば、1週間に一度しかあって話をしないでしょうし、市場だって、頻繁にはいけません。そうした田園風景を想像してロシア民謡を日本語訳したのでしょう。
 私は、ロシア語は「ハラショー」しか知りませんので、原語の意味はわかりませんが、昔のロシアの生活ぶりを、それなりに辿って日本訳されたのだろうと、想像します。
 晴耕雨読、という言葉があり、文化に毒された私たちは、年齢とともに、自給自足の「ゆったりとした大地のような流れの時間」を感じていたい、と思うようになります。まさしく、そうした生活には農業はぴったり、と言えるでしょう。
乱気流さん投稿者様からのご推薦です。

  ロシア民謡「一週間」は、チャストゥーシカchastushka(村歌)のジャンルに該当します。
 18〜19世紀にロシアの都市住民の間に伝統的な音楽語法と新しく入ってきた西欧音楽とを折衷させた様式が生まれ、19世紀後半には農村にも都会の様式が浸透して、ロシア民謡としては最も新しい農村的様式のチャストゥーシカと呼ばれるジャンルが確立され、1861年の農奴解放後は出稼ぎ農民を吸収した都市の工場などにも普及しました。

 通常4行の定型詩を一定の旋律でかなり速い調子で歌い継ぐもので、内容的には恋愛を主題とする軽妙で滑稽な歌詞が多くある一方で、コルホーズ生活等を滑稽に或いは風刺を効かせて新旧の価値観の対立を扱った社会的主題の作品もあり、何れの場合も人間関係と自然現象の対比、語呂合わせ、大袈裟な誇張等の手法が好んで用いられ、一般に特定の個人への直接的な呼び掛け、或いは掛け合いの形式をとるので即興性も重要な要素になっているようです。

 以上の背景を持つチャストゥーシカのひとつ「一週間」は、1949(昭和24)年に旧ソビエトから帰国した人々が結成した歌と踊りのアンサンブル「帰還者楽団(後の音楽舞踏団「カチューシャ」)」によって訳詞されたそうですが、直訳では「お風呂」→「蒸し風呂」、「友達が来て」→「彼氏がやって来て」、「送って行った」→「見送った」となり、最後も「私は1週間働きづめだったのよー♪」と微妙な違いがあるようです。

 この曲&詩の成立が農奴解放以前なのかロシア革命(10月革命)以後なのかも不明ですが何れにしてもチャストゥーシカの特質を考慮すれば、限られた定型詩の中に1週間を当てはめる場合には結局のところ代表的な出来事に限定せざる得ないでしょうし、又単純な誇張詩・滑稽詩とも捉える事ができ、或いは実は最後のフレーズ「働きづめ」が真実でそれ以外は叶わぬ願望に過ぎない風刺詩って事にもなるかもしれません。

 ですから、現実はさすがに「1週間」の訳詞ほどにはのんびりとはしていないと思います。もちろん島国日本人と比較すれば、大陸ロシア人の方がのんびりゆったりしているとは思いますが・・・
参考URL:合唱団白樺
http://www.kt.rim.or.jp/~shirakab/article/NHK_TV_RUSSIAN_1999_04.html
ラピュタ http://laputa21.com/reikai/2000/11/2000_11.html
情報源:『世界大百科事典(平凡社)』
596さん

  人によってはのんびりしている人もいますが、ロシア人全部がこのようであればやっていけません。ロシアがソ連の時代は共産主義国であったので、熱心に働いている人も怠け者の人も同じ給料だったので、ばかばかしくて熱心に働きたがらなかったようです。 熱心に働けば働くほど給料が多くなれば目の色変えて働くようになります
Tsuneさん

  ロシアの国にかかわらず、いろいろな国で、専業主婦は、「このような優雅な生活 ができる」といったちゃかした内容なのではないでしょうか。実際にはこんなことをしていたら、主婦失格ですから、しっかり家事をやっていると思います。
ぶひぃーさん

  ロシアは緯度が高いので、冬は昼間の時間がとても短いです。ですから現代のように電気が普及する前は外で活動する時間がほとんどなくって、少しのことしかできなかった可能性はあると思います。のんびりしていたというよりも、冬とかだとそれだけのことしかすることができなかったのではないでしょうか。
超な兄貴さん

  今のロシアならある意味仕事が無くてそうなのかもしれませんね。。
ベリーさん

 ずどぅら〜すとび〜ちぇっ♪(←ロシア語で「今日は!」の意) ロシア語って本当に難しいのよねぇ〜。 女性名詞だの、男性名詞だの、中性だの、語尾が変化するだのなんだのって。

 実は、これを日本語に翻訳した人はとっても面倒くさがり屋さんだったの。 おまけにロシア語が難しいときたもんだ!(笑) 今日はこの1行、明日は次の1行を訳してみよぉ〜って考えてるうちに、閉め切りに間に合わなくなっちゃったんだって。 で、しょうがないから「えぇ〜いっ!面倒だ!」ってそのまま1行を1日に当てはめちゃったの。

 つまり、翻訳者さんの怠惰のせいで歌の中だけは、ロシア人さんがのんびりっていうか、ほとんど動いてないわよぉっていう怪しい生活をしてることになっちゃったの。 和訳って難しいわねっ。えへっ♪

蓬莱さん

 私は日本人ですがそんな感じの生活です…。

合格 やった!
19

ノラさん

 恋する乙女の一週間は、世界中どこでもこんなもの。 結婚前の何週間かは、貴女も覚えがあるでしょう?
 ね、
のんきさん


合格 やった!
18
Tsuneさん 「ね、のんきさん」と来たもんだ。でどうなんです?のんきさん。
matsumotoさんからの感想メールです。

 この歌については昔から子供同士の会話や漫才等のツッコミのネタになったりもして気になっていました。結局のところある種のデフォルメや願望が入っているのでしょうね。正答者の皆様ありがとうございます。
 かなり昔から親しまれている歌ですから、のんびりしていても不思議ではないですよね。日本だって30年前はのんきなものだったハズです。でも、最近は世知辛い世の中ですから、ロシアといえども変わってきているんじゃないかな?
正答者の方々です。本当にありがとうございました。
そくらちゃん・乱気流さん・乱気流さん・乱気流さん・596さん・Tsuneさん・ぶひぃーさん・ガウリィさん・超な兄貴さん・ベリーさん★・蓬莱さん★・ノラさん★

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