| おしえて№661 投稿者 のんきさん | |
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・黄色い声の由来 江戸時代にある時期、声を色で表現する事が流行った事があり、白い声など全5色の声がありました。 中国では昔から「黄」の文字を「ただ事ではない」と言う意味に使用していたのです。いわゆる「黄色信号」「イエローカード」と同じ様な発想なのかも知れません。 そこから「ただ事ではない時に発する声」と言う意味で、「黄色い声」と言う表現が生まれ、この言葉だけが現代でも使用されていると言うワケです。 参考URL:エルローザブックスバラ園&ひねもす本舗 http://www.izu.co.jp/~yos/ より ・色には色彩のほかに「声、音などの響き、調子」の意味もあります。(音色、声色、顔色・・) ・甘い香りとか、柔らかい声のように見る、聞くなどの五感が混在することを共感覚といい、音と色の場合を色聴といいます。色聴の研究家によると黄色い声は「ラ」音だそうです。 甲高い女性の声や子供の声を「黄色い声」と表現しますが、それは高低に若干の差はあるものの「ラ」の音であることが判っているようです。 1931年にカール・ジーツ(Kari Ziets)が行った色と音の関係についての実験成果に基づく説によれば、ドは赤を、レは菫色、ミは黄金色、ファはピンク、ソは空色、ラは黄色、シは銅色、そしてオクターブの異なる音階も同じ色調になっています。 また、それぞれの音にフラットが突くと暖色を、シャープが付くと寒色を連想させる傾向があります。 このように音刺激によって色覚が伴うことを「色聴(colored hearing)」と言い、音によって色を見る能力を持つ人のことを心理学者は「色聴所有者」と呼んでいます。視覚・聴覚など五感の感覚の一受容系で受け止めた刺激がその感覚器官以外の系統に属するはずの感性反応を引き起こすことを「共感覚(synesthesia)」と言い、色聴はその代表的なものとされ、「黄色い声」などの共感覚的傾向は一般的な体験と言うことができ、これを「モダール間現象(intermodal phenomenon)」と言います。 共感覚・色聴等が明確に認識されたのは20世紀であるとは言え、また能力差も有るとは思いますが、色聴現象自体は昔から存在したようですから、甲高い女性の声や子供の声が色聴として「黄色」と共通認識されて来たことに由来する可能性もあると思います。 情報源URL:ISOP/色聴(音と色の共感覚) http://www.isop.co.jp/main/sikicho.htm 東洋インキ/彩り学級 http://www.toyoink.co.jp/rainbow/gakkyu.html ぷりんとぴあ/インキのはなし http://www.jfpi.or.jp/printpia/ink/story08.htm 『「言葉のルーツ」おもしろ雑学(エンサイクロネット著)PHP文庫』の「黄色い声」の項目163頁には、もっと直接的な説が紹介されています。 −−−以下抜粋−−− 女性の甲高い叫び声のことを「黄色い声」という。あの声を色にたとえると、「やっぱり、黄色だろうナ」と感じる人は、古代中国の高僧とうまが合うかもしれない。黄色い声という言葉は、お経のメロディーに由来する。(中略)お経にも豊かなメロディーがあって、音譜の代わりに文字の横に墨で印がつけられていた。なかには、さまざまな色を使って音の高低を示しているものもあったという。そういう経典で、いちばん高い音を表していたのが、黄色だった。 古代中国の高僧たちは、いちばん甲高い声を黄色とイメージしたのである。ちなみに、もっとも低い音は「緋(あか)」で黄色 と緋の間は細かく色分けされていた。 −−−以上−−− 「声色」「音色」などの「色」には、日本語として元々「調子」「響き」の意味も含まれていますが、これは漢籍の「色」に「類。種類。形相。形に表れた全てのもの。」等を意味することに由来します。「色=color」の方が限定的な使われ方ということになるようです。「黄色い声」以外には「○(色)い声」と表現される例を聞くことは有りません が、本のタイトル・文章表現などでは用例がある様子です。 参考URL:開けこころの曼陀羅 http://www.buzan.or.jp/busshin/osieqa/qa6.htm 青葉雅楽会 http://web12.freecom.ne.jp/~aoba/gakkyoku.htm 声の前に、実際には、声を構成する音が有るのだと思います。音には「音色(ねいろ)」と言うものが有りまして、高さ・大きさとともに音の三要素の一つに上げられる、重要な要素であります。 色を構成する「光」も、音と同じような振動で、周波数を持っています。光をプリズムに通すと簡単に色が分かれるように、音も、「スペクトラムアナライザー」という特殊な機械を通すと、光をプリズムに通したように、周波数ごとの音の強さを分析できます。 ここで、黄色い声と言うのは、聞いていて不快な甲高い声のことを言うと思います。これを分析すれば、高い周波数の音が多く含まれていることになります。一方光(色)では、黄色と言うのは、元来人間があまり好まない色なのではないでしょうか。落ち着かず、まぶしく、チラチラしてというイメージがあります。そこで、甲高い声を黄色い声と言うようになったのではないかと思います。 また「声色を変える」と言うのも同様なところからきていると思います。声の高さ、すなわち、周波数を変えるということは、光で言えば、色を変えることにあたるのです。 さすがに「赤い声」や「青い声」は聞いたことがありません。 また、下記URLに、「黄色い声」に関して興味深い内容がありましたのでそちらをご覧下さい。 参考URL:Decoの気まぐれハウス http://www.try-net.or.jp/~deco/zatugaku/zatugaku09.htm 黄、という漢字には「子ども」という意味があります。ここから、いわゆる「そくらちゃん素敵、キャー!!」という歓声を女性的で、子どもらしい声、として「黄色い声」と表現したようです。 それから「色」にもその時々の表情を表す意味があります。「顔色」などはその典型です。ですから、表情が声に出ることも「色」にはこめられているのでしょう。 これは、昔、中国の漢語で黄がただ事ではないという意味があって黄色い声とはただ事ではない声という意味です。 |
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黄色い声というのは中国が発祥なのですね。お経にも関係しているとは驚きです。経典に書いた黄色の墨は何から取ったんでしょう。ヤマブキかなぁ。また江戸時代に流行した全5色の声って、黄色と白の他に何色があったんでしょうね? さらに「黄」という字に子供の意味が含まれているとは初めて聞きましたが、やはり中国でのことなのでしょうか。「黄」の文字をただごとではないという意味で使う中国人にとって、黄河はただならない、いわくつきの河ということなんですね。 |
| 正答者の方々です。本当にありがとうございました。 |
| 乱気流さん・かっくん・そくらちゃん・Tsuneさん・ガウリィさん・ノラさん |