おしえて№670 投稿者 けんくん
 夏にこんな疑問は何ですが(^_^;)、すき焼きの「すき」ってどういう意味があるのでしょうか??
ついでに、しゃぶしゃぶも、なぜ『しゃぶしゃぶ』というのかな?
ばくさん

 すき焼きについては、辞書を広げればわかると思います。「鋤焼き」です。「鋤」とは、土を耕すのに使う、金属製の農具です。その昔、明治より前、肉食が一般的ではなかったため、屋外で、鋤の上に肉をのせて焼いて食べたのが語源、というのが一般的な説ですが、真相は不明です。

 しゃぶしゃぶは、実は、大阪のある店の登録商標です。が、ひろいお心をお持ちで、一般的な料理名として広まっても、文句は言いません。肉を湯に浸し、「しゃぶしゃぶ」と洗う感じで食べるのが、語源ではないかと思います。1957年に、大阪のスエヒロ本店が「肉のしゃぶしゃぶ」を商標として出願したそうです(図書館で読みました)。
そくらちゃん

  まず、根拠の薄弱な「しゃぶしゃぶ」からですが、これは、昭和27年に大阪のスエヒロというお肉のお店が、自分のところの料理につけた名前のようです。ですから、かなり新しい料理方法、といえるでしょう。
 ですから、根拠薄弱ですが、お肉をお湯のなかで「しゃぶしゃぶ」ゆらして湯通しをし、そして食べる、というような擬音効果を狙ったネーミングのようです。

 次に、すきやきですが、これは、明治から始まった食べ方で、最初は当然、「牛鍋」と呼ばれていました。これが、なぜ、すきやきになったかは、二説あります。
 昔、古びた鋤の上で、タカやかもなどの肉を焼いて食すことを「鋤焼き」と言った。という説。もうひとつは、薄くすいた肉を「すき身」ということから、「すきやき」と言った、という説。
 両方とも、非常に日本らしい料理方法で、見事に鍋の中に西洋を和食で溶かし込んだ、ゴッタ煮文化の象徴、とも言われています
。  すきやきの名称については 講談社α文庫 「つい誰かに話したくなる雑学の本」を参照。
のんきさん

 すき焼きは、確か昔の人が農具のスキの中に味噌で土手を作り、肉を焼いて食べたから、と記憶しています。あと牛肉のスキミ(薄く切った肉)を焼くためだという説や杉焼きからきているという話もきいたことありますね。
  しゃぶしゃぶは、大阪が発祥らしいですね。肉をお湯の中で泳がせる音が「シャブ、シャブ」と聞こえたんでしょう。
 では東の人間が最初に考えたら「チャプ、チャプ」になっていたのでしょうか・・・
 ありえないですね。

Tsuneさん

すき焼き:
 肉(おもに牛肉)に豆腐、ねぎ、その他の野菜などを取り合わせ、甘辛いタレで煮て食べる鍋料理。
 スキヤキは江戸時代からその名が見られ、なべのかわりに農具の鋤(すき)を、火の上にかけ、その上で、魚や豆腐を焼いたのが始まりといわれる。そこからスキヤキの名がついたもので、タレに漬けた薄切りの鴨肉なども焼かれた。当時のスキヤキは今でいう鉄板焼きのようなもので、現在の関西風すき焼きにその名残をとどめている。幕末から明治にかけて肉食が一般化するようになり、牛肉が庶民の食べ物として普及し、東京を中心に「牛肉鍋」「牛鍋(うしなべ)」として盛んに食されるようになった。

 その後、牛肉のスキヤキを、「牛鍋(ぎゅうなべ)」というようになり、関東ではこの「牛鍋」という語が一般に用いられた。スキヤキの語が一般化したのはかなり新しいことのようである。現在、スキヤキの語は広く海外にも知られている。
 なお、スキヤキがおもに牛肉とだけ結びついた結果、魚や鳥を材料にしたものは「魚すき」「鳥すき」といい、さらに「うどんすき」のような語も用いられ、鍋物の意でスキが用いられるに至っている。

 以上講談社語源辞典より

しゃぶしゃぶ:
 大阪のスエヒロ本店が「肉のしゃぶしゃぶ」を商標として出願。擬音語「シャブシャブ」からと言われているそうです。
詳しくはこちらで。 参考推奨URL:勉強さしてもらいます
http://www2.justnet.ne.jp/~y-kawamura/gimon6/gimon66/286.htm
浜ちゃん

 牛肉を食べる習慣がなかったのに、明治維新で突然牛肉が食べられるようになったが、それを調理する道具がない。
 いつもつかう鍋釜は気持ち悪くて使いたくない。。
 というので、目に付いたのが農機具の鋤。柄が取れた刃の部分を火にかけ、その上で肉を調理した。 という説があります。

 ただ、明治の最初の頃は「牛鍋」という出刃包丁で角切りにした肉を鍋で炊いて食べる料理があり、現在のように薄切り肉が使われるようになったのは後の話なので、
 すき焼きと「鋤」焼きの間には時間的な隙間がある(そこに牛鍋の時代が入る)ので、信憑性はあまりないような気がします。


===
 しゃぶしゃぶは、肉を湯の中で動かす際の擬音から。 (モンゴル地方の遊牧民の鍋料理にルーツがあるらしいです。もとの料理は羊肉らしいですが)
乱気流さん

<すき焼き>
 農耕具の「鋤(すき)」又は「犂(すき)」の上で焼いて食べた料理法に由来すると考えるのが有力説のようです。
 他には、鳥獣魚肉を薄く切ったものを「剥き身(すきみ)」と言うので、「剥き身」を焼くことから「剥き焼き」と考える説もあるようです。

 現在では主に牛肉を用いる鍋料理を「すき焼き」と呼びますが、嘗ては鳥獣魚肉を鉄板・浅い鍋・貝殻などで焼き又は煮て食べたようで、江戸時代後期の『料理早指南(1804年)』には、ガン・カモ・カモシカ等の肉を溜まり(醤油)につけ、使い古した唐犂(からすき)の上で焼くとあり、同様に『料理談合集(1808年)』にも、タカ・カモ・カモシカ等の肉を使い古した鋤(すき)の上で焼くとあって、『素人庖丁(1803年)』では唐犂(からすき)の代わりに鍋やイタヤガイの貝殻を用いてもよいとあることから、バーベキュー的な野外料理に始まったものと思われます。

 (「鋤」「犂」共に「すき」と読まれる耕具ですが、牛馬の力を利用するものが「犂」で、中国から来たという意味で「唐犂(からすき)」とも表現され、人の手足の力を利用するものを「鋤」として、両者を分けて表現する場合もありますが、「犂」は常用漢字以外の漢字のためか、現代の国語辞典では「鋤焼き」が当てられるのが一般的なようです。)
参考図書:『世界大百科事典(平凡社)』
参考推奨URL:世界○ごと!?超・雑学おもしろ講座
http://www.johos.com/omoshiro/bucknum/20010407A.html
参考推奨URL:雑学知識http://www.cat-net.ne.jp/~data/shittoku/z_15.htm

<しゃぶしゃぶ>

 薄切りの肉を湯に入れて動かしすすぐ様をいう擬音語「シャブシャブ」からとする説が無難なようです。
一説(『雑学の王様(幸運社編)光文社・知恵の森文庫』)によれば、ネーミングの際に「すき焼き」に対抗して「すき煮」でいこう等と色々なアイデアが出ては消えが繰り返された或る日のこと、店の奧からオシボリを洗う音が聞こえ、水を流してすすぐ音が「シャブ、シャブ、シャブ、シャブ・・・・・・」。「そうだ。”しゃぶしゃぶ”でいこう!」なんて逸話も語られています。どうやら「ジャブジャブ」じゃなかったようです。

 牛肉を用いた「しゃぶしゃぶ」は、1910(明治43)年創業の大阪の肉料理店「スエヒロ本店」の先代店主三宅忠一氏が1951・1952(昭和26・27)年頃に考案し、1957年に「肉のしゃぶしゃぶ」を商標として出願したとも伝えられています。

 但し、それまででも羊の肉を湯通しして食べさせる店は存在したようで、元々は中国北方民族に由来する羊肉料理法で、古くは『宋氏尊生(1601年)』の文献や17世紀中国・清朝の宮廷料理にも登場し、現代では「シュワン・ヤン・ロウ」と呼ばれ「さんずい+刷」・「羊」・「肉」と表記します。 尚、「さんずい+刷」の字にはすすぐ、ざっと洗う意味が有ります。
図書:『世界大百科事典(平凡社)』 (上記Tsuneさんと同じURLを紹介していただきました。)
matsumotoさん

 「すき焼き」は「鋤焼き」と書き、もとは農機具の「鋤(すき)」の上で肉を焼いたのが起源とされています。 「しゃぶしゃぶ」については、肉をお湯にくぐらせる時の音から「しゃぶしゃぶ」と付いたと思われますが確証はありません。
ガウリィさん

 すき焼きの語源は3つある農具のすきで焼いたから、杉焼きからつけられた、肉の切り身の剥き身(すきみ)を焼くから。 しゃぶしゃぶはたしかお湯にしゃぶしゃぶとつけるからだったと思います。
白イタチさん

  すき焼きの「すき」は農具の鋤です。
kanakoさん

  しゃぶしゃぶは、水で(お湯)ばちゃばちゃやるから?
 農具の鋤ってフォークのような形ですよね?ってことでどうなの?と思っていたのですが、下記のURLで牛に引かせる物を発見しました!これなら何とかなる、かな?
参考推奨URL:讃岐金比羅宮http://www.konpira.or.jp/s9/s45.htm
正答者の方々です。本当にありがとうございました。
そくらちゃん・のんきさん・Tsuneさん・matsumotoさん・ばくさん・浜ちゃん・乱気流さん・ガウリィさん・白イタチさん・kanakoさん

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