おしえて№702 投稿者 ゆーにゃさん
 シャンプーとリンスって、混ぜて使ってもいいんでしょうか?
リンスインシャンプーがあるんだから、混ぜてもいいのかなぁと思ってたんですが・・・。
やっぱり汚れを落としてからリンスを使うほうがいいのでしょうか??
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乱気流さん

 シャンプーは成分の界面活性剤が汚れを落とす(同時に毛髪の脂肪分まで落とす)働きをしていて、大抵はマイナスイオンを帯びています。髪は水に濡れると−に帯電するので、同じ−イオンのシャンプーで汚れを落としただけでは、毛髪が絡み合ってパサついたりして痛みやすくなります。それを防ぐには、プラスイオン系の界面活性剤が必要で、毛髪をしっとりやサラサラさせるために油分等が混ぜてある+イオンの界面活性剤を用いたリンスが毛髪を中和させる役目を果たしています。

 換言すれば、−の電気を帯びている洗髪シャンプー後の髪に、リンスで+の電気を帯電させて打ち消すってことですから、シャンプー(−イオン)とリンス(+イオン)をそのまま混ぜて同時に使うと、互いに結合し白濁して沈殿するので、どちらも本来の効果を打ち消し合うので殆ど無意味ってことになってしまいます。

 じゃあ、リンス・イン・シャンプーは?ってことになる訳ですが、これは「朝シャン」の言葉が流行った1987(昭和62)年頃以降に登場したようですが、シャンプーの分子を直径が1㎜の10万分の1〜100万分の1程度しかないミクロのスポンジボールのような「ミセル」と言う形にすることで、先ず小回りのきくミセルが毛髪の油分を落とし、汚れの落ちた毛髪は−イオンとなって、次にその部分に+イオンを帯びた界面活性剤を幾つも重ねたポリマー(重合体)にすることで図体のでかくなったリンスの油粒(シャンプーの千倍〜一万倍の大きさ)が付くような時間差を生み出すとか、或いは特定のアニオン(−イオン)と特定のカチオン(+イオン)の配合を工夫することでシャンプーとリンスが結合しない安定状態を保つことを可能にしている ようです。

 また、近頃登場したシャンプー・イン・リンスでは、元々少しなら汚れを落とす働きがあるリンスの界面活性剤の洗浄力を強めたり、リンスに含まれる油分に水に溶けやすい成分を加えることによってシャンプー効果を高めているだけなので、名前の似た両者の原理は相違するようです。

 なお、リンス・イン・シャンプー等はあくまでも朝シャンなど時間短縮の発想から生まれたお手軽品ですから、シャンプーとリンスは別々に時間をかけた方が効果的なのは言うまでもありません。
参考図書:講談社ブルーバックス『科学・おもしろ質問箱(広見直明・Quark 編)』『化学・意表を突かれる身近な疑問(日本化学会編)』
ガウリィさん

 結論から言うと無理です。 そもそもシャンプーはマイナスイオンの「界面活性剤」が使われていてその物質が髪の毛に付着している脂汚れなどを落としてくれます。しかし、そうすると髪の毛はカサカサになり、クシの通りが悪くなったりします。 そこでリンスを使います、リンスの主剤は、プラスイオンの「界面活性剤」でリンスを使うことで、シャンプーによってマイナスの電気を帯びている髪の毛に、プラスの電気を帯電させて、打ち消すのです。そして、リンスには、脂分を補う働きもあるのでこれで、クシ通りもよくなります。

 そしてなぜ市販のシャンプーとリンスをそのまま混ぜるといけないのかというと 、シャンプーに含まれている界面活性剤はマイナスイオン、リンスのはプラスイオンです。 この2つをそのまま混ぜてしまうと、プラスとマイナスで結合して沈殿してしまいます。 そこでこの2つが結合しないようにするために使われるのが両性界面活性剤です。これには、プラスマイナス両方の性質を弱く持ち、弱い洗浄力と弱いリンス効果があります。
 また、マイナスイオン系、プラスイオン系の界面活性剤が存在したとき、これらの仲立ちをして化学反応を起こりにくくするのです。 このため、シャンプー剤にリンスを混ぜたり出来るようになったわけです。 リンスインシャンプーは、シャンプー剤に両性界面活性剤と少量のリンスを混ぜてあるのです。

詳しくはこちらのHPをチェックして下さい。参考URL よろず屋 http://rahken02.tripod.co.jp/general/0255.htm
のんきさん

別々に買ってあるのなら、それぞれ分けてお使いになったほうがよいのではありませんか。混ぜたから髪が傷むということはないと思いますが、面倒だから一緒に使いたいというのであれば、やはり、リンスinシャンプーを購入した方がいいと思います。
シャンプーは髪の汚れを落とすために、少しアルカリ性を強くしてあります。これに対してリンスは、髪質を痛めないように中性に近い成分で作られています。髪をシャンプーで洗うと、髪の表面の脂肪分まで洗い流されて髪がゴワゴワになって、摩擦が増えるために髪が絡んだり固くなったりします。そこへリンスを使うと、混ぜ込んである脂肪分が毛に乗って、サラサラの滑りやすい状態になるのです。リンスは油と水の両方に馴染みやすい成分で作られているので、毛の表面を濡らしながら油性を保つ事が出来るのです。ちなみに、石鹸で頭を洗っていた頃は、リンスとしてお酢が使われていたそうです。

Tsuneさん

 リンスインシャンプーは、最初からそういう目的で、設計(調剤)されているから、いいのですが、一般のシャンプーにリンスを混ぜてもいい効果は期待できませ ん。
 むしろ貯蔵中に薬剤同士が反応して悪い結果をもたらすのが関の山です。  やっぱり、シャンプーで、しっかり髪の汚れを落としてから、リンスするのが良いと思います。
浜ちゃん

 混ぜて使っても問題ありません。特に肌の弱い人には刺激が少なくなって良いらしいです。 ただし、リンスが混ざっているので汚れ落ちが悪い、シャンプーが混ざっているのでリンスのみの場合よりも丁寧に洗い流さなくてはならない、というようなデメリットもあるようです。
超な兄貴さん

  洗浄能力がおちます。 実際に,リンスインシャンプーの洗浄力は一般に普通にシャンプーするより低いです。
 全く違う効果を求めているんですから、結構開発的には大変なものだったようです。(でも、売上全体の1〜2割しか浸透していないようですが..)どうやらリンスインシャンプーを使った方が良いとの結論が出たようです。
正答者の方々です。本当にありがとうございました。
乱気流さん・Tsuneさん・浜ちゃん・ガウリィさん・のんきさん・超な兄貴さん

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