| おしえて№712 投稿者 なあ?さん | |
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「世界」という言葉はその使われ方や場合によって意味や範囲が異なります。 1.最も一般的な意味では「世界」=「地球上のすべての国や地域」を指します。 2.天文学的に言えば「宇宙」と同義語となります。 3.宗教的には(宗派によって違いますが)神の治める領域であり、この世(人間界)の他に天界(天国)や地獄なども含まれます。 4.特定の社会集団(芸能界、スポーツ界、学問の世界)を指す場合もあります。 5.芸術家・作家などの場合、その人の作品やその背景を指す場合もあります。(ピカソの世界、黒澤明の世界など) 6.映画・マンガ・小説などの舞台となる時代や場所・背景など。 7.個人の心の内面を表現する場合などにも使われる場合があります。 この他にも色々なケースがあります。 そくらの名前にふさわしく哲学でお答えしましょう。「世界は私たちの前に立ち現れています」(この哲学観は大森荘蔵氏という哲学者の受け売りです)。 さて、世界と宇宙はどちらが大きいのでしょうか?それは、残念ながら、結論は出ません。なぜなら、昔、世界は宇宙ですらもあったので、今現在も、世界=宇宙と考える人が多くいるからです。 常識的には宇宙>世界ですが、これは、近代化された西洋科学による考えの影響が大きく、文科系の学問で考える範囲が「世界」で、望遠鏡や顕微鏡などの超マクロ。超ミクロの人間の肉眼による把握が難しい範囲を超えた「チョー遠い世界」を科学的機器を駆使して迫る世界を敢えて「宇宙」と分別をしていったようです。 ですから、ちょっと判然としない結論で申し訳ありませんが、一応そくら解釈で、「世界はあなたの眼前に立ち現れてるすべてである」、そして宇宙とは「世界で駆使する想像力と科学的な機器で迫る膨大な世界である」と思ってください。 したがって、「世界は宇宙に終わる」とは、人間が把握している限界は、宇宙という想像力をもってすべての果てにたどりついた、と。 世界は、人の届く範囲です。だから、今は地球上と同意です。(あくまで表面だけで、地中や深海底が世界の一部かどうかは議論の分かれるところです) 昔は(そこに住む人にとっては)、ヨーロッパが世界であったり、日本が世界であったりしたわけです。 (昔の人の世界観を表した絵をみると、様様な世界があったことがよく判ると思います) また、新大陸発見以前には、ヨーロッパの人たちにとって南北アメリカ大陸は世界の一部ではなかったわけです。 現状では宇宙(これも地球を含む宇宙と、地球大気圏外という意味の宇宙がありますが、ここでは後者の意味で使います)は、世界の外です。 宇宙旅行ができるようになると、その定義は変わってゆくでしょう。 世界とは、地球全体をさすこともあれば、地球上の全ての国、また世の中をさすこともあり、宇宙もまた無限に広がる世界のひとつです。空間、分野という意味でも世界はありますし、宗教というのもこれまた世界です。人間1人1人にそれぞれ人格や思考、心理という世界があるように、目に見えないもの、言葉や形に現せないものもあります。ですからこれが世界なんだと結論を出せるような単純なものではないと思います。 なお、国語辞典を見ましたら、世界とは、仏教で須弥山(しゅみせん※1)を中心に形成される一定の空間領域をさし、全宇宙にはこの世界(一世界・小世界)と同じ規模の世界が数多くあるとして、三千大千世界と表現しています。また、衆生(しゅじょう※2)が住んでいる場所で、時間・空間的になんらかの制約を受け、まとまりをもっている広がりや仏を中心とする空間をさす、と書かれています。 (注:※1=仏教の宇宙観において世界の中央にそびえるという山。※2=人間世界) 世界=地球という見方もあります。 が、この質問に対してはもっと広い意味での「世界」 を説明した方が良いでしょう。 つまり「世界」とは、存在する物体と現象の総称であると 考えられます。 また、宇宙が世界の一部なのかそれとも…。に関しては 宇宙が有限なのか?という質問に置き換えられます。 それに関しては、今のところ学説次第ってことになりますね。 これは夢のある疑問ですが、難しい疑問でもありますね。 で、現実に帰って大辞林で「世界」をひいた部分を抜粋すると、 (1)地球上のすべての国家・すべての地域。全人類社会。「—の平和」「—最高の山」 (2)物体や生物など実在する一切のものを含んだ無限の空間。宇宙。哲学では社会的精神的事象をも含める。また、思考・認識する自我に対する客観的世界をさすことも多い。「可能—」「—の創造」 ということで、疑問は(2)の方に相当すると思います。 したがって、宇宙=世界ということになります。 漢字としては「世界は宇宙の一部で、宇宙は時間のすべてと空間のすべて」だそうですが、物理学的には、宇宙は「すべての時間、空間、物質、エネルギー」で、世界については不問。 私的には「魂の居場所がないじゃん?」・・・異議あり、定義不能状態。 世界は人間の文化圏みたいな物だからまだ宇宙は人間の文化圏とはいえず、これからもそのすべてが人間の文化圏になり得るかどうかはわからないだから人間の限りでいう世界にはなれていない。 だけど地球だけに文化や世界があるわけではないから、宇宙の先があるかもしれないし、その先はまだ出来ていない「無」かもしれない世界は宇宙がそしてその先に何かがありつづける限り世界は広が続けると思います。 |
| 正答者の方々です。本当にありがとうございました。 |
| matsumotoさん・ノラさん・ガウリィさん・そくらさん・浜ちゃん・のんきさん・蓬莱さん・Tsuneさん |