おしえて№724 投稿者 youjinboさん
 前々から思っていたのですが、「マザコン」って、よく使われますが、ホントのところどういう意味なんでしょう。周りの人に聞いても、微妙にちがう答えが返ってくるんです。
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matsumotoさん ←疑問投稿者からのご推薦です。

  「マザコン」は和製英語で「マザー・コンプレックス(mother complex)」の略です。
 「コンプレックス」にはよく使われる「劣等感」という意味の他に「こだわり、執着」といった意味があります。 つまり「マザー・コンプレックス」とは、「母親に対して強い執着心を持つ人」ということで、母親に対して肉親としての感情を超えた恋愛感情や独占欲を持った人のことです。
 またもっと広い意味では、
1.母親に甘える、いわゆる「乳離れ」の出来ない人。
2.母親に頭が上がらず、何でも言いなりになっている人。
3.恋愛対象の女性に母親の面影を要求する人(男)。
4.母親に近い年上の女性に恋愛感情を抱く人(男)。

 などを指す場合もあります。
そくらさん

 マザコンなる言葉の発明者は「フロイド」という精神分析学者で、マルクス、ニーチェとともに20世紀の扉を開いた哲人、と言われています。で、その意味は、ギリシャ悲劇の「オイディプス王」解釈に基づいており、「男は、最初に愛を注がれる対象が母親であることから、無意識においても、ずっとその母親の影響下におかれる」というような意味合いです。

 ここから、いつの間にか、日本においては、家族制度として、「妻と姑」が避けられない状態で長くあったため、二人の女性の間で「どっちも大事な女性だよ」とふらふらするか細い「ご亭主」を「なによ、マザコン!」と主に、「妻」の方から反撃を加えていくようになったのです。
 ですから、現在の使われ方の常識的な解釈は「母親から精神的に乳離れしない男性を、精神的に大人になって、一人の女性を愛するようになりなさい」という、応援のエールというか、…大人になりきれない男性への女性からの三行半(みくだりはん}というか、つまり、男性不信の代名詞です。


 勿論、フロイドさんは、こうした使われ方は、不十分です、と思っています。それより、男性というのは、「母親」の「愛」こそがすべてであった幼児期に戻りたい、と強く念願するもので、「妻」すらも「母」のように愛しているにすぎない、「妻」とは死ぬまで「母」の代替くらいにしか思えない、と言っています。
 「妻」を愛している、と言っているその無意識下で、「だって、君のしぐさや、うなじのあたりのかげりが、若いころのママそっくりなんだもの」と思い出に浸っているのです。特に、日本では、今も「嫁と姑の確執」が大きい問題です。

 さて、どのように、2人の女性とつきあうべきなのでしょうか?この確執の中でも自分を失わず、黙々と執務に励んだ男性は、「森鴎外」です。彼の「家庭生活をたどる」ことは、「マザコン!」と叱咤された男性にとっては、大きな知識の宝庫です。
のんきさん

マザコンにはいくつかのタイプがあると思うので、母親がどういう関わりをすると、どういうマザコンになるかをあげてみたいと思います。
1、男の子にしっかりしてほしい、男らしくなってほしいという願望から子供に厳しく、口やかましく、何にでも口出しをしてしまう場合。  結果として子供を情緒不安定にし、意気地がなく、消極的で、母親の前だけ良い子になり、集団生活の中で逸脱してしまう。
2、母親が女の子に口やかましく、厳しく、過干渉になる場合。
  結果として、しっかり者で、努力家だが、反面、頑固で融通がきかない子になる。また、ある時期から猛烈に反発し、口げんかで   は母を上回るようになり、手がつけられなくなる。
3、母親がヒステリーを子供に向けている場合。
  結果として、子供は縮み上がり、恐怖心が植えつけられ、わけもわからずに母親の気分と母の目だけを意識する。また、愛された  いと思う反面甘えることができない。
4、母親が過度に愛情を注ぐ場合。
  結果として母親への依存心が潜在的に内在化し、成長に従って反発しつつも愛情を求め続ける。成長しても自分はか弱く、1人   では何もできないという被害妄想のかたまりになってしまう。

以上のことをまとめると「母の厳しさや過干渉は子供にとっては百害あって一利なし」ということでしょう。子供は失敗して初めて痛さを知り、そうならないためにはどうしたら良いかを初めて考えるのです。失敗する前に「こうしなさい」と指示したのでは何にもなりません。
また子供が失敗したり、転んだり、心に傷を受けた時、母親の第一声は「大丈夫だった、痛かったでしょう、かわいそうに」と優しくなぐさめることが重要であり、「だめじゃないの。ポヤボヤして。何やっているの。」等という言葉を先に言ってしまうのはよくありませんね。また、フロイトがとなえるエディプス・コンプレックスとも関係があるかもしれませんが、難しくなりそうなのでやめておきます。
 
浜ちゃん

 もともとの意味はフロイトの心理学の原典にあたってください。一般的には xxコンプレックス というのは xxに異常に依存もしくは執着する事を意味します。
 マザコンは、マザーコンプレックスで、母親への異常な依存(結婚しても、母親が作った食事でないとダメとか、母親に相談しないと何も決められないなど)や執着(母親が居れば、恋人が居なくてもかまわないというような)している状態を表すのが普通だと思います。
 親孝行で母親と買い物しているのが、他人からはマザコンに見えたりとか、結構いい加減な判断やあやふやな知識に基づいて使われていますから、人によって答えが違うのはそうしたことの影響だと思われます。
超な兄貴さん

  母離れできていないオトナのこと? しかし,母親を大切にするからと言ってマザコンとはいえないと思います。
 例えば,共働きで母親が一生懸命働いている姿を見てきて子供時代をすごし, 母親に恩を感じるのはどうだろう?父親が死に,母親だけが一人暮らしをしているので母親を気遣って週末にはその母の家に行くというのはマザコンでしょうか?
 某,ドラマで言っていたことの受け売りの知識ですが(><)
ぶひぃーさん

 マザコンとはマザーコンプレックスの略で母親にたいして異常にこだわっている精神状態の示す用語です。広く解釈するとこれが母親離れしていない人にも当てはまるように使っている人もいますが、本来の意味とはちょっと違うと私は思います。

Tsuneさん

 これは難しい問題ですね。親孝行のつもりでも、度が過ぎれば、はたから見ると「マザコン」といわれるし、 そうかといって何もしなければ、親不孝といわれます。人間誰しも、少なからず、親を頼りにしている部分があります。それがどのくらい表面に出て、人からどう見られるかということですね。また、年齢によっても見られ方が違います。
 ですから、はっきりした定義は無いと思います。必要以上に母親に頼りすぎるのが「マザコン」なのではないでしょうか。
ガウリィさん

  成人しても母親へ強く依存する男性の事です。
30さん

  母親の考えや言動に左右されやすい心的傾向。
596さん

 2種類の意味があります。マザーコンプレックスとマザーコンピューター。
 マザーコンプレックスは他の人が良く知っているでしょう。 マザーコンピューターとはSFに良く出てくる言葉で、未来にコンピューターが人間よりもずっと頭が良くなって、人間を管理していて、母親的な役割を持つようになったコンピューターです。略して「マザー」とも言われています。別名「おふくろさん」とも。
 未来はマザーコンピューターに管理され過ぎて人間はマザーコンプレックスになってしまうかも知れません。
youjinboさんからの感想メールです。

ここまで、しっかりと答えて頂けるとは驚きました。また何かありましたら投稿させていただきます。
その際はよろしくです。596さんのナイスなツッコミにはウケました(笑。

 コンプレックスそのもののが精神的なバランスを崩す原因ですけど、そのコンプレックスを自覚して長所とする人も多いですよね。例えばマザコンの人でも、女性に甘える雰囲気が漂うことにより、母性本能をくすぐってモテモテになるということもあるのでは?
 まぁ、基本的な意味は母親の意見に逆らえない人のことだと思うので、例えモテモテでも結婚後が心配になりますけど..
正答者の方々です。本当にありがとうございました。
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