おしえて№743 投稿者 田丸さん | |
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浜ちゃん イギリスには「象は忘れない」ということわざがあるほど、象は記憶力の良い動物らしいです。 (元の話は、あるとき、穏やかな性格の象が突然男に襲い掛かり殺してしまった。調べて見ると、その象は20年前にその男にいじめられていた。というような話ですが、実話なのかどうかは知りません。アガサクリスティは「象は忘れない」という題で推理小説を書いています) たぶん、田丸さんの外見に良く似た客が象に悪戯をしたことがあるのではないでしょうか? グレーの背広って、よくある服装ですし、顔も似ていたのかもしれません。 本当のところは、象に聞いてみるしかありませんけどね(^o^);; Tsuneさん 動物は、ゾウに限らず、人間の行動、格好から、精神状態を推測して、それに応じ た行動をする事が有るそうです。泣きたい気分のときに、愛犬が、寄ってきて仕切り に目の下をなめたりする事があります。これもその現われだと思います。 今回は知っていてわざと試しているから被害は無かったようですが、チンパンジー やゴリラの中には、子供を見つけると、糞を握って投げつけてくるものがいるようで す。気をつけないと被害を被ります。もちろん注意看板は立っていますが、端のほう から順に見て、真中に設置してある看板に気づく前に実際に糞を投げつけられて被害 にあった人を知っています。 ゾウが「おい!兄弟、元気を出せ!」と励ましてくれた のかどうかはさだかではありませんが、他の人には水をかけていないところを見る と、田丸さんの背広姿に反応したか、行動に反応したかのどちらかであると思いま す。 でもそれは受け取る側の発想の問題で、「このやろう水をかけやがって」ととるの か、田丸さんのように優しく同情的に受けけとめるか、それにより、また相手の動物 の行動が変わるのかもしれませんね。 のんきさん ←疑問投稿者からのご推薦です。 象には言葉がないかわり、遠くにいる仲間の位置や食事のできる場所がわかるそうです。一説には、あの大きな耳で超音波やテレパシーを送っているなどと言われたりもします。ですから、田丸さんが落ち込んでいたのをいち早く察知して、励ましのつもりで水をかけてきたのかもしれませんね。 他にもイルカに不思議な力があるのはご存知のことと思いますが、このほかの動物にも隠された不思議な力がいっぱいあるように思います。 そくらさん ゾウさんも未分化の心理と感情と理性を持っています。だから、動物園の飼育係の人と、「友情」をかわします。 しかし、そこで、その人が、ただ機械的に食料を運び、「ほら、食べろ、早く食べて俺の仕事を楽にしてくれよ」という荒っぽい心理、態度で接するのと、「今日は天気がいいねぇ、消化にいいようにゆっくり食べるんだよ」と呼びかけるのでは、ぞうさん、明らかに違った感情で、それを受け止めます。そして、飼育係の人のにおい、仕草、それらがぞうさんの感情に刷り込まれます。そうすると、やさしい飼育係のおじさんのにおい、仕草ににた人には、自然に、親しみがわいてきます。 そのようにして、ぞうさんの、好き、嫌いの感情が構成されていくのです。 すると、お互いに好意を感じているもの同士、ちょっとした仕草から、ああこれは、がんばってくれ、という合図なのだなぁ、と感じるのです。 それは、文学的に表現すれば、美しき錯覚と誤解の世界、ということになるでしょう。動物も人間も、やさしさは変わらないのです。 そして、それが誤解であったとしても、奥さんとだんなさんが誤解をしているようなものです。誤解と錯覚がなければ、「恋愛」は始まりません。 ガウリィさん 人間も他の動物の固体識別が出来ないのと同じで像も人間がみんな同じ顔に見えるはずです。だから好き嫌いがあるとしたらその時来ていた服の色などに興奮したとか動きに興奮したとかだと思います。 |
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田丸さんからの感想メールです。 水場でゾウが嬉しそうに水をかけあう姿を見たことがあります。 水をかけるという行動がいやな気持ちでないことを自分ではイメージしています。のんきさんの「テレパシー」、「隠された不思議な力」という言葉が気に入りました。ありがとうございました。 |
う〜ん。この疑問はなかなか興味深いものの決めてとなる説はないかもしれませんね。でも、英国のことわざというのはポイントが高いです。きっと象のポテンシャルは思った以上に凄いのかもしれません。 |
正答者の方々です。本当にありがとうございました。 |
ガウリィさん・のんきさん・のんきさん・のんきさん・そくらさん・浜ちゃん・Tsuneさん |