おしえて№770 投稿者 ながこさん | |
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よりかさん ラムネびんの口は、もともとビー玉が入る大きさになっていて、ビー玉を入れてから加熱して口を細くしぼるのです。順序立てて説明すると、 1.円筒形のびんの原形を作る。 2.首の部分を加熱して細くしぼる。 3.ビー玉を入れる。 4.口の部分を加熱して細くしぼる。 となります。 参考URL:御隠居雑学講座 http://suk2.tok2.com/user/guide1/20010305.html より抜粋 「ラムネ」の本物は、炭酸のガス圧によって、栓のビー球が圧着されている物のことを言い、ただ単にビンの形や、ビー球で栓をされているものを「ラムネ」とは言えないそうです。 参考URL:ラムネの裏話1 http://mediazone.tcp-net.ad.jp/dagaya/topics/00_06jun/index1.htm より抜粋 乱気流さん ラムネは日本で製造された最初の清涼飲料水とされていますが、日本への伝来は1853年浦賀に来航したペリー又は1860年長崎の英国商船が有力説のようです。 又、日本での製造は1865年頃のようですが、当初はコルク栓を使用したので栓が乾かないように寝かせておく必要から、底が尖った「キュウリ型瓶」が使われ、栓が飛び出さないようにグルグル巻きに縛ってあったようです。 「コルクより簡単に栓をする方法」としてイギリスのコットが発明したガラス玉栓の特許が切れた1888年を境にして、日本でも「ビー玉栓ラムネ瓶」が普及する事になりました。但し、世界的な潮流としては、1892年にウイリアム・ペインターが発明した王冠栓が主流となりガラス玉栓は廃れ、1908年日本でも王冠栓の製造・販売が開始され大日本麦酒(現アサヒビール・サッポロビール)が王冠採用第1号となりまたが、中小業者には王冠用の設備投資が困難だった事とビー玉の風鈴の如き清涼感が好まれる事とが相まって「ビー玉栓ラムネ瓶」は現在まで生き延びる事になりました。 ガラス玉栓が発明された背景には、王冠栓が未だ無い時代にあって、炭酸飲料にコルク栓の場合には乾燥による漏れ防止と気圧差による飛び出し防止のために手間暇を要したからでしょうね。 尚、ガラス玉栓発明当時はイギリスでもガラス自体が高価だった様子で、ガラス玉栓のガラス瓶(ビー玉ラムネ瓶)は当初から再使用を前提に作られていたようです。飲料を注入し、それを一度逆さまにすると炭酸ガスの圧力でガラス玉が圧着され栓が閉じ、尚且つガラスの全てが回収出来る。当時としては、非常に画期的な仕掛けだったようです。以上がビー玉が利用されている理由です。 最後に、ラムネ瓶にビー玉を入れる方法。 〜東京飲料合資会社編〜 1.ビー玉が入るぐらいの口の広いビンを作る。 (腰部分の窪みは1の段階で既にあるようです) 2.ビー玉を入れる。 3.口部に熱を加えて柔らかくして最後に絞る。 (但し日本飲料株式会社の表現では、「ビンが熱しているうちに、 広げた口から玉を入れ、口を冷やして閉じる」となっています) 参考URL:トーイン◇東京飲料合資会社◇ラムネ http://www2.vc-net.ne.jp/~toin/ramune.html 日東飲料株式会社 http://www.nitto-ramune.co.jp/news.htm CAP MUSEUM http://www.ncc-caps.co.jp/museum/tran2.html のんきさん ビー玉を栓にしたおなじみのラムネ瓶は、1843年にイギリスで発明されました。王冠は1892年にアメリカで考案され、ペリーのころの炭酸飲料は底がとがっていて立てられない瓶に詰められました。コルクが乾いて栓が抜けることがないようにとの工夫です。「日本清涼飲料史」によると、ラムネは万延元年(1860)にも英船が長崎へ持ち込み、慶応元年(1865)になると、その長崎で藤瀬半兵衛なる人物がラムネの製法を学び、レモン水と名づけて売り出したものが日本人としてラムネを製造した元祖であろう、というのが定説になっています。 ただし、レモン水という名前は広まらず、レモネードがなまってラムネになったというのが一般的です。ラムネの歴史の詳細は、 読売新聞YOMIDASランド http://www.yomiuri.co.jp/yomidas/をご覧下さい。 次にラムネのビー玉を詰める方法です。現在は、ビー玉が入るくらいの口の広いビンを作って、ビー玉を入れてから、口部に熱を加えて柔らかくして最後にしぼる、という方法で作っています。昔は職人の手作業だったようです。 (参考URLhttp://www2.vc-net.ne.jp/~toin/ramune.htmlビー玉の謎より抜粋。) Tsuneさん ラムネのビンにはビー玉が入っていますが、いったいどうやって入れるのでしょ う。実は、ラムネビンの口はビー玉を入れるときは大きいのです。ビー玉を入れた後に熱を加えて、ビンの口を細くしてラムネを入れて完了です。 では、なぜビー玉が必要なんでしょうか。それは、内部の炭酸ガスの圧力により、ビー玉を外向きに押し付け、密閉する(栓にする)ためなんです。 参考URL:為にならない雑学 http://plaza.harmonix.ne.jp/~ito-h/ 参考URL:Cheap Candiesお菓子雑学講座 http://mediazone.tcp-net.ad.jp/dagaya/topics/00_06jun/index1.htm matsumotoさん ラムネビンのビー球は、炭酸飲料に詮をするために工夫されたものです。もともとはコルクで詮をしたあとで針金でグルグル巻きにしていたのですが、イギリスのコットという人がビー球で詮をする方法を発明しました。 ラムネビンの作り方は、昔はラムネビンの胴部と口部は別々に作られており、胴部にビー玉を入れてから口部と「ロウづけ(細いガラス棒をバーナーであぶって半田のように溶かしてつなげる)」をしてくっつけていましたが、手間がかかり大量生産できませんでした。 現在では、ビー玉が入るくらいの口の広いビンをつくって、ビー玉を入れてから、口部に熱を加えて柔らかくして最後にしぼる、という方法で作られています。 参考URL:(上記乱気流さんと同じURLを紹介していただきました。) そくらちゃん 参照アドレス:RETORO http://www5a.biglobe.ne.jp/~h-kawa/ramune.htm どのようにしてラムネ玉(ビー玉)を入れ、ラムネが作られるのか。溶けたガラス原料のかたまり(コブという)をびんの型に入れ、ここに圧縮空気を入れて、ラムネびんの形にする。この時点で、ビー玉を入れる。それから、びんの口をガスで焼いて、柔らかくする。そして、びんを廻しながら、ゴム・パッキンの入る溝をつくり、口を狭くする。そしてこの中に炭酸水と砂糖液を入れ、びんを逆さにするとビー玉は炭酸ガスの力でパッキンにはまって動かなくなり、ラムネが出来上る。 ラムネは英国の飲み物「レモネード」の日本風発音です。また、あのビー玉はガラスをビードロといった、そのことから、ビードロ玉が「ビー玉」となったのだと思います。 |
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ラムネといえば面白い話題を一つ。 私は子供の頃、第二次世界大戦中に存在した、戦艦大和が大好きでプラモデルなども作った思い出があるのですが、なんとその時に買った本に「大和の中にはラムネ製造器があった」という記事があってビックリしたのを覚えてます。 その時は「大和はでかいだけじゃないんだ、すげ〜ぜ!」と戦闘ではイマイチ本領を発揮せず沈んでしまったお気に入りの船だっただけに、ラムネが飲み放題だったという事実に満足していたことを思い出しました。 |
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正答者の方々です。本当にありがとうございました。 | |
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