おしえて№794 投稿者 くろぅさん
 なぜ鳩のしっぽ?人間の急所「みずおち(みぞおち)」のことを「鳩尾」と書くのでしょう。鳩のしっぽは鳩の急所なのでしょうか?不思議です。
なかよし君

私は鍼灸を学びました。
「鳩尾」はツボの名前でちょうどみぞおちの所に相当します。
でも、鳩尾と書いてみぞおちと読むとは知りませんでした。

あばら骨のあたりを見てみましょう。
左右のあばら骨が鳩の羽で、みぞおちの所が鳩の尾になります。鳩の頭はのどのほうになります。
その他、人体のツボの名前には動物が沢山登場します。兎、鶴、牛、魚、虫もあります。

浜ちゃん

肋骨の下側の線(みぞおちの上側の線)が、鳩の尾のように広がっているところからでしょうね。
ちなみに英語でDovetail(鳩の尾)は、木と木をつなぐときに台形の穴と台形の出っ張りを組み合わせる「ありつぎ」の事です。(こちらも、台形が鳩の尾にみえたんでしょうね)

iammyさん

基は中国医術(経絡云々)の言葉だそうです。
由来は浜ちゃんさんのおっしゃる通り。

日本語表現(みぞおち,みずおち)は,冷たい水を飲んだときにそのあたりに落ちていく(そのあたりで冷感が無くなる)ことに由来するそうです。

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