おしえて№848 投稿者 杏梅さん
   ピースサインってなぜ「ピースサイン」と呼ばれるのでしょうか? 
香港人のペンパルに、じゃんけんの「チョキ」を「ピースの形」と説明したら、「ピース!? 勝利(V(ビクトリー)サイン)じゃなくて? 
日本じゃあれは平和のサインなの!?」と尋ねられました。
アイコンのご説明
老眼鏡さん

これは憶測の域を出ませんが、Vサインの起源は世界的に有名な秘密結社であるフリーメイソンの会員が、お互いを認識するときに使うハンド・サインというのがありますが、これを隠蔽するためのものではないかと思ってます。

本来のフリーメイソンのサインは中指と薬指を折り曲げるサインで、ネット上でもブッシュやクリントンの画像が見られますが、会員相互が秘密裏にお互いを認識するために指し示しているようです。

Vサインはフリーメイソンのサインを衆目から隠すために意図的に流布されたのではないでしょうか。
最も隠したい大事なものは一番目に付きやすいところに置いておくのが最良だといわれるひとつの例だと思います。
そのためにピースサインというような、一見、平和を支援するような名前をつけて真の意味を隠したのでしょう。


にうさん

ピースマークは、CND(キャンペーン・フォー・ニュークリア・ディスアーマメント)というイギリスの反核団体のシンボルマークが起源です。
鳩の足跡というのは俗説のようです。

うさこさん

チャーチルの「広島と長崎の原爆により、平和がもたらされる」 という発言がピースサインにつながったという論説ですが、
イギリス人の友人いわく「そんな話は聞いたこともないし、当時チャーチルは日本への原爆投下を内心ほくそえんでいた節があるから、
即興で根拠の無いことを言ったのではないか。」とのことです。

やはり、ベトナム戦争に反対したヒッピーから「平和のサイン」としても広まっていったのではないでしょうか。

m.w.sさん

ベトナム戦争のころに使われたピースマークというものがありますが、それは指で表わすVサインとは違うものです。
円の中に縦線を引き、さらに中心から左右斜め下に45度の角度で2本線をひいたものです。
これは平和の象徴であるハトの脚(または足跡)を示すものです。
私は当時このしるしをバッグなどにマジックで書いていました。まわりでも反戦の意思表示として使われていました。

指で表わすVサインがピースサインとして世界中で認知されているかはあやしいと思います。
女子高生などが写真をとるときに「チーズ」のかわりに「ピース」と言いながら指をチョキにしていたのがTVなどで広まったのではないでしょうか。

(彼女達はビクトリーと言うべきところを誤用してピースと言っていたのでは・・・)

大食漢さん

以前原爆について書いたものです。少し詳しく調べてきました。
第2次対戦のときのイギリスに首相チャーチルはヴィクトリー勝利を現すVサインを出すのがお得意でした。
原爆投下の話を聞いたチャーチルは、得意のVサインをしました。


これを見た記者が「勝利のVサインですね」と質問したところ、
「いや、これは平和、ピースのサインだ」「どういう意味ですか?」「世界の平和は、この二本、広島と長崎によってもたらされる」と、答えました。
以後、勝利のVサインは、他に平和のサインともなったそうです。
そして二本指は、広島と長崎の原子爆弾を意味しているのです。

ウルトラ・ママンさん

正確にはあのサインは英語圏ではVsignと呼ばれております。
VictoryのVで、下手に出すと挑発行為と思われることもあります。


あのピースサインというのは、昭和40年代にヒッピーが平和のサインとしてやってたのが由来との事。
イギリス軍の弓兵の人たちが生き残って弓を支える2本の指がある、っていうことでピースサインをしていたらしいです。


で、どうしてそれが写真のときのポーズになったかというと・・・
昭和45年当時にはカメラの普及率が上がってきていて、そのときにCMで井上順氏がアドリブでピースサインをしたのがきっかけという事です。
全ての元凶は井上順氏にあるのでした。

大食漢さん

娘が学校の先生から聞いたそうなのすが
ピースサインの「2」は日本に落とされた原爆の数を意味しており、
原爆投下により戦争が終了し、平和になったことを表現しているとのことなのだそうです。

それを聞き、ガセネタなのかもと思いながら、被爆国である日本の国民の一人としては、素直な心でピースサインができなくなりました。

いらいざさん

ベトナム戦争以降、ピースサインと呼ばれるようになったのは、その通り。

ただ、裏返しピースが抵抗のサインとして使われた起源はけっこう古く、
一説では、中世イングランドで、イングランド人がノルマン人に使ったのが始まりとか。
ノルマン人が「反抗する人間の人差し指と中指を切る」と脅したのに対して勝利したイングランド人が、
二本の指を突き立てて敵をからかったとか・・


裏返しじゃなく、手のひら側を見せるVサインがナチへの「勝利」を意味していて、
チャーチルがスピーチの終わりに使っていたのは、前の方が書いているとおりですが、
チャーチルも時々間違えて、「裏返しピース」をしてしまったりしたようです。
ちょっとお茶目な話ですね。


21世紀研究会「常識の世界地図」(文春新書)の受け売りですが・・

そくらさん
 
ピースサインを最初に好んで挨拶代わりのサインにしていたのは、どうやらベトナム戦争に嫌気をさしたアメリカのヒッピィー達からのようです。
これは、泥沼になってきたベトナム戦争に行くのはイヤだ、という若者の「早く平和な政界を」というアメリカ政府に対する反抗のサインでもあったようです。

これが、日本に来て、子ども達も巻き込む流行となり、知らないうちに、テレビに私が写っているよ、という合図のピースサインになっていたようです。

ただ、英国や香港のような国では、第2次対戦の頃、チャーチルが「必ず勝つ!」というサインとして、Vの字を作って見せていたことから、「ピースサイン」とは言わず、「Vサイン=Victory=勝利」といっていたようです。

これらの経緯については、次のサイトを参考としました。
〜二本指を立てるピースは、1960年代、ベトナム戦争中にアメリカのヒッピーなどが警官隊に向けてしたのがはじまり(日経6月23日)。国立民俗学博物館の野村教授によれば、当時は手の甲を向けるのがスタイルで、いわば反抗の印。〜
さらに詳しくは↓にてチェックしてみてください。
参考URL:Markunの価値創造!!
http://homepage1.nifty.com/MRRG/home/soka-3a.htm

土良君

 Vサインともいうように、もともと"VICTORY"、つまり「勝利」という英単語を表すようです。日本ではそれがベトナム戦争のときに反戦集会で平和(Peace)を表すマーク(Mark)として広まったようです。

ちなみに、オンラインで英和辞書の検索ができるSPACE ALCで調べてみたところ、"V Sign"・"Peace Mark"ともに英単語としては存在するようです。

余談になりますが、英語圏の国であるニュージーランドではじゃんけんが普通に使われていましたが
その名前は"paper-rock-scissors"で、それぞれグーはrock(石)チョキはscissors(鋏)パーはpaper(紙)とそれぞれが表すものそのままでした。 


参考URL:不 夜 城 1960
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2950/room_2.html
参考URL:アルク http://www.alc.co.jp/

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