| おしえて№907 投稿者 黒ジャージさん | |
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帳簿上でいくら儲かっていても、資金繰りを誤ると倒産します。 これは投資や使い込みとは無関係です。 例えば、どんどん売り上げが伸びていても、代金の回収サイトが長ければ それだけ資金の回収は遅れます。 もし支払いのサイトが短ければ、資金ショートして倒産です。 だからいくら黒字が出ているかということは、実際にはあまり意味のないことです。 「金」がまわらなくなるとおしまいですね。 究極の正解は、お金がなくなる時です。 1 その時の多くは、銀行が貸してくれない時です。貸してくれない理由は、担保不足、事業の将来性に見限り、担当者交代その他色々あります。 2 利益が出ていれば、へマをしない限り(過剰投資、使い込み・・・)お金は余ってきます。 3 赤字でも、潰れない時があります。銀行が貸してくれたり、自分の金をつぎ込んだり、自分の給料を取らなかったり・・・(売れない田舎のタバコやさんがいつまでも続くわけ) 金の切れ目が、縁の切れ目とはよく言ったものです。 規制緩和による弊害で倒産というケースも考えられます。 参照先:「好きです★路線バス」(路線バスの実態) http://bus.ouchi.to/main.htm 大企業が倒産する数多くの要素はあると思いますが、 日本の企業に対しては基本的に今の時代にあった体質ではないというのが一番ではないでしょうか? 日本は今まで社会主義体でありながら資本主義をうたって来ました。 今でこそ終身雇用ということは聞かなくなりましたが、大企業はその体が大きすぎるがゆえに、 その方向性をたやすく変えることが非常に困難であると思われます。 大企業にありがちな年収500万〜700万(バブル時ではもっと)クラスの毎日書類に目を通してハンコを押すだけのおっさん(中間管理職)は アメリカの経済研究所が仕事に対する年収を算出したところ、200万程度の仕事しかしてないそうです。 実際、実働して仕事を取ってくる営業の若い人より、年収が多いなんて実際変ですよね。 実際会社に利益を落としてナンボですから。 Noelさんのお答えは大正解ですが、 ダイエーは厳密に言うとまだ「倒産」といえる (会社更生法・民事再生法・和議法・破産法等)正式な手続きの段階迄は行っておらず、減資計画などを立てたところではなかったでしょうか? エンロンの倒産は今までのものとは大きく違った意味合いの倒産だと思います。 元々はエネルギー関連(ガス、電気など)をデリバティブ、金融商品として扱い大きく業績を延ばしてまして株価も大きく上昇しつづけました。 この株価上昇を続けたいと考えたエンロンは売れてないケーブルを売れたとごまかしたり売上の伸びない事業による損失はペーパーカンパニーに回しその損失を株で補填するという粉飾決算をしていました。 株価が伸びてる間は補填しきれるのでバレないでいましたがその損失が大きくなりすぎてしまい、とうとう明るみに出てしまい本来は大きな赤字企業だったということで倒産してしまいました。 最も進んだ資本主義経済、会計審査制度を規範としていたアメリカ経済に対する衝撃も強くワールド・コムも同じように粉飾決済がありました。 今後こうした倒産が相次ぐかもしれませんね。 企業が新しい業種に着手しようと思った場合、多額の投資が必要になります。 当然借金をしなければなりません。 もしその新業種に失敗してしまったら大変です。 新業種で一歩見誤ると落ちるのは速いです。 利子がどんどん増えていき借金が返せなくなり本業にも影響を与えてしまいます。 しかしこれを無理な事業拡大と言えるかどうかは難しいところです。 やる前から結果はわかりません。 成功したら「大勝負に出た」失敗したら「無茶だった」と、やった後で言われます。 要するに無理な事業拡大かどうかということはやってみないとわからないということです。 (やる前から無茶だとわかるものもあると思いますが) エンロンの場合は上記の例とは全く別です。 新聞社などのWebサイトなどで調べてみればわかると思います。 あと、もしかしたら勘違いしている方もいらっしゃるかもしれませんが ダイエーは倒産はしたけどちゃんと営業してます。 (倒産を辞書でを引いてみると、企業活動を終了しなくても倒産と言うみたいです) 一般のサラリ−マンも年収の5倍程度は銀行は大体無審査に近い状態でお金を貸してくれる時代がありました。 年収500万円とすると、負債総額は2,500万円ということになります。 1年単位で考えると大きな負債額ですが、生涯収入でみると、大体2億5千万円くらいは稼ぎ出しますから、それほどの負債額ではありません。 しかし、ここで、例えば、いきなり勤めている食品会社が食中毒問題で倒産してしまった、という不測の事態が起こったとしたら、どうでしょう? いきなり年収の500万円はカット!です。 その上、支払いを引き延ばすと延滞金が発生しますので、借入総額は、ズンズンふくらんできます。 やむを得ない事態では、負債を残して、倒産(個人の場合は、自己破産)ということになります。 貸した銀行は取り残しが多いまま、自分の会社の経営を圧迫していくことになります。 これを会社に当てはめると、 ◎今後も景気は悪くならないで、続いていく、という予想のもと ※だったら、儲けた剰余金で、次の時代に儲けるに違いない新事業を興し、 これで会社を発展させていく(剰余金で足りないときは、借金をする) ※そのためには、どんな事業に投資するのが良いか、を考えると、 リゾ−ト開発、ゴルフ、宅地造成、株取引、インタ−ネット関連への投資 などで、おおむね<土地>がからんでいます。 ◎しかし、予想は外れることもあり、不景気になった。 ※次の事業のために投資をしていた事業が、全然ふるわず、剰余金が底をつき、借金が返せない これが、バブル以降のおおざっぱな流れです。 特に日本は<土地>と<建物>などの不動産に対する執着心が強いことから、これを持っている人は <ナリキン>とずいぶん羨ましがられる傾向にあります。 従って、たいして需要もないのに、大きな額で取引をされ、或る意味では、標準的な価格以上で扱われたことから、 ここにまつわる余剰分の貨幣が、本当に紙切れになってしまったのです。駅前の一等地だから、きっと我が家も 後2,3年もすれば、購入したときの倍くらいにはなっているはずだ、というあのバブル的錯覚です。 だれもが、自分の一軒家を億の持ち物とあがめたてまつりました。 すると、半端な剰余金では購入できないため、力のある企業が、金に物を言わせ、ある種、銀行と結託し、 ドンドン額をつり上げて取引を活発化させました。当然、剰余金+借入金で企業も、先付けで、土地や証券をいっぱい購入しました。 もともとそれだけの購入意欲のないところにドンドン財産作りだけが進行しましたので、 元値+期待値の部分の期待値は事実ではなく予想にすぎなかった、ということで、ショボン、 バブルがはじけてしまうことになったのです。 すると、大手企業でも、ナリキン趣味の経営陣だけが悪者で、そのために会社は倒産したのでしょうか? 経済は、「儲けたい」という欲望からはじまり、「儲ける人と儲けない人」を作り、「競争」を神格化します。 こうした競争の中で、負ける企業と勝つ企業が出るのは当然のことです。 つまり人間は「ナリキン」なのです。こうした意欲を止めることはできません。 問題は、この「ナリキン」趣味を、どのようにコントロールするのかということなのです。 多少インフレ気味に景気をあおって浪費をさせなければ、自由主義経済、資本主義経済はすんなり動きません。 ですから、今考えれば、今、反省をしてみれば、私たちは自業自得で、大企業も個人も、 莫大な負債を抱えて生きるしかない存在であるのです。 この時代に勝ち残っている企業は、あの時代節約したからではありません。 費する物件を間違わなかっただけなのです。 それはよく解釈すれば、 人の知恵への投資(社員を大事に扱い、上手にやる気を育てていった) たくましく、儲けては損をし、損をしては儲け、結果として現在のところはチョボチョボの状態であるということなのではないでしょうか。 多くの異論はあるかも知れませんが、大きな負債を抱えて20年前の企業がつぶれるのは、 資本主義の制度的な常識であり、これからもそうしたことは起き続ける、ということです。 社長の夜逃げ。 意外と多いです。 |
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