| おしえて№910 投稿者 nonさん | |
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「亜麻色の?」の場合は完全に別の曲のようですが、 クラシックのアレンジ版でも盗作ということにはならないと思います。 なぜかというと、著作権には有効期限があるからです。 基本的には著作者の死後50年まで有効です。 最近CMでよく耳にする島谷ひとみのカバー曲「亜麻色の髪の乙女」は、原曲はヴィレッジ・シンガーズの同名曲です。 この2曲は編曲は変えてはいますが、音楽の根幹となる歌詞、メロディー、和音はほとんど同じです。 一方で、ドビュッシー作曲の同名のピアノ曲は、拍子からして3/4拍子だし、私には全く別の曲に聞こえます。 この曲は、それまで古典的な和声学にはなかった特徴的な全音音階や平行和音などが巧みに使用され、 いかにも印象派といった作品ですが、それだけにすぎやま氏がなんらかのヒントを得たと考えるのは無理で、 CMで流れる曲はすぎやま氏のオリジナルでしょう。 参考:亜麻色の髪の乙女『ドビュッシー』(MIDI) http://www1.odn.ne.jp/tetsukawa/amairo.html しかし日本人に馴染みのない「亜麻色」という単語を含んだタイトルが偶然一致したというのも不思議な話です。 この件については、すぎやま氏によれば、曲が先に作られ、橋本淳さんによりあとからタイトルと歌詞がつけられたとのことです。 参考:すぎやまこういちの世界 http://www.ff.iij4u.or.jp/~sugisan/ それでは橋本氏がドビュッシーの曲名を借用したのかということになりますが、 実はこのタイトルはドビュッシーのオリジナルではなく、ドビュッシーからして フランスの詩人、ルコント・ドゥ・リールの詩から借用したものなのです。 また、ご質問からも外れてしまうので、この件は追求しないでおこうと思います。 ところで、ザ・ピーナッツの「情熱の花」と、ヴィーナスの「キッスは目にして」は、 ご指摘のように原曲はベートーベンの「エリーゼのために」なんですが、CDやTVのテロップでは、 その事実通りに、編曲:宮川泰または井上大輔、作曲:ベートーベンと区別して表示されているので、特に問題はないと思います。 今六法を見ていないので、法律論としての、著作権法についての厳密な解釈はさておき、 一般論でいえば、アレンジも一種の創作物と見なされます。 例えば、川柳や短歌の世界でも、所謂「本歌取り」というものがあって、明らかに元歌が分かるものでも、独自の世界を新たに創れば立派な創作物です。でも実際には「盗作」か、「批評」か「アレンジ」か「パロディー」か、いろいろ論争の的になったものがありました。 いまでも、ヒットソングはどれも似通ったメロディーの部分があり、巷の噂に○○は△△の「ぱくり」だ、といった話が良く出てきますが、「明らかに盗作」と判断されるものは稀です。従って「盗作」とはっきりいえるのは、「権利があると思われる人の属する国の法律及び加入している条約などに照らして、現在も著作権が有効に存続している作品」を「盗用している」と判断された場合になります。 ただし、小説やノンフィクション、論文などの文章では、引用するときははっきり引用したことを明示しないと、 部分的にでも「地の文」に混ぜてしまうと盗作になります。(中途半端な説明で御免なさい) |
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