おしえて№919 投稿者  てつさん
 お産ってどーしてあんなに大変なんでしょ?
卵にしろ赤ちゃんにしろお母さんにとって大仕事。なんでもっと楽に産めるように進化しないんでしょうね?
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まーちゃん

おおざっぱに結論を言えば、「進化」という言葉を用いるときの主体が母親だけではないからだと思います。

すでに指摘されたように進化にはつねに損得の交換があります。
質問の「大変」という言葉の指すところが誰にとって大変で、誰にとって価値をもっているのか見極めることが必要なのだと思います。
例えば陣痛のような、出産直前の痛みは母親の動きを強く制限します。
まさに赤ちゃんが顔を出す瞬間に、母親が元気に走りまわっいては、赤ちゃんが大変危険なのは想像に難くないです。
(立つことすらできない人間の赤ちゃんにはなおさらのこと)


また集団生活のなかで他個体に守ってもらえる母親は、出産中や前後に自分の行動能力が著しく低くなったとしても、
より適応力のある子供を産むことは価値があることになります。
ようは母親だけでなく子供の生存率(つまるところ結局は遺伝子の存続率)を考慮した損得のトレードをした結果のひとつが、
人間の出産なのだと思います。


もしも人間が単独生活で他人の出産をいっさい助けない、まわりも父親も母親を守らないということになっていれば、
出産の前後でも自分で身を守らなければならないことが母親への淘汰圧となり、
母親はたいして苦しまない出産方法へと進化していたかもしれません。

つまり「母親が危険になるほど苦しむ出産」が、互いを助け合う仲間の存在の中で成立するものだと考えれば
なんだかこの「大変さ」も素晴らしく思えなくもないですよね。


ウルトラ・ママンさん

ただポロポロ生まれても有難味が無いからである。
苦行を貫いてこそ価値の有る行動になるのである。

プーさんのママさん

医学的に、生物学的に答えることはできないけど・・・
赤ちゃんを授かってから誕生するまでの間、女性は少しずつ母親になっていくのでしょう。毎日お腹の赤ちゃんに話し掛け、健康を願って、赤ちゃんと共に母親へと成長していくのだと思います。

そして出産が総仕上げ。 死ぬ程の痛みと共に母子の絆で結ばれるのじゃないでしょうか。

お父さんはその点は可哀相ですね。産まれてから初めて実感するのですから。父親として成長するのも遅れるのです。
あの痛みを乗り越えたからこそ、育てていく大変さも喜びとして受け止められるのではないでしょうかね。


たまたまさん

もう少しお待ちください。いちさんのすばらしい解答の続き?ですが、人間は脳(技術)の進化により、お産の苦痛から解放されるのです。
あなたの疑問が疑問でなくなる日はもうすぐそこです。

若く健康なうちに母体から卵を取り出して凍結保存し、以後はホルモン療法によって生理の苦痛から解放され、同居人からも精子を凍結保存し、両者の合意の下に試験管ベビーが誕生します。この際にDNAの検査が行われ、完全な健康体のみが選ばれるのです。しかも、出産しないことで若さを保てます。いよいよ生殖行為が不必要になってきます。

これは憶測ですが、人間の脳は非常に柔軟に事態に対処できるので、技術が安全性を保証さえすれば、社会もまたそのような状況を当たり前に受け入れるのではないかと思います。(いったいどこまでいくのでしょうね?)

くにこさん

新しい命を誕生させるにはそれなりに大変なのです!
進化しないほうが命の大切さがわかるからいいのです!
と言いながらも私も嫌です・・・。
男の人にも辛さがわかるようになんないかなぁ・・・? 


いちさん

最初に、てつさんのご質問の文章自体を非常に興味深く思いました。
というのは、結論を先に言ってしまうと(卵はちょっと置いといて)、
少なくともヒトについていえば
、ある意味では「進化しすぎた」結果ともいえるからです。

同じ哺乳類でも、他の動物の多くは、生まれ落ちて胎盤を母親が破ってから暫くすると、もう自分の足で立ち上がります。
あとは自ら乳首を確保することさえ出来れば、既に基本的には生きて行けます。

翻ってヒトの生まれたての赤ん坊を見ると、自分で乳首を探しに行く能力があるかどうか怪しいほど、
他の動物から見ればまだまだ「胎児」でいるべき状態で生まれてしまいます。

このことを「ネオテニー(幼形成熟)」といいますが、その原因の第一は脳の大きさです。
他の動物並にしっかりしてから産もうとすると、更に脳が巨大になってしまい、到底自然な出産は出来ませんから、
止む無く超未熟なまま生まれてしまれてしまうのです。


それでも、他の動物と比較すると、知的生命に「進化」してしまったばかりに、大きな脳が産道を潜ろうとするので、(私事で恐縮ですが)
私のように逆児なのに無理やり引っ張られたりすると特に危険ですが、そうでなくても高い頻度で脳や関節に障害が発生したりします。


だから(他の不確定原因もあります)、
お母さんがどんなに体に気をつけても、綺麗な環境でも、一定の割合で「障害」を持つ個体が生まれてきます。

従って、ヒトに付いて言えば、お産が大変なのも、「障害」を持つ個体が生まれるのも、
大きな脳を持つに至った「進化」の「代償」として受け入れるべき、ということになるのです。

魚類や両生類はわりと「楽に」、しかも膨大な量の卵を産みますが、
よくご存知のようにその中で「成体」にまで成長できるのはごく僅かですよね。 
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