おしえて№146  投稿者 Tsuneさん
「さくらんぼ」、「とんぼ」、「アメンボ」、「たんぼ」、「くろんぼ」などなど、
最後に「んぼ」がつく言葉って結構多いですよね。
これらの、共通した語源は有るのでしょうか。教えて下さい。
浜ちゃん

さくらんぼ、あめんぼ、くろんぼ の3つについては共通していて、
小さなもの、幼いもの、かわいいものにつける接尾語「坊」に
音便の「ん」が入ったもの(小さなものには、見下す意がふくまれる)。
 桜ん坊、飴ん坊、黒ん坊。赤ん坊なども同類。
(但し、あめんぼは「飴ん棒」との説もある。どちらにしろ
口に含んだときに飴のような香がすることから「飴」)

とんぼ は「飛ぶ棒」が語源との説があるが、坊ではない。
たんぼ は語源不詳。

iammyさん

えーっと,共通ではないですが(^^;).
1)「さくらんぼ」「アメンボ」「くろんぼ」は「桜の坊」「雨の坊」「黒い坊」で
「ん」は接続詞の「の」,「ぼ」は愛称あるいは相手を侮る意味の「坊」の変化
2)「とんぼ」は棒が飛んでるように見えるので「飛ぶ棒」から変化
3)「たんぼ」は「田圃」ですからこのまま(圃は収穫する等の意).
です.一般的には 1)のケースが多い様に思われます。

とっちんさん

「〜んぼ」は、“ん”に意味があります。
格助詞「の」の変化で話しことばで用います。
体言を受け、その体言が下の体言を限定することを示します。「あんたん家(ち)」
体言とは、自立語の中で、活用がなく、主語となり得るもの。
用言と並んで、各品詞よりも上位の概念とされる。

胡蝶蘭子さん

トンボとアメンボは虫の正式名ですが、その他に関しては、
坊ちゃんの「坊」だと思います。親しみのあるものに付ける、愛称です。

くろぅさん

共通の語源ではありませんが、発音変化のメカニズムはほぼ同一です。
者(坊)・物が語尾についた場合に子音のmが付加されbと強調されて交わ
る場合があります。これを頭に入れておくとよくわかります。

(例)さくらんぼ→桜坊 sakura bou→ sakura m bou→ sakurambo
 といった変化です。
さくらんぼの語源は「桜桃(さくらもも)」です。

古代果実を一般名称としてモモといったため。
とんぼの語源は「飛ぶ物(トブモノ)」です。
音韻変化でトンボウ→トンボとなりました。
あめんぼの語源は「雨坊(あめぼう)」です。
アメンボウ→アメンボです。一部
地域ではアメンボウと言っています。

たんぼの語源は「田圃」そのままです。
これも子音の交わりからタンボになりました。

くろんぼの語源は「黒坊」そのままです。
上記と同じ理由でクロンボです。
このように、必ずしも語源が同一ではありません。
時代をさかのぼるほど語源が分かれているようですが、
比較的新しい言葉は主に坊の字が補われていて
それが変化したものが多いようです。

みゆきさん

「んぼ」は「ん坊」の短称です。そのような状態にある、
人物等であることを表します。
◆◇Tsuneさんの感想文◆◇
何か共通の語源があると思ったんですが、
どうもそれぞれに違う歴史をたどって、現在に至っているんですね。
日本語の移り変わりが「音」によって変わっていく、
いい例なんですね。(さっちゃん)
正答者の方々(6名)です。ありがとうございます。
浜ちゃん・iammyさん・とっちんさん・
胡蝶蘭子さん・くろぅさん・みゆきさん



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