おしえて№170  投稿者 鉄人カズ君44さん

  御御御付けって何で「御」が3つあるの?

走る殿様さん

女房詞に御付という言葉があります。
御付は本膳に付け添えるという意味から、吸い物の汁、
味噌汁、麺のつけ汁と転じて使われました。

時代を経るに従って、御付=味噌汁が一般化し、
味噌汁の丁寧語として御御付、
さらには御御御付が使われるようになったと思います。

女房詞は室町以降の宮中奉仕の女官が使った隠語で、
将軍家にまず伝わり、そこから町屋にも伝わったとされています。
したがって、御御御付の発生時期は
江戸時代辺りかなと思います。


Tsuneさん

大辞林によると、〔「お」「み」は接頭語で〕味噌汁を丁寧にいう語。
〔「おみ」は味噌を丁寧にいう近世女性語からともいう〕 ということですが、
いずれにしても御が三つもつくほど愛情を込めて丁寧に
作ったという気持ちがこもっているのではないでしょうか。

JUNKさん

御付けの丁寧語。つまり御飯に付けられたもの。
昔は味噌汁の他にすまし汁もおつけと呼ばれた。
御付けに丁寧語の接頭語の大御
(おおみ)の短縮形のおみ(御御)が
付いておみおつけと呼ばれるようになった。

シャオリンさん

「御御御付」は、もともと「御実御汁食」と書くそうです。
汁の上に実があって、それを食べるという意味。
つまりこれは汁の上にはみ出るほどたくさんの
具が入っていることを示した語です。

実の多い貴重な食べ物だからこそ、ご飯の添え物を意味する
「付」の上に「御」を3つもつけた「御御御付」という表現が生まれたようです。
ちなみに古い言葉には「おみ足」という表現や「御御堂」
(お堂のこと。1700年後どの御伽草子)という表現もあり、
江戸時代には「御」をやたらとつけることに引っ掛けた
面白い落語も生まれています。
「御」をつけてもつけなくても、食べ物には
深い感謝の気持ちを持っていたいですね。

iammyさん

日本語では尊重すべきものの語頭に『御』をつけます。
毎日食べる味噌汁に強い敬意をこめて『御御御付』、
という説が一般的。

他に『御実御汁食』と書くのが本当だという説もあり、
こちらの説では実(具)がたっぷり入っている場合のみが
『おみおつけ』で,汁ばかり
なのは『みそしる』だそうです。

てるりんさん

本来…。「おみおつけ」は、漢字で書くと
「御実御汁食」と書きます。
意味は、『汁の上に実があって、それを食べる』となります。
つまりこれは、汁の上にはみ出るほど
たくさんの具が入っていることを示した語。
また、飲むものではなく食べるものであることを、
強調してしています。
「御」が付いているのは、昔は実が多いものは貴重な食べ物でしたので、
「御」を付けて丁寧にお呼び申し上げた、ということなのでしょ。
もう1つ「御御御付」という表記もあります。
こちらはご飯の添え物を意味する「付」の上に、
ご丁寧にも「御」が3つも付いています。

超な兄貴さん

女房詞(にょうぼうことば)とは、室町時代初期に宮中に
仕える女官たちの間で上品な言葉づかいだとされて
使われ始めた隠語表現のことです。

その代表的なものに「お」のつく単語があり、
腹を「おなか」、強飯を「おこわ」、欠餅を「おかき」と
呼ぶなどの例があります。

味噌汁のことを「おつけ」と呼ぶのもこの類で、
これにさらに二つ「お」をくっつけたのが「おみおつけ」
丁寧に言い過ぎ!?

くろぅさん

正確には『御味御付(け)』です。
前半の御味と後半の御付に分かれます。

語源ですが、オミはオホミで「大」「御」を表す美化語。
オツケは添えてあるものの意味です。
ですから前半のオホミと後半のオによって
二重敬語になっているのです。

参考までに「おみおつけ」は味噌汁をあらわす丁寧語ですが、
味噌の汁物は15世紀中頃に兵食として広まったとされています。
陣中では焼き味噌を湯で溶いて飲んでいたのです。

雅大さん

まず、つけは江戸時代味噌汁のことを言っていました。
そして、大名などのえらい人が食べるものには
必ず御をつけなければなりませんでした。
だから最初は御付けというようになりました。
しかし、ある人がみおつけと言っておつけよりも
尊敬の念があるといいだし、
それが繰り返されおみおつけとなったそうです。

萬谷毅さん

御かあ三(おかあさん)が作ってくれるから、感謝を込めて。

朝日新聞のフリーメールに登録すると
送られてくるメールマガジンに以下の記述がありました。

ことばQ&A

 Q おじいちゃんは僕に「先生に、ちゃんとご返事しなさい」と言いますが、
僕はそれを言うなら「お返事」だと思います。どっちが正しいのでしょうか?
  
 A どちらも間違いではありません。

 「お」と「ご」は、敬意を表したり、丁寧に言ったりするときに言葉の前につ
けます。使い分けは、元から日本にある言葉(和語)にはお水、お知らせのよう
に「お」、漢語(音読みの言葉)にはご結婚、
ご心配のように「ご」をつけるのが基本です。

 ただ、例外がたくさんあって、日常生活に密着した言葉には、
漢語でもお弁当、お歳暮のように「お」をつけるものがあります。
ちなみに郵便のあて名につける御中の
「おん」は「お」の古い形です。

 どんな言葉に「お」や「ご」をつけるかは、
時代や人、使う状況によっても異なります。
同じ人が子どもに対してはお返事と言い、
改まった場所ではご返事と言って、使い分けることもあります。
使い手が男か女かでも違います。

 「みこし」の「み」も同じように、神仏やそれに属するものに
対して敬意を表したものです。
しかし、みこしで一つの言葉と受けとられるようになり、
丁寧な感じが薄れてしまい、「おみこし」とも言われるようになりました。
二重に丁寧な表現です。

みそ汁を指す「おみおつけ」は三つも重なっています(「み」は
「みそ」の意味だとの説もあります)。


 なお朝日新聞では言葉の前につく「御」は、原則としてひらがなで書きます。
※この欄へのお問い合わせは n-koetsu@ed.asahi.com
 あてにお願いします。


よりかさん

おみをつけだから。(おを3つつけるから)
敬語って難しいですよね。ちょっと前ブームだった「敬語本」も
チェックしましたが、長い間の習慣はなかなか
変えられないものです。(さっちゃん)
正答者の方々( 10名)です。ありがとうございます。
走る殿様・Tsuneさん・JUNKさん・シャオリンさん・
iammyさん・てるりんさん・くろぅさん・雅大さん・超な兄貴さん
萬谷毅さん・よりかさん(^。^)



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