| おしえて№216 投稿者 AKKYさん |
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この「ず」は打ち消しではなく、「む」の仲間の「むず」=「んず」の古風な表記です。「むず」の説明は次の通りです。 動詞、一部の助動詞などの未然形につく。推量の助動詞「ん(む)」+助詞「と」+動詞「す」からできた「んとす(むとす)」がさらに変化したものと言われる。「むず」とも書く}意味は「ん(む)」とほぼ同じであるが、それを強調する気持ちがこめられる。 よって、負けないことではなく負けることという意味です。知らず知らずのうちに、忘れてしまった昔の言葉を用法で我々は使っているのですね。おもしろいものです。 久しぶりに真面目な答えを。 負けず嫌いは負け嫌いと負けじ魂の複合語です。正式には負け嫌いだけど現在では負けず嫌いが一般的になってしまったのです。 本来「負け嫌い」だったのだが、負けてもそれを認めようとせずに「負けてない!」と主張することから、負けを認めず嫌うということで「負けず嫌い」になった。 「ず」は否定のほかに意思や推量を表すときにも使います、この場合は意思ですね。 強調文だとおもってもらったら間違いがないでしょうかつまりは「俺は負けるのが大嫌いなんだ〜」ってことですね! この「ず」は打ち消しの助動詞じゃなく、接頭語で種々の語に付いて、並みのことでない、程度が一通りでないの意を表す。「—太い」「—ぬけている」「—はずれ」 「負けるのがすっげー嫌い!」ってこと。 「負け嫌い」と「負けず」の混合だそうです(新明解国語辞典).誤用が定着してしまった一例でしょう。 ず(助動)(○・○・ず・ず・○・○)〔推量の助動詞「むず(んず)」の撥音無表記。また、その中世以降の形「うず」からの転とも〕推量または意志の意を表す。だろう。う(よう)。これから考えれば、「負けず嫌い」=「負けるのが嫌い」となると思います。 ず:中世以後の「うず」の変化したもので意志や推量の意を表す。中世末期には関東では「ない」が一般化し、関西系の「ぬ」と対立するようになった。明治以後、国定の読本をはじめ、口語文の標準としては「ない」に代わられたといってよい。 食わず嫌いと似たところがありますね。食わず嫌いは、食べないで、そのこと(食べること)を嫌うこと。負けず嫌いも、負けていないのに負けることを嫌うこと。これが転じて、単に負けることを嫌うことになったのだと思います。 本来は、負け嫌いという言葉だったそうなのですが、負けじ魂ということばと負け嫌いという言葉の混態で、負けず嫌いになったそうです。 |
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| 正答者の方々( 10名)です。ありがとうございます。 | ||
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