おしえて№266 投稿者 栞さん
 ここ数年よく聞く言葉に、”遺伝子組み換え食品”がありますが、これは”品種改良”と、どのような違いがあるのでしょうか?新しい作物を作る過程は違うでしょうけど、結果的に同じ作物ができる可能性はゼロなんでしょうか?
くろぅさん

少し問題になっている話題ですね。
この2つは根本的に違います。遺伝子組み換えというのは、人為的に直接その農作物の種子などを処理して特に特定の病害虫に強い生育をする、均一の収穫を得るなどの効果を得ているものです。品種改良というのは、自然交配による突然変異種の発生を期待するもので、期待通りのものができるまでに年月がかかります。ですから、偶然に結果的に同じ遺伝子構造のものができる可能性はゼロではありませんが、かなり低い確率です。

あゆあゆさん

100%同じ物が出来ないとは言えませんが 遺伝子組換だと品種改良で作れない物が作れます。 品種改良だと種目の違う物同士を掛け合わせることが出来ませんが 遺伝子組換だと比較的簡単に出来てしまいますが 安全性に付いては 今のところ「?」ですね。

でもこの技術を使えば たとえば人間と猫の卵子と精子を受精させても死んでしまうだけですが遺伝子組換だと人間に猫のしっぽを生やしてみたり 耳を猫の物に変えて猫耳少女なんてとっても魅力的(?)なことだって実現可能なのです!私はこの技術で 猫耳少女になりたいです!!

みかつうさん

品種改良というのは、古来生命の基本に則って、異なる品種のおしべとめしべを掛け合わせて(きゃあ)新たな品種を作り出すものですが、それまでに何年もかかってしまいます。
遺伝子組替えというのは、生命体の遺伝子を直接操作して新しい品種を作り上げます。こちらの方が、時間もかからず、人間が望む通りの作物を作り出せます。両方とも新しい品種を作り出す方法なのですが、遺伝子操作というのは、いわゆる神の領域に人間が手を出したもので、一般的にあまり歓迎されていません。
私は否定も肯定もしませんが、あまりずぼらをかましているといずれ大きなしっぺ返しが来るような気がします。

kazuさん

遺伝子組み替えとは・・・その作物にはないDNAを人為的に組み込んだ作物。例えば虫に食べられにくい特性とか、病気になりにくい特性とかを組み込む。品種改良とは・・・ある特性を持った作物同士を交雑し、よりよい特性を持った作物を作り出す。品種改良には時間がかかる。

TAKEさん

遺伝子組み替えというのは人の手で自然条件ではあり得るはずのないDNAの混合を行うもので、品種改良というのは自然の条件でも交雑出来るものを掛け合わせて期待する性質を持つものを作ることです。自然交配では品種が近くなければ次世代が生まれませんが、遺伝子組み替えの場合はそれを超えることが出来ます。
普通どんな種類のトウモロコシを掛け合わせても殺虫毒を持つことはありませんが、まったく種の違う植物から毒素を作る要素を持ってき組み入れるということをやってしまったのが遺伝子組み換えトウモロコシです。(倫理上一代種に作ってはいるようですが)同じトウモロコシ同士で粒が大きいとか甘いといった個体同士をかけ併せて性質を定着させるのが品種改良です。ただし期待する性質は劣性遺伝であることが多いので品種改良にはかなりの年月がかかりますし成功する保証もありません。手っ取り早く次の年には効果が期待出来るため遺伝子組み替えがもてはやされていますが、それを食べるということは本来摂取するはずのない要素を取り入れるということでもありますから怖いですよね。

シャオリンさん

遺伝子組換えというのは、遺伝子を取り出してくみかえること。例えば害虫に強い作物の遺伝子を、そうではない作物の遺伝子と組替えて、農薬を使わなくても丈夫に育つものにする、といったシステムです。自然な営みの範囲を超えて、人工的に遺伝子を変えてしまうという点で、品種改良とは異なります。遺伝子組換え食品は、今のところは害はないと判断され市販されていますが、長期的にみてどんな結果が表われるかはまだ未知数です。それに、どの程度の範囲内に収めるか、その技術をどこまで用いるのか、倫理観が問われてもいるようです。

超な兄貴さん

遺伝子組み替えはその名のとおり遺伝子を組替えて、例えば耐病性や除草剤抵抗性などの遺伝子を他の植物からとりこんで品種を改良することです。
単に品種改良だと、受粉を同種の例えば農林○○号+農林○○号からコシヒカリなどを作るといった、遺伝子ではなく、他種の花粉、卵で受精して品種改良が行われる場合や、植物の細胞の細胞壁をとりはらったいわば、裸の細胞(プロトプラストという)の状態にして、細胞同士がくっつきやすくして、新しい融合細胞から新品種を作り出すなどさまざまな方法があります。

Tsuneさん

遺伝子組み換えは、バイオテクノロジーを用いて、顕微鏡下で、遺伝子そのものを操作して、希望の特性をもつ作物を作ることであるのに対し、品種改良は、昔ながらの、品種同士の交配により、少しづつ目的の特性をもつ作物に作り上げていくことですので、根本的に違うものだと思います。遺伝子組み換えを用いた方が、期間も短く、確実に目的の特性を持つ作物を手に入れることができるかもしれませんが、その裏に隠れた副作用、安全性などの問題を見過ごすわけには行きません。当面、時間はかかりますが、自然の品種改良の方が、安心だと思うのは、私だけでしょうか?

浜ちゃん

遺伝子を人間が酵素などを使って切り貼りして変化させるのが「遺伝子操作」、そして交配によって自然に起きる可能性のを選択的に進めるのが「品種改良」です。
普通、「品種改良」でもできるような作物を「遺伝子操作」で作ることは無くはないでしょうが非常に稀です。多くは、普通は交配できない別の生物の遺伝子を導入することによって自然界では存在しえない遺伝子を持つ作物を作ります。たとえば、ある虫が嫌う植物の遺伝子を大豆の遺伝子に入れることによって虫に食われない大豆を作ったりという事が行われています。


iammyさん

品種改良に用いる交配(異性生殖)自体がいわば『緩慢な遺伝子組換え』です。今日における『遺伝子組換え』とは生物が何百万年もかけて行うのと同等な遺伝子変更を一気に行う技術です。闇雲に忌避するのもどうかと思いますが,予想だにしない性質を持ったものができるリスクは品種改良よりずっと大きいでしょう。

白イタチさん

遺伝子組み替え食品とはある植物に目的に合った遺伝子を組み込んだ物で品種改良とは2つの物を掛け合わして新しい1つの種を作り出すことです。

かっくん

おそらく遺伝子組み替えというのはまったく別の物を組み合わせることではないでしょうか。異種生物同士って言うんでしょうか。たとえば植物に動物の遺伝子を組み入れるとかですね。可能かどうか知りませんが。品種改良は同種類の生物のいいところを組み合わせることだと思うんですが。よくあるのは稲ですよね。寒さに強い品種とコシヒカリとかね。そんな感じだと思うんですけど。
 この問題は結構注目しているんですが、過去には健康食品の製造過程でミスがあり死亡事件があったとも聞いています。(トリプトファン事件)今、特に問題にしたいのは、子供達に責任をもって安全な食物を与えていけるか?ということです。既にアメリカの大豆・トウモロコシ・小麦の遺伝子組み替え作物と普通の作物との比率は30〜70%位と言われています。コスト的に安い物には当然入っていることが予想され、予算の切りつめられている学校給食に入っていても不思議ではありません。学校関係者は密かに「もっとPTAから積極的に発言してくれたほうが助かるのに、あまり反応がないんです。」という実体があるそうですし...

この辺の議論を地域で活発化できるといいですね。

正答者の方々( 12名)です。ありがとうございます。
くろぅさん・あゆあゆさん・みかつうさん・kazuさん・TAKEさん・シャオリンさん・超な兄貴さん・Tsuneさん・浜ちゃん・iammyさん・白イタチさん・かっくん



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