おしえて№331 投稿者 さやさん
 魚のウロコは体を守るためって聞きました。
でも、ウロコのない魚っていますよね?そんな種類の魚ってどうやって体を守ってるんですか?あと、ウロコって体を守る以外に何か意味があるんでしょうか?

けんたさん

 魚の鱗は確かに体を守るためのものですが、それは外敵から守るためというよりも、塩分から守るためのものです。海の魚は体液の塩分より海水の塩分の方が濃いので、何もしなければ体の水分が海水中に浸み出てしまいます。逆に淡水魚は体液より水の塩分の方が薄いので水膨れになってしまいます。
 鱗は皮膚表面からの水分の出入りを抑制することで体内の塩分濃度の変化を防ぎます。鱗のない魚では体の表面に大量に分泌された粘液が同じようにして体を守っています。鰻などはヌルヌルしていますが、このヌルヌルがいわば鰻のウロコということになります。あと鱗の重要な役目としては水の抵抗を減らすということがあります。体の表面に鱗のような小さな凸凹があると、泳いだ時の渦の発生が押えられ結果として水の抵抗が減ります。これにより泳ぐためのエネルギーが節約できるわけです。鱗のない魚の粘液も同じように水の抵抗を減らす働きがあります。

とっちんさん

 ウロコ(鱗)は本来、魚の真皮が変化したものです。ウロコは外敵や寄生虫から身を守る役目を担っていますが、逆にウロコの間に寄生虫が入ってしまうケースも希に見られます。ウロコのない魚は(ウロコのある魚の)真皮がウロコに変化する過程での外敵から身を守る必要が少なかったからかもしれないですね。

超な兄貴さん

 うろこは衝撃から体を守る意味合いのほかにも乾燥から守るという効果もあります。爬虫類が両生類より乾燥に強いことからも説明できます。ちなみに、うろこがないように見える魚でも小さなうろこがあったり、粘膜で体を保護しています。

TAKEさん

 まずうろこのない魚についてですが、こういう種類のものは体表に粘膜を張って体を守っています。ウナギやドジョウなんかはぬるぬるして掴みにくいですよね、あれが代表的なものです。体表に粘膜を張るものは粘膜が水分を含む為に乾燥に強いという特徴もあります。(ウナギやドジョウは短時間なら陸を這って移動することがありますがこれは粘膜があるから出来ることなのです)
 体を守る以外の鱗の意味としては、逆立てることで体を大きく見せて相手を威嚇する為に使われることもあります。ハリセンボンの棘は鱗が変化したもので、体をふくらませるだけでなく棘を逆立てることで敵に襲われにくくすると共に繁殖期には雄同士が争うときに自分を大きく見せる為に使います。(自分を大きく見せるという点ではひれを広げるなどという方法もありますが)あと魚本人(?)にはあまり関係ないのでしょうが、鱗を見ると大体のところの魚の年齢が判ります。

のんきさん

 ウロコは水流の圧力を感受し、流れの速さと方向を知り、また温度刺激や塩濃度の検知器として働く細胞があるため、センサーの役目をしています。さらにウロコは魚の年齢を知る手がかりになるんだって。サバはお店で売られている時はウロコがないけど、ホントは細かいのがあって水揚げの時に落ちてしまい、またウナギやドジョウは皮の下に埋もれているそうです。

iammyさん

 体を守るには厚い皮膚があれば良く(鮫etc),鱗がなければいけない訳ではありません。鱗(というか鱗の体表配列)は泳ぐときの水の抵抗を減らす働きもあります。鱗付きの競泳用水着もありますね。

くろぅさん

 鱗は魚だけが持つものじゃないですね。トカゲやヘビにもあります。が、疑問の内容が魚なので魚のうろこについて回答します。魚に限ったことではないのですが、うろこの機能は体の保護乾燥に対する防御、感覚器です。サメなどの軟骨魚類のうろこは楯鱗(じゅんりん)と呼ばれ皮歯とも呼ばれます。これは発生上も構造上も歯と同じです。ふつうの魚のうろこは骨鱗と呼ばれそれにはコイなどに見られる円鱗とスズキなどに見られる櫛鱗(しつりん)に区別されます。これらは真皮中に生じた骨質の小板です。これは生涯成長し続けるため年輪のような成長線が見られます。ですから成長後にもうろこのない魚はいますが、もともと生まれたばかりの魚にはうろこはありません。

Tsuneさん

 大辞林によると、うろこは、魚類・爬虫類などで体を保護するため体表をおおう小薄片。表皮の外層が角質化したものや、真皮が硬化したものがある。それによって魚の年齢を知ることがある。 ということで、いずれにしても皮膚が硬くなったもののようです。そして、成長とともにうろこも大きくなっていくので、うろこを見ることにより、年輪のような、縞模様から魚の年齢を知ることが出来るようです。 また、うろこを持たない魚などは、皮膚そのものが硬かったり、粘膜で、体表を保護しているのだと思います。

浜ちゃん

 昔、鱗がもっと厚くて、体を覆っていた頃は体をまもるというのがウロコの役目だったのでしょうが、現在の魚は体を守れるほど固いウロコのものは極めて少数でしょう。ウロコは泳ぐ際に整流板として作用し、早く泳ぐために役立っているのではないでしょうか

ぶひぃーさん

 見えないだけでほとんどの魚に鱗はあったはず。まれに退化してなくなったのがいたとしても、それは粘膜とかで体を保護していると思います。鱗は体を守るだけでなく、水流を調節して泳ぐために役立っていたような気が…。
 ウロコにはいろいろな役目があることが分かりましたね。でも、普段食べるときはじゃまなんですけど。(^^ゞ
正答者の方々( 10名)です。ありがとうございます。
けんたさん・とっちんさん・超な兄貴さん・TAKEさん・のんきさん・iammyさん・くろぅさん・Tsuneさん・浜ちゃん・ぶひぃーさん

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