おしえて№58  投稿者 夢ママさん
皆さん、何気なく使っていると思いますが、「全然、美味しいー。」とか、「全然+肯定文」って、変じゃありませんか?
くろぅさん

 結論は、日本語の用例からするとおかしくはないです。
「全然」の第一義は、その事柄を全面的に否定する様子ですから、後に当然否定的表現が来ますが、俗に否定的表現を伴わず「非常に」の意味にも用いられます。三省堂の辞書で調べたらこのように載っておりました。
 ちなみに「ら抜き」言葉ですが、この可能動詞から「ら」が抜け落ちる現象はすでに大正時代から現れていたそうです。方言でも北海道・中部・中国・四国地方はこの表現が見られます。この件については文部省も寛大にとらえているようなので、そのうち発音しにくいRは除外されて「ら抜き言葉」が日常になるのではないでしょうか?
 方言で言えば、くろぅは生まれたときから「ら抜き言葉」を使ってるということになります。ですから、くろぅにとっては自然です。=^・。-^=

iammyさん

 もともとは否定(全然〜でない,これじゃ全然ちがう,etc)の強調表現に使われる言葉(≒まったく)でしたが,最近は単なる強調の意味(≒とても)に使われている様です.三省堂国語辞典(1983)には『全然(とても)大きい』という用法が俗語として載っていました.
私(昭和40年代生まれ)も『全然おいしい』『全然オッケー』には凄く違和感があります(^^;).

h00h1092さん

 全然+肯定文のときの「全然」は俗に「非常に」という意で用いられると辞書にありました。ということは、この「全然」はコギャルが言う「チョー」〜と言うのに置き換えられるのでしょうね。

シャオリンさん

 一般的には間違いだと思われていますが、本当は、間違っているわけではないんです。
実は、明治時代にも、打消しを伴わない「全然」が使われていたんです。
それが、廃れて、1952年には、「全然」を肯定分に使うのは、間違っているとする国語辞典が現れました。
 ところがその後、国語学者の松井栄一さんが、「全然」を肯定表現として使うのは、明治期の「全然」用法がいったん途切れて、また戦後に発生したものであるという考えを発表し、この説を多くの辞書も採用しました。
 1956年の「例解国語辞典」は「全然気に入った」という用例を載せています。
これと似た例で、「とても」があります。「とても」も、もともと打消しを伴う用法が伝統的でしたが、大正になって、「とてもきれいだ」といった使い方が目立ってきました。ですから、「全然」の新用法がいまだに認知されず、多くの人が違和感を感じるのが、とても不思議な現象だといわれているそうです。

patriotさん

 『全然』は呼応の副詞と言い、この言葉の後ろには否定の言葉がきます。
しかし、以下のHPにあるように後ろに否定の言葉が来ない言い方もあります。芥川龍之介もこの使い方をしていますので、けっこう古くからのものでしょう。でも、よく使われるようになったのはやっぱり最近ですよね。
参考URL→


とっちんさん

国語辞典によりますと以下のような意味もあります。
1.余すところのないさま。全くそうであるさま。「全然たる狂人」
2.残るところなく。すべてにわたって。すっかり。「全然秘密にする」
3.(下に打消を伴って)ちっとも。少しも。「全然知らない」
4.非常に。「ぜんぜんすてき」「ぜんぜんいかす」
ですから 肯定表現を強める 使い方もあるようです。

超な兄貴さん

 旺文社の辞書では。
 「通常は打ち消しの用法だが、打ち消しを伴なわない場合『非常に』という意味に使うこともある」そうです。

これは以外な展開でした。
実は学術的には正解であって、でも日本人には
ちょっとなじまないでいる不思議な言葉なんですね。

正答者の方々(12名)です。ありがとうございます。

iammyさん・h00h1092さん・胡蝶蘭子さん・mogumoguさん・
シャオリンさん・patriotさん・とっちんさん・超な兄貴さん・
Tsuneさん・JUNKさん・くろぅさん・浜ちゃん



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