釧路花忍(くしろはなしのぶ)は樺太花忍(からふとはなしのぶ)の湿原形です。カラフトハナシノブを道東の湿地で咲かせるとクシロハナシノブになり、クシロハナシノブを道東の湿地以外のところで咲かせるとカラフトハナシノブになってしまいます。つまり、環境が変わると別の花になってしまう花のひとつです。
氷河期から残っている希少な花と言われますが、道東の湿地帯では夏の身近な植物のひとつです。札幌ではエゾミソハギを盆花にするように、霧多布ではクシロハナシノブを飾って先祖を迎えるとのことでした。