曙草(あけぼのそう)は、星形に開いた白っぽいクリーム色の花びらの先に緑紫色の小さな点が散り、それより中央部寄りに黄緑色の丸いもようが2つあります。これらの点や模様を明け方の星に見立てて、その名がつけられたと言われています。森林公園内で、最後に咲く野の花がこのアケボノソウです。
昔は、森林公園中で見ることが出来たそうですが、今では散策路沿いにその姿を見ることは極めてまれです。今年、写真のようにきちんと育って咲いたアケボノソウは、これ1本しか見ることが出来ませんでした。あと5〜6本あったのですが、どれも花が咲いてすぐくらいに折られてしまって、本当に悔しい思いをしました。
公園内の散策をしていると、時々、綺麗だと言いながら何気なく花を折っていく人を見ます。折ってしまった花を押し花などにしてくれればまだあきらめがつくのですが、そういう人にかぎって、少ししぼんでくるとその場に捨てて行ってしまいます。こういうことを言っても仕様がないのかもしれませんが、その花が咲くのを楽しみにして、人によっては1日置きにでも見に来る人もいるのです。どうか、むやみに摘まないで欲しいとついつい思ってしまいます。
(写真をクリックすると、少し近くでとった写真を見ることができます)